みなさん、こんにちははぴです。
年末も押し迫ってきて今年も慌ただしく過ぎていく感がありますが、いかがお過ごしですか?
AMDのCPUが大躍進の年で話題に事欠かなかった一年でしたが、GPUに関してはいまいちパッとしない年でもありました。
GPUのワットパフォーマンスではNVIDIAに一日の長があり性能も消費電力もいまいちアピール出来ないRADEONのような気がします。来年はどうなるでしょうか?
ここ最近の注目は「Ryzen Embedded Vシリーズ」です、4コア8スレッドのZENコアを採用しながら15~25WクラスのAPUとなる1605Bは使い勝手がよさそうに思います。
そんなRyzen Embedded Vシリーズを採用するMINI-ITXサイズのマザーボードがちらほら出始めてきております。
その中でも、なかなか優秀そうなマザーボードを見つけてしまいました。
GIGAIPC社製のRyzen Embedded V1605B搭載Mini-ITXマザー「mITX-1605A」です。
バックパネルの入出力には電源ジャックDC12~24V、COMポート2個、Displayport(4096x2160@60Hz)4個、USB 3.0×4個、Gigabit LAN×2個(Realtek RTL8111HS)Audioポート(Line in、Line out、Mic in)があります。
DC電源ジャックとともにマザーボード基板上に4-pin ATX電源端子を装備。
S-ATAコネクタは1個ですが、M.2 S-ATA SSDを搭載することを考えれば、必要最小限です。
写真下側の右端に見えるS-ATA端子の左隣には、USB 2.0ヘッダピンが3個、合計6ポートを装備。
その左側にある白い2つのコネクタがCOMポート。その上にある1つの白いコネクタがGPIOコネクタ。
その上のフロントパネルヘッダが通常使う電源オンオフスイッチや、リセットスイッチ、電源LED等の端子になります。
フロントパネルヘッダはGIGABYTE系らしく色分けで区別がつくようになっています。
メモリスロットは、SO-DIMMタイプ、DDR4-2400MHzに対応します。
CPUクーラーは、標準で付属していますが、低背タイプのバックパネルと高さが同じくらいのものです。
PCI-Eスロットは、Gen.3 x8レーン対応。形状はx16タイプになっています。
その上に、M-Key M.2スロットが搭載されています。M.2 SSDに対応しますが、S-ATAのみ(NVMeには対応していません。)
PCI-Eスロットへの変換アダプタを使用したNVMe SSDでもOS起動は出来ませんでした。ストレージとしての認識は出来るみたいです。
黒いソケットが、M.2 E-keyスロット
その上の白いソケットのほうがMini PCIスロットです。
マザーボード裏面にも部品が実装されています。
S-ATAタイプのSSDとメモリを載せるだけでシステムが組めます。
APUが表面実装されているのでCPUクーラーが特殊な形状になってしまいますが、今回GIGAIPC mITX-1605Aに搭載されているCPUクーラーは高さが低いコンパクトサイズのものです。
瞬間で発生したファンの騒音はサーバー機に使用されているような音でしたが、高負荷でない使用時には気にならないものでした。
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