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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ

2019年01月29日 | アメリカのサマーキャンプ
早いもので、1月も数日を残すばかりとなりました。アメリカのボーディングスクール(私立高校)出願も無事にすべて終了し、高校留学中の生徒さんたちの大学出願も終了し、後は良い結果を待つばかりです。来月下旬には、日本にお邪魔して、説明会や面談を致します。今年のサマーキャンプのお申込も進んでいます。

本日も、昨年の夏、初めてアメリカのサマーキャンプに参加されたお子さんの感想、そして保護者の方のご感想をご紹介致します。私立の女子校に通う、小学4年生のお嬢さんです。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:(楽しかったこと)キャンプには馬、ラマ(アルパカ)、うさぎ、ねこなどのたくさんの動物がいて、ふだんさわったりして、楽しめるし、(私はならなかったけれど)さみしい時も、心のいやしになるし、とても気楽だな、と思いながら、キャンプ全体の人と歌ったり、おどったり、遊んだりした事。また、たまにホームシックになったとしても(私はならなかったが)お母さん達がFAXを送ってくれれば、すぐにとどく上、キャビンメイトもやさしく声をかけてくれ、キャンプちゅう不安もなやみもふっ飛び、楽しくすごした事。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:何か、友達からしゃべりかけてくれる時ももちろんあるけれど、「自分から友達にしゃべりかける」という事が、最初は「今、話しかけていいのかな?」という不安だったけれど、その友達に思い切って話しかける事で、すぐに気楽に話しかけるようになれる。このキャンプの人は、話しかければいつでもやさしく話を聞いてくれて、対応できると分かれば、プログラムに参加することで、新しい友達や先生、今日やる事。。。など、毎日がとても楽しくなりました。

質問:来年もアメリカでのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:はい。みんなととてもすぐに仲良くなれたし、日本にも興味を持ってくれて、特に「すし」や「にん者」「折り紙」などに興味しんしんで、「これ、どうやって作るの?」「これってどんな味?」「にん者ってこんな感じ?」というように日本の事を教えることで仲良くなれたから、今度は相手の国のことについて知りたい(聞きたい)から。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:ありません。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことを」お知らせ下さい。
回答:全部が楽しくてどれが楽しいかわからないそうですが、最初から動物のお世話や乗馬ができることを魅力に感じていたので、このキャンプに参加できて良かったと思います。ラマのオーディス、オーティム、ブラックベリー、ステンリー(他一頭)について、とても詳しく話してくれて、いつも触れることのない動物の近くにいたことは印象的だったようです。プログラムとは別に、キャビンのカウンセラーより日本語に翻訳したメッセージをもらっていました。カウンセラーは日本語が話せないけれど、コミュニケーションを図って大丈夫か確認したいと思っていること、遠い日本から来て不安や恐怖を感じることも理解していること、そしてその内容がうまく翻訳されているか、気にかけてくれている内容でした。お互いに知ろうとする気持が伝わりあたたかく迎えて下さったのだと知りました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:学校や習い事で日々追われる生活を送っている反面、つくえの上での勉強だけでなく、実体験に基づいた知恵や生きる力、バランスが大切であると強く感じています。英語を習っており、学年を考慮した上で習ったことを生かし、語学のみでなく何でも初めての経験、外国の友達と触れ合い、コミュニケーションを図ることにより、感じる心を育てたいと願い、親子で話し合いながら参加を希望致しました。決めた以上あまり不安を口にすることがなかったため、実際に行ってみて想像とは違う、英語に戸惑うなど親として心配しましたが、思った以上に子供がたくましく良い意味で鈍感力を持っていることに気づき、帰りたくないと思うくらいのびのびと楽しく過ごせたことを知り、今年の夏、特別な大きな成長をしたと感謝しています。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:あらかじめ2つ希望できるシステムもありましたが、目で見て子供がやりたいことをやるというスタンスはとても良いと思います。できれば乗馬をフルセッションでとりたかったようですが、次は早めに希望したいと思います。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:昨年、今年と説明会に参加させて頂き、子供に何を学ばせたいかをよく考える機会となり、その後個人的にも直接質問に応じて頂きました。いつも頂くメールは、大らかで前向きな良い所を見て下さるお言葉で、送り出す親がまず落ち着いたりゆったりした気持で構えること。また送り出した以上、色々な体験が子供の成長であると考え見守ることを教えていただいたように思います。

