ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマースクール参加後の感想

2017年02月17日 | アメリカのサマースクール
早いもので、2月も中旬に入りました。今月に入って雪がたくさん降り、道路わきにも雪の土手が残っています。雪の影響で休校となった日も数日ありました。

本日は、昨年の夏、アメリカの大学キャンパスで開催されました高校生向けのPre-Collegeサマースクールに参加された女子生徒さんの感想、保護者の方のご感想をご紹介いたします。中学生のときに2度、アメリカのサマーキャンプに参加された経験のある、高校2年生のお嬢さんです。

質問:アメリカのサマースクールに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: まず、アマースト大学の自然の豊かさに感動しました。都内の大学とは違い、静かで街もこじんまりとしたとても良い環境でした。クラスでも教室に座って講義を聞いているだけではなく、アクティブでほとんどがStudent-base型のクラスで、時には外で円になって座ったり、街に出てカフェで授業を受けるなど、毎回新鮮でした。そしてもう一つはプログラムのサイズでした。最初は人数の少なさに驚きましたが、最終的には家族みたいな存在で、あっという間に時が過ぎていました。20数人だったからこそ、1人1人のことがよく知れたし、3週間で色々な人に出会えた刺激的な経験でした。

質問:サマースクールに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 今回のプログラムで改めて自分から行動することの重要さを感じました。自分の意見を持ちつつ、他の意見も聞き入れ、一つのものを作り上げるチームワークの大切さも学びました。今回学んだことをふまえて、これからはただインプットするだけでなくアウトプットし、他の人にもっと自分の意見を発信できるようになりたいです。

質問:来年もアメリカのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 来年の夏休みは受験真っ只中の時期なので勉強に専念したいです。けど大学生になったらまた帰りたいです!

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答: 特に無いです。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになったプログラムの話の中で、特に印象的だったことをお知らせ下さい。
答: 後期のプログラムは参加者が少なかったせいか、開催されるクラスも限られていたようです。実は、あまり関心が無かったビジネス経済のコースが意外にとても面白かったそうです。生徒主体での話し合いがほとんどで、生徒からどんどん意見を出すようにして、うまく授業に巻き込んでいくように先生はするそうです。室内ばかりでなく、外のベンチでの授業だったりしたそうです。先入観を持たず、色々な分野に挑戦してみることが大事だと思いました。評判通り緑豊かな素敵なキャンパスで、日本の都心にあるような多人数の大学とは、雰囲気が全く違ったようです。青い空と芝生の上での授業も心惹かれたようです。

質問:お子さんをサマースクールに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: 久しぶりの日本人ひとりだけの生活で3週間過ごしましたが、コミュニケーションをとることに問題は無かったようです。前期に比べて参加者数30人の小規模なプログラムでしたので、親密度が増してとてもまとまった良いグループだったそうです。スタッフと参加者の距離も近く、毎日寝食をともにしていたので、ファミリーのようだった、と帰って来てからはしばらく寂しがっていました。中学生の時に参加したサマーキャンプや今回のサマースクールを通して、物怖じせずにすぐに溶け込んで仲良くなれる娘は、以前よりどんどん逞しくなっているように思います。今後も、日本に限らず海外のお友達もたくさん作って、是非自分の世界を広げて欲しいと思っています。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 二人部屋の用意だとWebサイトにはありましたが、3人での利用だったそうです。本人も他の部屋の状況がわからなかったそうですが、少し経ってから部屋の行き来をするようになって違いを感じたようです。事前に、プログラム側から連絡をいただけたら、と思いました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: 何度もお世話になっておりますので、安心してお任せしています。今年も事故なく無事に帰ってくることができ、忘れられない素敵な夏を過ごすことができました。静かで緑多い素敵なキャンパスでの娘に合ったサマープログラムをご紹介していただき、ありがとうございました。

昨年の本プログラムへは、日本人生徒さんはたった一人きりであり、また最初に希望していたクラスが参加者数の関係でキャンセルになったり、以前サマーキャンプに参加されたことがあるとは言え、不安な気持ちも大きかったことと思います。しかし、現地でのこじんまりとしたアットホームな環境で、特に関心の無かったビジネス・経済のクラスにチャレンジして、結果的にはとても楽しく経済やビジネスについて学べた貴重な機会となったようです。中学生のときから見ていますが、昨年の夏、ボストン空港から送り出す際は、とても大きく成長した様子が印象的でした。英語力もそうですが、新しい環境に放り込まれても、自分の意見をどんどん発信していく自信も備えた、このお嬢さんの今後の活躍がとても楽しみです。大学生になったら、きっとまた、日本に外に飛び出して来て欲しいです!

