みなさんこんにちは。
ここ最近の急激な寒さに凍えているはぴです。暑かった夏を忘れるくらい寒いです。
さて、Ryzen Embedded Vシリーズにドはまりしています。(3950xとかTRX40とかも興味津々ですよ?)
NUCタイプのUDOO BOLTはコンパクトでそれなりの性能そしてACアダプタ駆動と丁度よい具合にまとまったAMD製品となっています。
一般的なMINI-ITXマザーでRyzen Embedded Vシリーズを搭載するとなるとちらほら見受けられるようになってきましたが一般向けではなくまだまだ敷居が高いです。
その一般向けではない産業向けのマザーとしてAIMB-228なるものを仕入れてみました。
今回はその実力を(適当に)調べてみました。
拡張スロットが装備されているので、M.2 NVMe SSDを搭載するためにSST-ECM25を用意。
SSDの種類・メーカーによって認識しないトラブルが発生するも次に進みます。
一般向けでは怒らないみたいです。後日、記事にする予定。
今回のNVMe SSD 960 EVOは認識したことを確認。
拡張スロットはPCI-Express Gen.3 x8レーン出ていますが、NVMe SSDはx4レーン使用します。
AIMB-228 Ryzen Embedded V1605B(Zenコア 25W) メモリDDR4-2400(Dual)
CrystalDiskMark
SeqQ32T1 Read 3044.6MB/s Write 1493.2MB/s
4KiBQ8T8 Read 806.9MB/s Write 707.4MB/s
4KiBQ32T1 Read 298.8MB/s Write 220.3MB/s
4KiBQ1T1 Read 39.26MB/s Write 114.7MB/s
AIMB-228 Ryzen Embedded V1605B(Zenコア 25W) メモリDDR4-2400(Dual)
CINEBENCH R15 SCORE
OpenGL 18.23fps
CPU(Multi Core) 252cb
CPU(Single) 115cb
AIMB-228 Ryzen Embedded V1605B(Zenコア 25W) メモリDDR4-2400(Dual)
ファイナルファンタジーXIV漆黒の反逆者 標準品質(デスクトップPC) 1280x720
SCORE 2432(普通)
AIMB-228 Ryzen Embedded V1605B(Zenコア 25W) メモリDDR4-2400(Dual)
ファイナルファンタジーXV 標準品質 1280x720
SCORE 605(動作困難)
CINEBENCH R15の結果は予想よりも低い結果が出ました。
Carrizoコア採用のA10N-8800クラスです。しかしシングルは大きく上回っている模様。
UDOO BOLTのベンチ結果が良すぎる?かと思えてしまうほど。
FF XIVベンチも同じように低い性能となっています。
FF XVベンチはこのクラスのAPUでは「動作困難」。プレイすること自体無理な話です。
続きまして消費電力の概算値です。
AIMB-228 Ryzen Embedded V1605B(Zenコア 25W) メモリDDR4-2400(Dual)
消費電力 Windowsアイドル時 25.6W
CINEBENCH R15実行時 32.8W
FF XV実行時 32.8W
FF XIV実行時 32.5W
UDOO BOLTよりも性能を抑えているので消費電力も低く出ています。30W前半で制限しているような動作に見えました。
消費電力重視で見る分にはZENコアAPUとして良好なコンパクトPCが作れるという評価でしょうか?
UDOO BOLT並みの性能でMini-ITXマザーと予想していたのでちょっと残念な結果に。
しかし発熱もあまりなくA10-8800や、Athlon 5350(Kabini)、Athlon 200GE(ZEN)で組むよりも低消費電力というのはプラスポイントと思われます。
オーディオPC用にAthlon 200GEを使用したMini-ITXマザーを組んでおりますが、筐体が温かく熱を持ちます。
Ryzen Embedded Vシリーズに入れ替えればより低発熱・低消費電力を実現できます。
AMD環境での低消費電力系APUとして魅力的なRyzen Embedded Vシリーズです。
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