日本での弊社説明会にも2度ご参加いただき、個人的にもお会いしお話しながら、とても慎重に今回のサマーキャンプ参加を検討されていらっしゃる様子が印象的なファミリーでした。お嬢さんは背がすらっとしていて、ボストン空港には飄々とした面もちで到着してくれました。キャンプがスタートしてから数日間、ご両親からのお便りにお返事が無かったので、保護者の方はとてもご心配されてしまったのですが、お嬢さんからやっと届いたお便りには、「ママ&パパへ。キャンプに来てから3日間FAXを送るっていう約束、守れなくてごめんね。でも、今はキャビンのみんなと仲良く楽しい毎日を送っているよ。キャビンには、カウンセラー2人と。。。。」という楽しい内容でした。このお便りをご覧になったご両親のお気持はどんなに感動的だったことでしょう。ご感想にもありますよう、親御さんが思うより、子どもは逞しいのです。一方で、大事な大事なお子さんを、ご自身もご覧になったことのない未知の世界へ送り出されることには、大きな決心と覚悟が必要であること、そのお気持に寄り添ったコーディネーションを今後も心がけながら、アメリカのサマーキャンプ現地で、日本から参加してきた子ども達が伸び伸びと大きく成長してくれるよう、子ども達一人一人を応援していきたいです。
英語でコミュニケーションする楽しさを実感し、「今度は相手の国のことについて知りたい(聞きたい)」と言ってくれているこのお嬢さんの今後の成長が、とても楽しみです。


アメリカのサマーキャンプ

2019年01月21日 | アメリカのサマーキャンプ
今日は、この冬一番の寒さで気温はマイナス12度ほどのボストンです。週末に降った雪がカチコチに凍っています!そんな中、本日も昨年の夏、アメリカのサマーキャンプに日本から参加された生徒さんの感想、保護者の方のご感想をご紹介致します。私立中学に通う中学2年生の男子生徒さんで、初めてアメリカのサマーキャンプに4週間参加しました。

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:今回のCampを通して、日本では体験できないような素晴らしい毎日でした。特に印象に残ったのが、夜のDance PartyやMovie Nightは1週間に何回かあったので、思い切り楽しむことができました。困ったことと言えば、アメリカに来てから最初の3日間ぐらいHomesickと時差ボケがひどく、体調を崩してしまい、ぐったり寝込んでしまったことがつらかったです。後半は、もう帰りたくないという気持が強くなったきたので、今となっては最初の三日間はとてももったいない日々だったと思います。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:日本からは緊張と不安が交じっている状態で飛行機に乗りました。①皆、とにかく自分の意見を貫き通すという強い精神を持っているなと感じました。②Dance Partyの時に、みんなShyになっておらず、とにかくバカ騒ぎしていて、僕もなにごとにも恥ずかしがらずに何事にも挑戦してみたい。③②でも少し出てきたが、挑戦し、最後まであきらめないこと。この3つを感じて、以前の自分と変わったところは、今まで自分には無かった自分だけの特技や、人に自慢できる何かを身に付けたいと強く思いました。

質問:来年もアメリカでのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:はい、思います。なぜなら、友達との交流や多くのEventがあって楽しかったのもあるのですが、その反面、自分の思いを正確に伝えられず困った一面もあったので、次回はこの悔しさをバネにして来年リベンジしたいと思います。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:Cabin4をきれいにして下さい。

(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:現在、中学のクラブでバトミントン部に在籍しているので、Tennisはかなり楽しんだ様です。帰国後は、バドミントンよりもテニスに夢中になっています。そしてCircusは、日常で経験出来ない大自然の中での空中ブランコを満喫し、とても興奮して話してくれました。お土産に、自分で作ったCandleを沢山持って帰って来ました。かなり本格的な出来で、良い思い出の品として自分の部屋に飾ってあります。ダンスパーティーでの女装体験も素敵な思い出になったみたいです。サポートして下さるスタッフの方、カウンセラーの方々は皆さん優しくて丁寧で素晴らしい時間を過ごせた様でした。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:以前からキャンプの参加は考えておりましたが、この夏に参加させて本当に良かったです。中学2年生という年齢で、日常の親子関係も難しい時期でもありました。思春期特有の反発心ややる気の無さも、帰国して全てではありませんが変化が見られます。アメリカに行って一番感じたことは何?の問いに、「シャイにならずに積極的にチャレンジすること」との返事に、正直驚きました。以前から彼に口うるさく言っていた言葉でしたが、たった1か月で実感して来てくれました。日本を発つ前から、日本人同士で固まらず出来る限り外人の友達と一緒に過ごすと自分で決めて行ったそうです。キャンプをきっかけに自分自身と向き合って壁にぶつかり、考えて実行し感じる事が出来たことだけでも、価値ある経験だと心から感謝しております。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:日本から子ども宛てのFaxが少々面倒なので、メールで出来ると更に良いかと思います。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:Tammyさんには、出発前からメールでのやり取りやBoston到着後すぐの体調やメンタルな面、帰国後の忘れ物、その他等々、何から何までご心配をお掛けしてしまい感謝の一言では足りない程です。滞在中の様子やカウンセラーの方々からのメールを頂いたり、細かいケアをしていただき、不安な事は何もありませんでした。本当にありがとうございました。

