市内の阪神尼崎南側にある櫻井神社。中央図書館を訪れる際に前を通ることは何度かありましたが、初めて訪問しました。
1711年(宝永8年)尼崎藩に徳川譜代の松平氏が入封し松平忠喬から松平忠興まで歴代の7藩主がまつられています。最後の藩主松平忠興が朝廷に恭順を示し、松平から櫻井に改姓したそうです。
その最後の藩主櫻井忠興は明治10年西南戦争が勃発した際に救護団体「博愛社」を設立し、医師や看護夫などを伴い、長崎や熊本、鹿児島などで敵味方の区別なく傷病者の救護にあたり ました。その「博愛社」が日本赤十字社の誕生の先駆けとなったそうです。その旨が櫻井神社境内に記されています。またその精神を受け継いで 尼崎市内で最初の幼稚園である「博愛幼稚園」はこの神社の境内に誕生したそうです。
この神社がそのような歴史を持っているということを、外観があまり目立たないということもあって今まで知らずにいました。
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以前「忍たま乱太郎」の登場キャラクターの名前が尼崎市内の地名に由来しているということをご紹介しました。市内あちこちで「潮江」「食満(けま)」「善法寺」などゆかりの地を訪れている人がいらっしゃるそうです。「聖地めぐり」と言われるそうです。
尼崎の地名に関心が深まっていることに応じて「あまがさき・地名めぐり」のマップが出来ました。「あまがさき街のみどころご案内所」(阪神尼崎駅北側JTB営業所内)の発行です。
地名をみると、海岸線が昔がもっと北にあったことがよくわかります。長洲とか杭瀬とか大物とか、河口があって砂州ができて杭が打たれてそこが材木などの大きな建材の集まるところになったのかなというイメージがわきます。
他にも武庫之荘の北のほうでは「時友」「友行」「常松」などは町名では残っていませんが、新田を開発者の名前がバス停などにあります。
「忍たま」に興味がなくても、地図を見ながら歴史に思いをはせることができます。
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宝塚のまちの魅力を再発見し宝塚への愛着を深めてもらうことを目的にした「宝塚学検定」が3月に実施され、受験しました。
たまたま2月に園田女子大学名誉教授の田辺眞人さんの講座を受けた際にこの検定があるのを聞きました。その時に公式テキスト「宝塚まちかど学」(神戸新聞総合出版センター)を買ってこの本の内容から出題されることを知り、「面白そう。」と軽いノリで申し込みました。対策セミナーも2回行われ田辺眞人さんや文化プロデューサーの河内厚郎さんなどの講義があり、行政の講師はつまらなかったけれど、他の方のお話はとても興味深いものでした。
4択の100問で70点以上が合格なのですが、やはり「試験」というのは緊張するものです。テキストにマーキングして、一夜漬けとは言えなかなか勉強になりました。一応尼崎市に住む前は鷹塚市に住んでいたので、難読地名とかは知っていたのですが、遺跡の名前とか市の北部の方はあまりなじみがなくて知らなかったことも多く、今回知識も増えたので、今後宝塚市民に会ったら「宝塚市の市花はスミレだけれど市鳥は何か知っている?」など知識をひけらかしたいものです。
一応先日無事合格証とピンバッジが送られてきました。179人受験して 172人合格、平均点88点でした。ちなみに私は92点でした。
今回は初級のみで来年は中級の試験があるそうです。
次は「尼崎学検定」を受験してみたいものです。
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