ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

サマーキャンプ参加者からの手紙

2021年11月09日 | アメリカのサマーキャンプ

先日ご紹介しました、2015年中学1年生の時にアメリカのGirls Camp(女子だけのキャンプ)に参加されたお嬢さんが、キャンプ滞在中にご両親宛てに書いたお手紙の一部をご紹介します。

3週間の滞在中、楽しいお便りが5通届きました。

「今日からアクティビティが始まったよーー!!今週はテニス(楽しい!)、ダンス(2コマ)、アウトドアクッキング、セラミック。ダンスはオーディションで受かった人しかできなくて、見事受かりましたー!!けっこういろんな人が(ルームメイト以外も)話しかけてくれて、最初のファックスを送った時より、とっても楽しいです!!。」

「昨日の夜、Faxk書いた後にすごいうれしいことあったよ!!朝と夜ごはんで同じテーブルでちょっと仲良かった子(ちなみに違うバンク)がわざわざ私のところに来てくれて、”あなたのミサンガ作るから、好きな色何色?”って聞いてきたの!!私はそこまで仲良いとは思っていなかったんだけど(笑)うれしい!!歩いていても”ハーイ!”ってけっこうたくさんの人が声かけてくれる!!多分、ママとパパが思ってるより友達多いと思う(笑)ハハーン!! 今まで過ごした期間X2+ちょっとでもう終わりです!! 早い(笑)(この間まで長いって言ってたのに。。。)去年なら絶対断ってたことも今年はやるようにしてます!!チャレンジ!!」

「今日はぐちゃぐちゃな日でした!ウォーターバルーンの中身ウォーターじゃなくてシェービングクリームでそれを投げあったり、顔に赤いペイントされたり(笑)。昨日の夜に”今度、折り紙を教えて!みんなで折ろう!”と言われました。折り紙持っててよかった!ルーメイトの子でアルゼンチン出身の子がいて(アメリカ人だと思ってた)、その子は一番日本に興味をもってくれてます。あとコロンビア出身の子と仲良くなった!野菜を昼と夜ごはんに必ず食べるようにしてます。おかげで今はニキビ0です。今日はカーニバルでキャンプ全体が遊園地みたいになったんだよ!楽しかったー!写真たくさんとったから、日本に帰ったら見せるね!」

「こんにちは!トリップに行ってきた!ハイキングといってもロッククライミングのようながけを3Kg(5Kg?)ぐらいの荷物をしょって3h登る、過酷なトリップでした!しかもトイレはそのまま山にする。。。おかげで足はきずだらけ、全身筋肉痛、テントでなにかにさされて、首全体と足がぱんぱんにはれて痛いです(笑)。」

大変なことがあっても”(笑}”で笑い飛ばして、前向きにチャレンジしていく様子が、キャンプでの出来事を詳しく報告してくれたお手紙から良く伝わってきます。キャンプ現地を訪問した際、他の日本人参加者の子たちから、このお嬢さんが朝の集会でスピーチをした!、と聞き、びっくりしたことを思い出しています。

イギリスでの高校留学も、コロナ感染が拡大する中、大変なことが多々あったことでしょう。それでも常に前向きに、アメリカでの大学進学を目指し、名門のJohns Hopkins大学に生物専攻で入学したということに、ただ感心しております。今月末の感謝祭休暇中にボストンに遊びにやってくるとのこと。久しぶりの再会がとても楽しみです。


6年後の嬉しいご報告

2021年11月03日 | アメリカのサマーキャンプ

早いもので11月です。ボストンでは、紅葉がピークをむかえています。サマータイムは今週末に終わり、日本との時差は14時間になります。

先月、とても嬉しいお便りがメールで届きました! 

2015年に、日本からアメリカのGirls Campに参加されたお嬢さんのお母さまからのお便りを、以下にご紹介します。

「娘は2015年にサマーキャンプを経験した2年後、在籍していた中学校で最初の留学生に選出され、2年間英国に留学することができました。その後も日本には帰国せず英国ロンドンの高校に進学し、今年の6月に無事卒業することができました。
14歳から4年間、単身英国での留学を経て、今年の9月から念願だった米国大学Johns Hopkins University に進学いたしております。
娘の海外留学への大きな一歩となったサマーキャンプは、今でも娘の大切な思い出と自信になっております。
これからも米国のサマーキャンプで、たくさんのお子様に夢と希望を与えてください。キム様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。」
 
孫正義育英財団https://masason-foundation.org/と江副記念リクルート財団https://www.recruit-foundation.org/から奨学金を頂いて、Johns Hopkins大学ではBio関係のお勉強をスタートされているそうです。キャンプに参加されたのは、中学1年生の夏でした。弊社にコンタクトを頂いたきっかけは、1年前の夏、たまたま成田空港で、弊社スタッフ(当時、ボストン大学留学中の生徒さん。彼も中学生の時にアメリカのサマーキャンプに参加した元キャンパーです)が、キャンプに向けてボストンへ出発する子どもたちのアテンドをしている様子をご覧になり、声をかけて頂いたことでした。
 
6年前、サマーキャンプを訪問した際に撮りました、クッキングクラスで作ったデザートをニコニコしながら味わっていたお嬢さんのお写真と、上記財団のそれぞれのWebsiteに掲載されている美しく成長したお嬢さんのお写真を、しみじみ眺めています。
 
中学1年生のときに参加したアメリカのサマーキャンプでの体験が、その後の高校留学、そして大学留学に繋がっていると伺い、とてもとても嬉しく思います。次回のレポートで、このお嬢さんがキャンプ滞在中に書いてくれたお便りをご紹介します。