キャンプ到着直後に長旅の疲れと時差ボケの寝不足が原因で体調を崩してしまった際には、どんなに心細かったことでしょう。「助けて下さい!」とSOSをファックスのお手紙で発信してくれました。同時に、キャンプオフィスのマネージャーから、保健室に一緒に行き、その後キャンプオフィスに戻って来てから、そのまま半日以上お昼寝をしていた様子の写真が送られて来たりしました。キャンプオフィスで半日以上お昼寝をしたキャンパーはキャンプ始まって以来初めてだったそうですが、扇風機の風を調節しながら、皆さんで見守って下さったそうです。

最初の数日間は、日本人たった一人のキャビンよりも、キャンプオフィスの雰囲気にホットできる気持が強かったことでしょう。彼から届くファックスでのお手紙の内容は、日に日に頼もしい内容になってきたことが、何よりも嬉しかったです。2週間目に入るころ「僕と一緒に話せる友達ができるようになりました。一日一日が楽しかったり、悲しかったりの連続で何がなんだかわかりません。4週間と考えると、少し長すぎるとも思ってしまいます。。。」から、2週間が過ぎるころは「絶好調です。アメリカに来て2週間はたつけど、もう2週間という感覚がします。カレンダーも見なくなりました。」、と伝えてくれました。現地を訪問した際は、キャンプで出会ったアメリカ人やその他の国々からやってきた友達たち、カウンセラーととても楽しそうにテニスのクラスに参加していました。保護者の方のご感想にもありますが、口うるさく言っただけでは得られないものがたくさんあります。経験を教えることはできないのです。初めて参加したアメリカのサマーキャンプでこの生徒さんが体験したことは、彼だけの貴重な宝物です。自らの体験を通して気づいたこと、感じたこと、考えたことを大切に、今年の夏は、ぜひリベンジを果たして欲しい!、と願っています。


アメリカのサマーキャンプ

2019年01月07日 | アメリカのサマーキャンプ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。ボストンでは、珍しく雪の無い新年を迎えました。昨年末から新年にかけて、今月中旬、または来月はじめに出願締め切りのボーディングスクールの出願サポートで、元旦から少しづつ仕事を進めております。そんな中、今年の夏のサマーキャンプお申込もスタートしています。本日は、昨年の夏、初めてアメリカのサマーキャンプに2週間参加しました、私立中学に通う中学2年生の男子生徒さんの作文と保護者の方のご感想をご紹介致します。参加者の感想としては、弊社からのアンケートへの回答の代わりに、サマーキャプ体験を綴った作文を送ってくれました。題は、「優しさ」です。

今年の夏、初めてアメリカで2週間過ごした。一人で、だ。と言っても語学学校のようなものに通ったわけではない。ひたすら、スポーツやイベントで遊び尽くす、楽しいキャンプだ。
楽しい、と言ってもキャンプから帰ってきた今だから言えることで、行く前はとてもそんな心境ではなかった。僕自身、親がバリンガルということもあってアメリカへ旅行に行くことは多かったが、それとこれとは違う。何よりも言葉が通じるかという心配が大きかった。何かアクシデントがあったら。。。という心配も絶えなかった。また、同じキャビン(寝泊りする場所)の子が悪い奴だったら、とも心配していた。要は不安で仕方無かったのだ。

一方で、僕は楽観的に捉えてもいた。生来僕は「なんとかなるだろう」という思考の持ち主なので、主語と動詞と単語がはっきりしていれば、あとはジェスチャーで何とか通じるだろうとも考えていた。
いざ到着したキャンプ地はとても良いところだった。アメリカならではの広大な敷地に、緑豊かな自然と澄んだ湖が広がっていた。

アメリカという国はつくづくスケールの大きな国だなとも感じた。ただの子供のキャンプ地に、石窯やウエイクボードができる高級ボートまである。石窯で焼くピザは絶品だった。
一番感激したことは、サーカス団を講師として招いていたことだ。プロのサーカス団員のもとでジャグリングや空中ブランコを習えるのだ。空中ブランコがキャンプ地にあるのも凄いが、やはりプロの技術を間近で見られるのはまたとない貴重な経験だ。キャンプ12日目には、人気映画「グレイテスト・ショーマン」をテーマにしたサーカスショーまであった。