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2017年02月09日 | アメリカのサマーキャンプ
おはようございます! 昨晩遅くからスノーストームがやってきて、学校もSnowdayで休校のところがほとんどです。ボストン近郊でも、30㎝ほど雪が積もりそうです。
雪景色を眺めながら、本日も昨年の夏にアメリカのサマーキャンプに参加した生徒さん、保護者の方のご感想をご紹介いたします。一昨年、初めてアメリカのサマーキャンプに4週間参加された中学1年生の男の子さんです。2年継続し同じキャンプに参加したい、という希望を持っていらしたのですが、あいにく学校のスケジュールが分かったときは1年目に参加したサマーキャンプの定員がいっぱいとなっていました。説明会で、そのことをお伝えするのも辛かったのですが、思わず涙を流して悔しがっていた表情が忘れられません。しかし、心機一転、新しいサマーキャンプに参加してみよう、と思ってくれたのでした。ケープコッドの海に近いサマーキャンプに3週間半参加しました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: 他の国の人やカウンセラー達がとてもフレンドリーなところが、印象深かったです。そんな中、特に楽しかったことは、授業でスポーツをやっている時です。あっちの人から独特なやり方を教えてもらったり、日本じゃ考えられないようなバスケットボールなども教えてもらいました。困ったことは特にありませんでしたが、ご飯をもっとおいしくして欲しいです。さすがに、まだ炊き切れてないタイ米や粉っぽすぎるヌードルは食べれません。けど、全てにおいて楽しかったです。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 日本に帰ってきてから、みんなに「自由になったね」と言われて驚きました。まったく自由になったおぼえはないのに。。。でもなんとなく人の悪口を言わなくなって、なんとなく心が広くなった気がします。やっぱりアメリカと日本じゃ、どこか違うような気がしました。例えば、日本は全体責任と言われるけど、アメリカだと1人の責任にさせられるので、その分自由度が高いとでもいったところでしょうか?でも、僕はアメリカ文化の方が好きです。

質問:来年のアメリカでのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 思います。理由は、せっかくできた友達なので、もう1年行きたいし、まだやり残したこともあるので、また行きたいです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答: ご飯をおいしくして欲しいです。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: キャンプ外に出て行う、奉仕プログラムが良かったです。中でも教会での結婚式の手伝い、皿洗い、庭の手入れ。日本にいたら、まず経験できないことを経験させていただき、とても素晴らしいと思いました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: 自主性、自立性がより向上したと思います。英語の勉強に対するモチベーションも、とても上がりました。日本だけでなく、世界のことを自分の肌で感じ取り、色々なものを見る視野が広がったと思います。

質問:何かプログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 上記に書いたような奉仕活動、キャンプ外活動が多いと良いな、と思いました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: とても安心して子供を任せられます。成田での見送り、ボストンでの見送り及びその時の写真を送ってくること。キャンプの途中経過を、現地まで出向いて確認いただけること。たくさんのキャンプを熟知しており、子供のレベルに合ったキャンプを見つけていただけること。

2年継続して、顔見知りになった日本人の仲間たちと同じキャンプに参加できなかったことは、とても残念でしたが、2年目に参加したキャンプでは、キャンプ外に出かけるトリップや奉仕活動の機会も提供されていたので、年齢に合った楽しみ方を見つけてくれたようです。英語力も、1年目に参加したときと比べますと非常に向上していて、一緒に参加した日本人の生徒さんたちから頼りにされていたこともあったようです。1年目に参加したキャンプと2年目に参加したキャンプは、比べようが無いのだそうですが、ボストン空港でお別れする前に、「ごはんは1年目のほうがおいしかった。。。」、と耳打ちしてくれました。
今年の夏は、学校での部活が忙しくアメリカでのサマープログラムへの参加が難しいようですが、このようにアメリカのサマーキャンプを体験したお子さんにこそ、近い将来は中高向けのボランティア活動プログラムにもチャレンジして欲しいと願っています。人望もあり、チャレンジ精神もある、この生徒さんの活躍をこれからも応援していけたら、嬉しいです。

アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2017年02月08日 | アメリカのサマーキャンプ
今朝は、ボストン周辺の高速のあちこちで起きた、道路の凍結による事故のニュースで1日が始まりました。日本でも、雪の被害が多い冬のようですが、大きな事故が無いことを祈っております。

本日も、昨年の夏、アメリカのサマーキャンプに参加された生徒さん、保護者の方のご感想をご紹介いたします。一昨年、弟さんとはじめて、アメリカのサマーキャンプに参加された中学2年生の女の子さんです。2年続けて、同じキャンプに3週間参加しました。

質問:アメリカのサマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: 今年は2年目の参加だったので、昨年と今年の違いを感じることができました。友達と再会もできたし、昨年に比べて英語の聞き取りも上手になったし、会話も続くようになっていたことが、本当に嬉しかったです。英語の意味を聞いて、英語で理解できたことは、自分の自信になりました。今年は、言われた意味を理解してプログラムに参加できたので、とても楽しめました。<-すべてが楽しかったです!

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 今年は、ずっと行きたいと思い続けて来たので、できることはすべてがんばれたと思います。昨年は、勇気を出せずに損をしたこともあったのですが、今年は言いたいことをきちんと言えてよかったと思います。少しの勇気で沢山のことがわかるのだな、と思いました。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 絶対にCampに行きたいです。昨年ー>今年で英語力がついたね、と沢山の友だちに言ってもらえたので、来年はもっと話せるようになりたいです。

質問:今年参加したプログラムに、何かリクエストはありますか?
答: 虫がこないように、くじょして欲しいです。Waterfrontの近くで着替えられるようにして欲しいです。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: 今回は、中学校のクラブにも入っているバスケットボールのプログラムを何回か受講したようです。カウンセラーの補佐のポジションにいる女の子が、そのプログラムを担当していたようですが、彼女がとても親切で丁寧に教えてくれたことが、とても身に付いたと申しておりました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: 2度めの参加ということもあり、とにかく楽しかった事ばかりだったようです。アジア人に対する偏見もやはりあるようですが、それをかばってくれる友人もいたり、より深くキャンプに参加していることが良くわかりました。思春期の娘にとって、とても良い体験になっていることと思います。英語に対する向上心はさらに強くなっているようです。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 無回答

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: 昨年同様、心強いサポートを下さり、ありがとうございました。親子共々安心てお任せしております。

昨年の参加は、学校の夏休みの活動のスケジュールと重なってしまい、一時は参加を諦めかけた状況でしたが、お嬢さんの「どうしても、継続して同じサマーキャンプに参加したい!」という、お嬢さんの強い熱意もあり、保護者の方が学校にご相談された結果、昨年の参加が可能となった背景がありました。初めて参加された時は、年少の弟さんと一緒の参加でしたので、現地ではお姉さんとしての責任やプレッシャーもあったことでしょう。昨年は1人で、そして2度めということもあり、現地での様子もとても伸び伸びと自分らしくキャンプを楽しんでいる、という印象でした。「少しの勇気で沢山のことがわかるのだな、と思いました。」という、この生徒さんのコメントには、実に説得力があります。

英語のお勉強も、English Studioで地道に続けています。説明会開催の折に、たまたまこのお嬢さん担当の英語教師の方とお話ししましたが、初めてアメリカのサマーキャンプに参加した後は、モチベーションがとても上がり、英語を使う楽しさを体験してきた強みですね、ということを伺いました。
2度めの参加が叶って、本当に良かったです。継続して同じサマープログラムに参加される大きな意義を、このお嬢さんの体験を通して、改めて考えることになりました。きっとまた、日本を飛び出して、今度はカウンセラーの補佐役を目指して欲しいです!


