こんにちは、相変わらず花粉症で鼻グズグズ中のはぴです^^
去年ZENコアベースのRyzenが発表・発売されましたが、サーバー向けにもOpteronの後継としてZENコアの「EPYC」シリーズが投入されていました。
・・・捕獲してみました。
マザーは先に到着済みでしばらくお飾り状態でした。
SP3ソケットと呼ばれるものですがTR4ソケットと形状が同じものです。
とはいえThreadripperなCPUは搭載不可能。
こんな組み込みになります。KGPE-D16+Opteronを彷彿とさせます。
CPUクーラーはNOCTUAのNH-U14S TR4-SP3を使用。TR4クーラーと互換性がありますので、TR4対応クーラーはSP4対応でもあります。
Windows 10はサポート外のようですが、インストールも出来、起動も問題ありません。暗号化コントローラーなるドライバが認識されませんがそれ以外は正常に認識されている様子。
Radeon Vega Frontier EditionはEPYCシステム上だとクロックが正常に認識されず;;
NUMAノード数としては、8個になります。
コア数は64コア、スレッド数は128スレッド。
CINEBENCH R15を回してみました。
EPYC 7501
CINEBENCH R15
OpenGL 84.99fps
CPU-Multi 5779cb
CPU-Single 118cb
Opteron 6376 64コアのCINEBENCH R15はMulti 2058cb(Single 46cb)だったのでIPCの向上はAMD CPUにとっては一番良い結果をもたらしているといえます。
消費電力
Windows 10起動後 アイドル時 167.4W
CINEBENCH R15 負荷時 469.5W
CPUの負荷で500W近い消費電力となります。
GPUの負荷はさらに上乗せとなりますので、1000Wクラスの電源は必要不可欠ですね。
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みなさんこんにちは、はぴです^^
Uターンして戻ってきた台風10号が東北・北海道を縦断していきました;;
自然災害はおそろしいものです><
前回サーバー機にて、ASUS KGPE-D16からSuperMicro H8DG6-Fにマザーを換えてからです。
以前にSocket G34対応のドデカCPUクーラーを載っけていたんですがH8DG6-Fマザーですと、拡張スロットの1番目が干渉してしまいカードを搭載するうえで不便になってしまいました。
このときはNOCTUA製のNH-U12DO A3という120mm角ダブルファンの製品。
そもそもSocket G34対応ということで選択肢が少なくなってしまいます++
で、こんかいは同じNOCTUA製のNH-U9DO A3というものに交換することに。
クーラーの形状はほぼ似ていて90mm角ファンを使用しているため大きさが小さくなっているようなものです。
ダウンサイジング・・・ですか^^
取り付けの手順は省略します。
一気に取り付け!
CPU側の拡張スロットにも干渉しない大きさになっております。
拡張スロット周りの構成も楽になりました。
ついでにRAIDカードも位置を変えることにしました。
一番下の拡張スロットはPCI Express 2.0x4の帯域でRAIDカードのPCI Express 2.0x8に帯域に合わなかったものですから・・・^^;
気づくと拡張スロットにカードが埋まってしまいます。
そして前回のKP41エラーと再起動のトラブルについてですが・・・
メモリスロットの位置を変えても同じ症状が!!!
メモリ不良確定!!!
スロットの位置を変えたところ、同じメモリで症状が発生!@@
P1-DIMM2AからP1-DIMM1Aの位置に変更したところエラー><
このメモリは急遽修理に送ることにしました(RMA対応とのこと、永久保証なんですがどうなるのやら)
その後は、同じエラーは発生しておりません。
メモリのトラブルは思わぬ症状を引き起こすのでみなさんもお気を付けください**
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はぴです^^
ASUS KGPE-D16からSuperMicro H8DG6-Fに換装し順調に稼働しておりました^^
しかし、しかしながらです@@
不意の再起動発病!・・・またもやKP41病の悪夢?!
な、なにがそうさせるのか・・・
しかし、そこはSuperMicroなサーバーマザーH8DG6です。
次の画面を表示してくれました^^;
BMC Responding
Node0: DRAM uncorrectable ECC Error
Node1: HT Link SYNC Error
Node2: HT Link SYNC Error
Node3: HT Link SYNC Error
とのこと・・・
これってばつまりメモリが故障している可能性が高いっていうことですかね?
