尼崎市は以前より公民館事業が盛んで地区公民館6館と分館16館を有していました。当初は1中学校区に1館を目安にされていたそうです。
しかし財政難のため維持が困難となり、2013年4月には分館が廃止され地域団体にゆだねられました。その際移管先がないため4館が廃館となり現在12館が地域団体などに移管され運営されています。
それぞれ分館から地域学習館と名前を変え建物、土地は無償貸与されており3年間は補助金が出されています。
一部の学習館では図書館と連携して図書の貸出返却、予約図書の受け取りなど市民にとって便利な場所として活用されています。
建物はほとんどが築30~40年の老朽化した建物です。補助金がなくな ればよほど利用率が良くて高い利用料金を徴収しないと維持は難しいと思えます。
現在市は「公共施設の適正化」といって公民館だけではなく総合センター、地区会館など市民が利用する施設全般のあり方、使われ方、今後の方向性などを検討されています。
北難波小学校と梅香小学校の2校が難波の梅小学校に統合され、その梅香小学校の跡地に現在の中央公民館を含む複合施設が建設されるそうです。
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尼崎市では2016年に市制100周年を迎えるにあたり「あまがさき100年会議」が始動し先日基本方針などについて話し合われました。メンバーは市 長や市議会議長、商工会議所会頭など5名です。
尼崎市の市制施行日は1916年4 月1 日ですが、小田村と合併した際の記念式典の日である10 月8 日を「市制記念日」とし定めていることから100 周年記念日は2016年10月8日という事です。あと1年4か月ほどです。
尼崎100周年のfacebookページをご紹介しましたが、それに関連して福山市も同じ年の市制100周年を前にした、「福山市 何もないとは言わせないプロジェクト」というfacebookページを知りました。
福山市は人口約47万人の中核市。歴史的に有名な鞆の浦もあり、幕末の老中阿部正弘の福山城、最近では「ばらのまち」をPRして「ばら祭」があったり、本格ミステリー作家の島田荘司氏選のミステリー新人文学賞があったり、「ものづくりのまち」でもあるということで尼崎とも似通ったところがあります。 facebookページは昨年の9月創設で最初のページにハリウッドスターのヒュー・ジャックマンさんと市長が握手する写真がありました。なんと彼は映画「ウルヴァリン:SAMURAI」のロケを通して「鞆の浦」を大好きになって福山市の観光大使第1号を引き受けていただいたという事です。
「福山がハリウッド映画のロケ地に!」というページもあります。
2016年7月1日の市制施行100周年に向けた福山市の今後の動きを気にかけて行きたいところです。
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阪急武庫之荘駅南側歩いて約5分の所にある大井戸公園では今バラが見頃です。
ここには園内の計約1,400平方メートルのバラ園があり、約130種、2,000本のバラが楽しめます。 バラ園には「マリアカラス」「ステファニー・ド・モナコ」などの名前の美しいバラが見られます。
尼崎市内には他にもバラ園のある公園がいくつかありますが、ここ大井戸公園が一番規模が大きいのではと思われます。
専門の管理の方以外にも月に1度花柄摘みや除草などの作業をボランティアの方がされているそうです。
大井戸公園では園内散策も楽しめますが、他にフリーマーケットやイベントが季節ごとに行われ広い空間を市民が活用しています。
園の南東隅には古墳時代後期(7世紀頃)のものといわれている大井戸古墳(直径約13mの円墳)があって案内板もありますが、古墳というよりうっそうとした小山としか思えません。昭和43年に調査されたあとは盛り土して保存されているとのことです。
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海抜表示板が市のコミュニティ連絡板(557ヶ所)と市バスの停留所(481ヶ所)に設置されているのをご存知でしょうか。
市のホームページ内の防災対策課のブログによると、これは市民の皆様に、その位置の地盤高をご確認いただくことにより、普段からの防災意識の向上に役立てていただくことを目的に設置されたということです。
ご近所の連絡板とバス停の表示をチェックしました。
尼崎市では高度成長期の工業水くみ上げにより地盤が低下し、1950年のジェーン台風では高潮被害をこうむり、その後防潮堤建設により海抜0m地 帯が広がっています。
地理院地図(電子国土Web)というサイトでは地図上で右クリックするとその場所の住所、緯度、経度とともに海抜も表示されます。
尼崎市内あちこちをクリックしてみました。JR線近辺で海抜0~2m位、阪神大震災で被害を受けた築地地区でマイナス1~0m位、阪急園田駅以北でも3~5m位です。市内北西部にある産業技術短大あたりでようやく12m位です。もちろんこれ以上これ以下の数値の箇所もあるでしょうが、やっぱりというか尼崎市は低地ということが分かります。
将来おきるかも分からない地震で津波が発生すれば尼崎市内の被害は甚大なものになると思われます。
この「海抜表示板」が市民の意識を高め、避難場所の確認やいざという時の準備や心構えなどを促すという意味で役立てばいいのでしょうが、まだまだ市民の方に周知されていないようなのが残念です。
尼崎市のホームページが必要な情報を探しにくいし、情報発信もなされていないとは思っていました。昨年リニューアルされたことをご紹介してから1年間見てきましたが、色合いやアイコンなどは見やすくなっていますが、内容そのものはほとんど変わっていないようです。結局表紙が変わっただけという印象です。なかなか難しいものです。
今回ご紹介するのは市のいくつかの課のfacebookページです。?右サイドにまとめてリンクを作ってみました。
「あまらぶ」では都市魅力創造発信課で取り組んでおられるイベントや企画のご紹介があります。「園田競馬場 朝焼け見学・撮影ツアー」があるということです。他にもフォトコンテストや写真展など興味深い話題は満載です。これを市のホームページでご紹介されていないは不満なところです。 尼崎市立地域研究史料館は毎日のように情報を提供していただいています。「尼崎の街道と史跡案内板」が設置されたことはこのfacebookで知りました。また次にご紹介する「尼崎市100周年公式facebook」がスタートしたこともここで教えてもらいました。
大正5年(1916)に市制を施行した尼崎市は、平成28 年(2016)に市制100周年を迎えます。この100周年に関する情報を発信する公式facebookがスタートしたということです。この春に市の企画財政局に「市制100周年記念担当」が設置されました。
100周年まで2年を切りました。これからどういう取り組みがあるのか見ていきたいと思っています。
これら以外のページもまとめてあるので見て下さい。
facebookページにアクセスしていいね!ボタンをクリックすると自分のタイムラインに新しい記事が次々と表示されていきます。情報共有には大変便利ですが、facebookアカウントを取らないといけません。実名とアドレスを提供する必要があります。
アカウントを取らなくても公開されているのでアクセスするとページは読むことができます。
ホームページは何かを調べる時に使い、情報を得るにはもっぱらfacebookに頼る方がいいかもしれません。
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