皆様、大変ご無沙汰しております。はぴでございます。
今年は、大きなイベントが多々ありブログ更新も滞っていたんですが、PC自作パーツはいろいろ弄っていおりました。
12月15日にはデーターアシスト様のご厚意に「AsRock TRX50 WS」を入手することが出来ました!ありがとうございます!
石(CPU)については発売日に衝動にかられ捕獲することに・・・社長スミマセン!!
・・・でやりたかった自己満足ベンチをやってみようかとちまちま構築しておりました。
前回はGen5 SSDを4枚使用したRAID 0を構築してみたんですが
今回はGen5 SSDを8枚使用してRAID 0をやってみます!
まず「AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD Gen.5]を2枚使用して、Crusial T700 を載せました。
付属のファン付き放熱板を取り付けて準備完了。
発熱は多そうなので熱ダレが心配です。
AsRock TRX50 WSでのUEFI設定画面です。
メモリ速度はXMPプロファイルにてDDR5-5600に設定
拡張スロットを「x4x4x4x4」に設定。
スロット1とスロット3スロット4がGen5に対応しています。
「x4x4x4x4」に設定できるのはスロット1とスロット3になります。
スロット4は端子がx16形状ですがx8までしか信号が出ていません(x4x4なら出来るかも)
NVMe RAIDに設定。
あとはOSインストールですが、途中AMD RAID DriverをインストールしてRAIDストレージを認識させます。
OSインストールも特に問題なく完了。
ただ、冷却ファン系の音は五月蠅いレベル。
VRMの冷却ファンもフル回転っぽい様子。
往年のASUS L1N64-SLI WS(Athlon 64 FX)の冷却ファンを思い出しますねぇ~。
デュアルCPUにする大分尖ったマザーでした。BIOSを書き換えてOpteronを入れたりしました。
ここから、Gen5 SSD 8枚構成のRAID 0のベンチ計測です。
RAID 0 Crusial T700 x8(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4)2枚使用)
AMD RAID Driver 9.3.2.158
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 デフォルト設定
SEQ1MQ8T1 Read 18638.45MB/s Write 21301.99MB/s
SEQ1MQ1T1 Read 11844.77MB/s Write 9608.94MB/s
RND4KQ32T1 Read 474.68MB/s Write 389.80MB/s
RND4KQ1T1 Read 66.41MB/s Write 232.81MB/s
RAID 0 Crusial T700 x8(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4)2枚使用)
AMD RAID Driver 9.3.2.158
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 NVMe設定
SEQ1MQ8T1 Read 18348.56MB/s Write 19436.81MB/s
SEQ128KQ32T1 Read 8105.34MB/s Write 7784.82MB/s
RND4KQ32T16 Read 1319.77MB/s Write 933.79MB/s
RND4KQ1T1 Read 66.58MB/s Write 224.29MB/s
RAID 0 Crusial T700 x8(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4)2枚使用)
AMD RAID Driver 9.3.2.158
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
MAX Value[Read 21.76GB/s Write 41.81GB/s ]
RAID 0 Crusial T700 x8(AsRock BLAZING QUAD M.2 CARD PCI-E Gen.5 x16(x4x4x4x4)2枚使用)
AMD RAID Driver 9.3.2.158
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
MAX Value[Read 34.31GB/s Write 44GB/s ]
8枚構成のRAID 0環境はCrystalDiskMarkでは思ったよりも速度が出ませんでした。
何処かにボトルネックがあって性能が頭打ちのように思えます。
ATTO Disk Benchmarkでは、Read 34.31GB/s Write 44GB/sと今までのベンチマークの結果以上の数値をだしており
Gen5の帯域幅の大きさを感じさせます。
PCI Express Gen5の理論値の帯域幅は
x1 = 4GB/s
x4 = 16GB/s
x8 = 32GB/s
x16 = 64GB/s
x32 = 128GB/s
となり、今回のベンチマークの結果だとスロット1つ分「x16 = 64GB/s」の理論値の帯域幅が越えられるかどうか目標になりそうです。
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ちなみにRAID環境ですが、OSにはRAID構成にしていないSSDを使用しました。
CPUから伸びるPCI Gen.5 x4レーンにCorsairのMP700を載せましたが
以下はOSに使用しているPCI Gen.5 x4レーンのM2スロット(CPU M2_1表記)での速度です。
Corsair MP700 1TBの定格読み書き速度はRead 9,500MB/s Write 8,500MB/sです。
Corsair MP700 CPU_M2_1
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 デフォルト設定
SEQ1MQ8T1 Read 6920.52MB/s Write 7754.75MB/s
SEQ1MQ1T1 Read 3726.52MB/s Write 6167.83MB/s
RND4KQ32T1 Read 420.59MB/s Write 339.82MB/s
RND4KQ1T1 Read 63.73MB/s Write 136.05MB/s
Corsair MP700 CPU_M2_1
CrystalDiskMark 8.0.4.x64 NVMe設定
SEQ1MQ8T1 Read 7538.69MB/s Write 8042.35MB/s
SEQ128KQ32T1 Read 6734.88MB/s Write 5922.06MB/s
RND4KQ32T16 Read 1272.23MB/s Write 1007.57MB/s
RND4KQ1T1 Read 64.31MB/s Write 138.01MB/s
Corsair MP700 CPU_M2_1
ATTO Disk Benchmark 4.01.0f1
MAX Value[Read 6.67GB/s Write 7.33GB/s ]
読み込み性能がいまいち奮わないですがAMD環境っていつも新製品出だしはこんな感じ?のような・・・
RAIDの構成による挙動もグラボやSSD等の挿す位置でも変わるかもしれないのでさらに検証していきたいと考えております。
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