みなさんこんにちは、はぴです^^
さてお知らせしたようにAsRockマザーでPI-1.0.0.4 Patch CなるAGESAコードの更新バージョンを含んだBIOSが続々とアップされました。
2018年11月16日現在の情報なので、各マザーの更新状況はその都度確認していただきたいと思います。
このBIOSバージョンにてAthlon 200GEのPCI-Express Gen 3 x4レーンの拡張スロットが認識されるようになりました。
以下、確かめてみました。
なお、下の写真、拡張スロットにNVMeを4枚使ったRAIDボードが搭載されていますが、理由があります。
マザーボードはAsRock B450 Gaming ITX/ACを使用しています。
BIOSバージョンはP1.30となっています。AGESA 1.0.0.4 Patch Cと「Patch C」と表記されているのがポイントです。
ここが、今まで認識しなかった拡張スロット部分。
無事、「AMD Raven - PCIe GPP Bridge[6:0]」と認識されています。
でもなぜかPCI-Express Gen 3 x4のはずですが、なぜかPCI-Express Gen 3 x8と認識されています!!
8レーンも認識されているのか?とおもいNVMeRAIDカードを使用しているわけです。
2本目の「AMD Raven - PCIe GPP Bridge[6:0]」の部分。
これは、チップセットとの接続で、PCI-Express Gen 3 x4
と公式の発表通りの接続レーン数となっています。
3本目の「AMD Rave - PCIe GPP Bridge[6:0]」です。
こちらは、APU直結のM.2スロットに接続されているのですが、PCI-Express Gen 3 x4レーンです。
公式にはx2レーンなので、2倍になっています。
これはちょっと嬉しい帯域幅ですね。
APU内部の接続に関しては、以前のものと変わらず、「AMD Raven - Internal PCIe GPP Bridge 0 to Bus A」は、内蔵GPUのRadeon Vega 3との接続。x16レーンを確保。
APU内部の接続、2本目「AMD Raven - Internal PCIe GPP Bridge 0 to Bus B」は、S-ATAコントローラーとの接続。x16レーンを確保。
APUのM.2スロットのCrystalDiskMarkの測定結果です、PCI-Express Gen 3 x4接続を裏付ける3GBオーバーのシーケンシャルリードの値です。
AsRock B450 Gaming ITX/AC APU接続 M.2 PCI-Express Gen 3 x4表示
(帯域理論値32Gb/s=4GB/s) INTEL SSD 760p 256GB
CrystalDiskMark 6.0.2 x64
SeqQ32T1 Read 3151.9MB/s Write 1207.5MB/s
4KQ32T1 Read 794.8MB/s Write 603.7MB/s
Seq Read 325.3MB/s Write 244.6MB/s
4K Read 51.73MB/s Write 126.6MB/s
Athlon 200GEの拡張スロット側のCrystalDiskMarkの測定結果です。値としてはPCI-Express Gen 3 x4に準拠した測定結果となっています。
HWinfo64の表示がx8となっているので、表示上x8となっているだけなのかもしれません。
AsRock B450 Gaming ITX/AC 拡張スロット接続 PCI-Express Gen 3 x8表示
(帯域理論値64Gb/s=8GB/s) Samsung 960PRO 512GBx4 RAID 0
CrystalDiskMark 6.0.2 x64
SeqQ32T1 Read 3570.8MB/s Write 2545.5MB/s
4KQ32T1 Read 975.5MB/s Write 889.6MB/s
Seq Read 239.6MB/s Write 182.2MB/s
4K Read 40.71MB/s Write 97.09MB/s
Athlon 200GEも、このAGESA 1.0.0.4 Patch CのBIOSアップデートで拡張スロットも使えるようになりそうです。
各マザーボードメーカーも追ってBIOS更新が始まるでしょうから、これで使いやすくなりますね。
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