神戸新聞によると
日の丸条例」可決か 修正案本会議提出へ 尼崎市会 <o:p></o:p>
兵庫県尼崎市内の公共施設に日の丸を常時掲揚する条例案について、公明党市議団が、委員会で否決された修正案を26日の本会議に再び提出する方針を固めた。公明とは別の会派が2月に提案して以降、議会審議は異例の展開をたどっているが、本会議では一転、可決する可能性がある。<o:p></o:p>
同条例案は2月、最大会派「新政会」(11人)が議員提案したが、委員会で継続審議となった。6月15日に公明党が対象施設から学校を除くなどした修正案を提出。同18日の総務消防委員会で、原案、修正案ともに賛成少数で否決された。<o:p></o:p>
公明市議団で議論したところ、「委員会の議員が会派の意見を代表しているわけではない」「賛成者を合わせると可決できる可能性が高い」との声が上がり、本会議での再提案を決めたという。<o:p></o:p> 市会会議規則では、議決された案件を同一会期中に再び提出することができないと定めているが、市会事務局は「委員会と本会議は審議の段階が異なる」として認める方針。<o:p></o:p>
市会関係者によると、原案を提出した新政会や他会派も、公明の修正案に賛成する見通し。
要するに18日に総務消防員会で賛成少数で否決された修正案を本会議(定数41、過半数21)で
新政会11(議長を除くと10)と公明党9プラス同調する他の会派の議員が2名以上いれば過半数がとれるということで再度提出するようです。いったん委員会で否決されたものをまた提出するなんて・・・普通では考えられません。このような重要な案件は議論をつくして市議会議員全員が納得するようなものでないと市民に説明できるとは言えません。数の論理で過半数をとったからというのであれば今後またどんな案がでてくることになるか心配されます。
よく引用される言葉に、「政治屋(politician)は次の選挙のことを考える。政治家(statesman)は次の世代のことを考える。」 議員さんたちは次の世のことより次の選挙のことを考えてらっしゃるのかもしれません。
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