このH8DG6-FにはBMC、Base Management Controllerと呼ばれる管理用のコントローラーを標準装備していて、本体とは別管理のハードウェア監視・リモートコントロール・記録を行ってくれるサーバーには必須といわれるものが備わっています。
そのおかげで、どこでどんなエラーが発生したのかを教えてくれるというもの。
ちなみに、ASUS KGPE-D16にはオプション扱いとなっていて「ASMB4-iKVM」というパーツを用意しないとその機能が装備されません。
BMCが標準搭載されているこのマザーでは、BIOS画面でそのエラーログが記録されています。
Multi-Bit UECC Memory Error
DIMM LOCATION : P1_DIMM2A
そのほとんどのエラーがP1_DIMM2Aスロットでのエラーを示しております。
メモリエラーが起因している現象のようですね。
このメモリが故障しているようです・・・
DDR3メモリを調達しないといけないです。
これで原因が特定出来ればうれしいんですが。
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みなさんこんにちは、ようやくお盆休みに入ったはぴです^^
暑さも熱いんですが、一頃よりは落ち着いたようです。
さて仕事用にも気に入っておりますAir540ケースを使用したサーバー機・・・
原因不明の不意の再起動やKP41発病による再起動などなど頻発してきており前回電源ユニットを交換し、その時に軽く掃除も行いメンテナンスしました^^
・・・
・・・・・・
がっ!再び再起動のKP41病が発生!@@;
電源じゃぁ無かったのね**;
で、この暑さの中血迷ったのか究極の手段に打って出ることにしたのです。
そうだ!マザーを換えてみよう(脳内思考半分ほど停止)
ASUS KGPE-D16もOpteronマザーとしてはお手頃な使いやすいマザーなんです。
原因がハッキリしないので出費も痛いところ(マザーを換えたおかげで原因がわかったっぽいんですが><;)
今回は、前回とは違ってフルメンテナンスします。
マザーまでのパーツを一切合切取り外します。
OpteronマザーなのでUSB 3.0拡張カードも取り付けておりました。
ケースにUSB 3.0ポートがあったのでそれの活用用に増設してあったものです。
このマシンの肝である、RAIDカード、MegaRAID 9265 8iです。すでにレガシーカード化されていてます。
AMD系列のサーバー用マザーはPCI-Express規格がRev. 2.0の物ですので、昨今のRev. 3.0の物は実力を発揮できません。
今年末(来年です?)に出るであろうZENを使用したサーバー用CPUが出てくれば最新のPCI-Express規格が使えることになるでしょう;;
CPUクーラーもすべて取り外して行きます。
デュアルCPUとなるとCPUクーラーも2個あるので取り外し、取り付けも時間がかかります。
ようやくASUS KGPE-D16マザーが見えてきました。
このAir540ケースはSSI-EEBマザーは入りません。そのままでは++
タップでネジ穴を開けることでSSI-EEBマザーが入るようになります。
ピッタリとSSI-EEBマザーが入るようになります。
そしてマザーの真打ち登場です。
サーバー用マザーといえばSuperMicroさんですよ、ワトソン君(誰?)
サーバー機としても定評のあるメーカーです。
Dual-Opteronマザーとしては定番の「H8DG6-F」!