アメリカのサマーキャンプ参加後のご感想

2017年02月07日 | アメリカのサマーキャンプ
今日のボストンは、朝から雪が降っています。例年より降雪が少なく思える冬ですが、今日は少し積もりそうです。

本日も、昨年の夏、アメリカのサマーキャンプに参加されたお子さんと保護者の方のご感想をご紹介いたします。この生徒さんは、小学校6年生のときに初めてアメリカのサマーキャンプに4週間参加しました。その後1年おいて、同じサマーキャンプに中学2年生として、2週間のみ参加しました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
答: 毎晩のように何かプログラムが夜に組まれていて、とても面白かった。参加型でないものも多くあったが、見ているだけですごく楽しめた。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
答: 前に1回行ったことがあって、その時よりも英語は上達していたが、もっと上手に話せるようになって、他の国の友だちの速い英語にもついていけるようにしたい、と思った。

質問:来年も、アメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
答: 参加したい。日本で学ぶ”きちんとした英語”は、むこうでほぼ使うことが無く、それを基本としたもっと短い会話だった。だから、きちんとした英語でじゃなく、ネイティブの人に通じる英語が学びたいから。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
答: 特にありません。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
答: 娘は本を読んだり、ゲームをしたりの生活が多いのに、今回のサマーキャンプでは、サーカスを選択していました。このアクティビティは本格的だと聞いておりましたので、大丈夫かなと心配しておりました。本人は、空中ブランコは怖くて出来なかったと言っておりましたが、どんな形でも、今までにないものに挑戦したことを、とても嬉しく思いました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
答: お友達がいたことで、安心もあり、日本人と過ごすこともけっこうあるとFaxに書いてきました。ただ、キャビンなどでは日本人とは一緒にならないので、英語と向き合っていたのでは、と思っております。日本では、自分で何かをやりたい!ということは少ないので、キャンプに参加したいという前向きな気持ちが、彼女の一番のプラスになった、と思っております。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
答: 無回答

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
答: 今回もお世話になり、娘も安心してキャンプへ出かけて行きました。キャンプの様子を連絡して頂けたり、細やかなお気遣いが、本当に助かりました。ありがとうございました。

生徒さんの感想には、お手紙も添えられていました。
「タミーさんへ
今回は本当にありがとうございました。前回の教訓を生かし、今回はそこそこ上手に友達と関われたと思っています。日本で習った英語がそんなに通じなくて悔しかったので、もっと勉強して上手になりたいです。今回は2週間と少し短かったので、アクティビティーももっと取りたかったですが、とても楽しい時間を過ごせた、と思っています。食事はあまり美味しくはなかったけど、時々美味しいのが出たときは、とても嬉しかったです。麦茶、送ってくれてありがとうございました。みんなで争うように飲んでました。来年は卒業論文があるので、行けないかもしれませんが、今回は本当にありがとうございました。アメリカに2回もキャンプに行けたのは、全てタミーさんのおかげです。本当にありがとうございました。」

平日は学校の寮で生活をしながらがんばっている女子生徒さんです。小学校6年生のときの面影はありましたが、中学生らしくなったこの生徒さんとの再会がとても嬉しかったです。内気な印象の生徒さんですが、とても真剣に色々なことに取組む姿勢が印象的です。2度目のサマーキャンプでは、1年目の経験をもとに、できるだけ英語でコミュニケーションを取りたい!英語を上手に話してみたい!という意気込みがあったのですね。お休み時間や食事時間などには、日本人参加者同士で日本語を話すことがあっても、日本人1人きりのキャビンではアメリカ人のティーンが話す速い英語の言葉を一生懸命聞き取ろうと頑張りました。日本で学習している英語では、なかなか現地の友だちたちとコミュニケーションが取れないもどかしさが、今後英語を勉強していく上で、きっと大きなモチベーションになるはずです。地道に努力できる生徒さんだと信じています。今度、日本を飛び出してくるときは、さらに上を目指して有意義な体験を積み重ねてくれることを信じております。慣れ親しんだ環境から飛び出してみて、初めて芽吹くものがあるのです。この生徒さんの心の中に、1年目、そして2年目のサマーキャンプ体験を通して確実に芽吹いた芽を、これから大きく育てていって欲しいです。そして、ボストン空港での待ち時間、思い出話で盛り上がって、日本人の女の子たちでステージに上がりキャンプ全体の前で披露した!、という踊りを歌も交えて見せてくれた、その姿がいまも鮮明に思い出されます。