今密かなブームというかもう結構人気になっている「工場萌え」。コンビナートや工場のパイプや煙突やタンクなどの構造美特に夜間照明に浮かび上がる姿を愛する人が増えてきています。
そういう方たちを対象にこの尼崎で8月22日に尼崎工場夜景ツアーが行われました。すでに千葉や四日市や北九州など各地の工業地帯と言われている所でも同じようなツアーが企画されまちおこしになっているようです。
阪神尼崎駅に集合してバスで写真家小林哲朗さんとご一緒にお勧めのポイント2~3か所を回るツアーです。7月に第1回が催され、今回定員の3倍の申し込みがあったそうです。
小林哲朗さんは 今年の1月阪神尼崎駅南側すぐ旧発電所レンガ倉庫で開かれた阪神沿線工場写真展で作品を拝見させていただきました。
10年間保育士をなさっていて、その間撮りためた写真で写真集を3冊出版。2012年に写真家へと転身されました。「廃墟ディスカバリー」「工場ディスカバリー」などの著書があります。
小林さんの解説では尼崎は工場と撮影場所が近いので迫力ある写真が撮れるという事です。色々な光に照らされた尼崎の工場の魅力的な姿を参加者はカメラに収められたようです。(写真は関西TV夕方のアンカーより)
今後も定期的にツアーが組まれるようで楽しみです。
追記:ドリーム観光のツアーで9月27日(金)から11月30日(土)まで5回予定されています。いずれも18:30阪神尼崎北側からバスで出発小林氏も同行しておススメポイントを3~4ヶ所回る予定という事です。
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「尼崎ひったくり撲滅キャンペーン2013 ~わたしたちは許さない~」の「キック
オフイベント」が阪神尼崎駅北側の中央公園でおこなわれました。
市長自らが先頭になって「警察等の関係団体や地域住民、企業等と一体となり、街頭犯罪への取り組みを強化し、尼崎市からひったくりを撲滅し、安心で安全な市民生活を確保する」という趣旨の「ひったくり撲滅宣言」を行い、その後自転車のカゴを覆うひったくり防止カバーなどが配布されました。
市では今後ひったくりを撲滅するためにひったくり対策講座を開いたり、発生現場に看板設置を予定しているそうです。
市のHPの記者発表資料によると
全国、兵庫県及び本市の過去3年間のひったくり件数は以下の通りです。
H22 H23 H24
全国
14,559件 12,476件 10,083件
兵庫県
575件 699件 748件
尼崎市
164件 211件 258件
都道府県別では大阪府(1,687 件)、埼玉県(1,309 件)がワースト2(平成24 年)。
ちょっと驚きの数字です。兵庫県での発生件数の約3分の1が尼崎で発生しているとは知りませんでした。ここは本気で取り組んでなんとかひったくりを撲滅したいものです。(写真はベイコム地元ニュースより)
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8月25日(日)に NPO法人プロジェクトK の主催で尼崎小田公民館で『自治体から日本を変える!』~関西若手改革派3市長と会場参加型ディスカッションというイベントが開催されました。関西若手改革派として稲村和美尼崎市長、倉田哲郎箕面市長、山下真生駒市長の3人がパネラーを務められました。
NPO法人プロジェクトKというのは別名「新しい霞ヶ関を創る若手の会」で2003年秋に霞ヶ関の構造改革を目指す若手職員によって結成された組織です。Kは霞が関、公務員、改革のKだそうです。
官民の様々なセクターで活躍されている方々が垣根を超えて交流を深める『架け橋』という企画をされておりその第17回目で関西発のものを尼崎で開催されま
した。
パネラーの倉田箕面市長は元中央の官僚ご出身、箕面市では保育所と幼稚園の担当部署を統合「子ども部」として働くお母さんのために私立幼稚園も活用できるという事です。また市立学校の人事権を府から市へ移譲されたそうです。
山下生駒市長は前職が弁護士で住民運動から推されて市長になった方です。懸案の民間指定管理者による病院の建設起工式をこの日の午前に終えられたということです。
稲村市長は尼崎市の生活習慣病予防への取組みなど課題解決先進都市としての尼崎をアピールされていました。市民の健康と医療費の抑制を考え、予防に重点をおいた取組みは国にも注目されているということです。また問題解決のために議論を深めていきたいというお話です。
役所や議会との人間的なつながりの難しさや地道に改革をやっていく難しさ、情報の出し方に工夫が足らない、厳しい財政状況で優先順序をつけるのならもっと分かりやすくしないといけないことや伝え方の難しさなどなど3市長から熱意が伝わるディスカッションが行われました。
パネルディスカッションの後、参加者全員によるグループディスカッションと発表などがありいずれの様子もUSTREAM中継が行われ録画も視聴することができます。私は参加できなかったのですが、せっかくですのでご紹介しました。
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