ASUS KGPE-D16と似たスペックを持ちますが、KGPE-D16よりも高スペックな製品に仕上がっていて、贅沢な仕様となっております。
チップセットがAMD SR5690 x2 + SP5100とノース2個搭載の贅沢仕様(KGPE-D16はAMD SR5690 1個 + SP5100の片肺仕様)
このため拡張スロットがPCI Express 2.0x16が3本、PCI Express 2.0x8が1本とPCI Express 2.0x4が2本すべてフルに使えます。
オンボードSASコントローラーもPCI Express 2.0x8接続で同時使用が可能。
(KGPE-D16ですと、PCI Express 2.0x16が2本、PCI Express 2.0x8が1本、PCI Express 2.0x4が1本、PCIスロット1本となります。)
今回の組み上げではCPUクーラーもそのままNOCTUA製の物を流用したので、CPU側の拡張スロットが塞がれて使用出来ません。
これについてはより小型のCPUクーラーに換装して使えるようにしたいと思います。
通常それぞれの拡張スロットはオンボードチップ等と共有されていて一部使えなくなったりと制限があったりします。
しかし、このマザーでは6本の拡張スロットがフルに制限なしで使用できます(もちろん使用するカードの大きさ・厚みにもよる)。
AMDプラットフォームだと世代的に機能面で劣ります。USB 3.0や昨今の機能を追加するためには拡張カードが必要になりますので、これらの拡張スロットが制限無く使えるというのはAMDユーザーにとってはありがたいです。
このマザーにはSAS 2008コントローターがオンボードされています。
SP5100からのS-ATAコネクタ6ポート搭載。
組み上げてゆきます。
サーバー用マザーならではの緑色の基板と無骨なデザインがまたカッコいい^^
ネジ穴タップ済みのケースにピッタリサイズ。
改造済みのケースなので特に問題なく取り付け完了!
KGPE-D16とはネジ穴の位置が1,2個ほど違いますので、それを確認・取り付けなおしてから搭載しました。
今回、ファンもすべて清掃しオーバーホールしました。
大掛かりな作業になってしまいました。
CPUクーラー取り付け。
CPUクーラーを取り付けると途端に作業が手狭な空間で行わなければいけなくなってしまいます。
とりあえずCPUクーラーの流用作業も完遂。
・・・ま、これよりも小さめのクーラーに取り換えるんですけどね^^;
ちょっと大きすぎ>w<
CPUクーラーがデカすぎて1番目の拡張スロットが干渉してしまいました><
後で小さめのクーラー仕入れないと@@;
あとは、残りのパーツ群を同じように取り付けていきます。
記事を作成して気づいたんですが、RAIDカードのMegaRAID 9265-8iなんですが、一番最下の拡張スロットに取り付けたんですが
ここってPCI Express 2.0x4の帯域幅しかありませんでした;;
MegaRAID 9265はPCI Express 2.0x8対応なので実力が発揮出来ていません。
後日取り付けなおそうと思います。
OSインストール前にBIOS画面を拝みます。
Opteron系列ともこんな長くお付き合いするとは感慨深いです^^;
最近流行りのUEFIではありませんが安定度は抜群です。
MegaRAID 9265の設定画面も特に問題なく動作。
KGPE-D16を使用しているときにあった、2ソケットCPUを使用しているとこの設定画面が異常に遅くなるという不思議な現象も皆無。
快適に操作・設定できました。
RAID 10での容量確保も終了。
なんだろうWebBIOSがとても使いやすくなってる(反応が良いという意味で・・・)
KGPE-D16になにかあったんでしょうね**
OSも一度クリーンインストールし無事に立ち上げ終了となりました。
Windows 10 Aniversary Update 1607についてはKGPE-D16使用機ではアップデートが出来ず、クリーンインストールで成功しました。
今回もクリーンインストールで行いました。
途中でアップデート出来ない場合にはクリーンインストールしたほうが無難なようです。
安定のSuperMicroマザー導入でどうなるサーバー機、問題なく常用してくれるんでしょうか・・・
そしてKP41病は再発するんでしょうか?
ついに原因が判明するっぽい?んですけどね^^;
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こんにちは、はぴです^^
Opteron 6376なサーバー機のCPU性能を測ってみました。
CINEBENCH R15
CPU 2058cb
CPU-Single 46cb
CINEBENCH R15ですとCPUコア数も正常に認識されます。
測定誤差が多少あります。
やっぱINTEL製CPUとは比べるべくもないですがねぇ^^;
CINEBENCH R11.5
CPU 22.28pts
CPU-Single 0.49pts
こちらだとCPUコア数が半分に認識されていますが、ベンチ設定を64スレッドにしてタスクマネージャーで見ると全CPUが測定中は動作しているようなので64スレッドでの測定は行っているようです。
来年にはZENアーキテクチャなOpteronが登場する予定ですが、INTEL製CPUと互角に張り合えるような性能に仕上がってほしいです。
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