武庫川女子大学の甲子園会館はフランク・ロイドの弟子にあたる遠藤新の設計により1930年甲子園ホテルとして建てられたものです。
ホテルして使われた期間は短く戦後は米軍に接収されたのち大蔵省の管理下におかれ1965年武庫川学院が譲り受けました。現在は建築学科の校舎になっています。
以前見学で内部を見学しましたが随所に設計者のこだわりが感じられました。
遠くから見る姿も武庫川の松林の中に荘厳な雰囲気を見せてくれます。
このライトアップは10回目という事ですが初めて行ってみて、その人気に驚きました。
建物全体のライトアップ、またコーラスなどのパフォーマンスの披露、また校舎内での学生の建築模型の展示などを見て回るのも楽しいのですが、学生の手作りの灯りに照らされた竹林や庭の池に映える紅葉も素晴らしいものでした。