2週間を過ごすキャビンの中はとてもアットホームは雰囲気で、居心地が良かった。僕のキャビンはキャンパー8人にスタッフが4人という大きなキャビンで、英語がセコンドランゲージ(英語が母国語でない人)のスタッフが同じキャビンにいたことが、とても心強かった。彼はキャンプ初日、言葉が通じなくてなかなか仲良くなれない僕を、バスケットボールに誘ってくれた。彼は英語で話せないという苦労がよくわかったのだと思う。彼自身、それで苦労した時期があったはずだ。同じ年のペルー人キャンパーにも助けられた。彼は10才の時にこのキャンプに初めて参加したらしい。それが今では立派なバイリンガルなのだから、本当に凄いと思う。彼とは同じ外国人同士仲良くできた。
僕が同じキャビンの仲間が仲良くなれたきっかけは、意外にも「漫画」だった。始まりは、「アニメは好き?」という質問だった。『週刊少年ジャンプ』は、アメリカでも非常に人気で、その後もよく話をふられた。『Naruto』や『One Piece』が親しまれているのは世界共通だ。『僕のヒーローアカデミア』という漫画は英語でも『BokunoHeroAcademia』と言うことには驚いた。そもそも「漫画」も、「Comic」ではなく「Manga」だ。

他にも様々な機会で優しくしてもらった。ギターの先生は、自身がアイルランド人ということもあり、一緒に紅茶を飲みながら、僕が日本のことを紹介し、楽しいひと時を過ごした。
広々としたキャンプ地やサーカス団を招く手間暇。全ては未来を担う子供たちのためだが、それを実現するアメリカの豊かさに気付けた。日本では決して経験できなことだ。遠い地から来た外国人に対する気遣いには感動した。相手の気持を考えて積極的に接するその姿勢は、日本人が不得手とすることだからこそ、その優しさが有難かった。粗野で粗暴に見えるアメリカ人にも、そういう優しさがあるということに気付けた、とても充実した2週間であった。


(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:カウンセラーの手厚さです。キャビンの年齢構成や人数にもよるということでしたが、息子のキャビンにはキャンパー8人に対し、4人のカウンセラーが配置されていたとのこと。これはとても素晴らしいことと思います。日本のキャンプではなかなかこれほどの手厚さはありません。スタートアップに少し苦労したものの、3日目ごろにはキャビンの仲間ともうちとけ、何より「みんなが優しかった」ということが印象的でした。「一緒にやる?」という声掛け、「入れて」と言えば、「いいよ」と言ってくれることが嬉しかったとのことです。サーカスの本格的なパフォーマンス、キャンプファイアーも楽しかった、と。また、Super Clean-up Timeなども、音楽を聴きながら(ノリノリで)楽しかったと言っておりました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:外国人の中におかれても、何とかやっていける、やっていこうという自信がついたことが、何よりの収穫でした。日本にはない”自由さ”。これも開放的、そして”心を開く”というきっかけになったように思います。アメリカ人は整理整頓が下手、自由過ぎて規律を乱す=日本人は整理整頓が上手・きれい好き、日本人は規律を守る、という日本人の良さにも気付いたことはとても良かったと思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:毎日Webにアップされる写真を見るのが楽しみでした。Water関係は写真を撮るのが難しいと息子も言っていましたが、何とか拝見できると嬉しいと思っています。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:懇切丁寧なご説明やフォローに感謝するばかりです。特にキャンプ中盤でのカウンセラーの方々からのコメントは本当に有難く、私共の大きな安心感につながりました。心より、御礼申し上げます。

お母さまが乗り気の初めてのサマーキャンプ参加でしたが、ボストン空港でお会いした息子さんは、とても落ち着いた印象でした。作文を読みますと、「どうにかなるさ!」と、自分自身に言い聞かせていたのですね。2週間という短い滞在でしたが、文化も言葉も異なる世界に飛び込んでみて、とても大事なことをしっかりと感じてくれました。他人を思いやれる優しさです。これは、これからどんどん多様化していく世界で活躍するためにとても大事なことです。
この夏のサマーキャンプ体験をきっかけに、高校留学を希望し、現在ボーディンスクールの出願の最中で、この記事に掲載しました作文の内容を、出願エッセイに活用したりしています。留学先のボーディングスクールが決まりましたら、これから4年間、この生徒さんの大きな成長を見守らせていただけることを、心から楽しみにしております。