ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ

2018年11月28日 | アメリカのサマーキャンプ
本日も、この夏、アメリカのサマーキャンプに参加されたお子さんと保護者の方のご感想をご紹介致します。私立小学校6年生のお嬢さんです。
キャンパー
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:今年は、昨年私が希望した4週間のプログラムに参加でき、とてもうれしかったです。昨年よりも、キャビンメイトとの会話が増え、キャビンメイトと過ごした時間が楽しく、何よりの宝物になりました。アクティビティーでは、サーカスやキャンドルなど、初めてやるものに挑戦し、新たな発見がありました。サーカスの空中ブランコは怖かったけれど、サーカスの先生がサポートしてくれたので勇気をもらえました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:キャンプで積極的に声をかけていたからか、自主的に動けるようになりました。また、友達とコミュニケーションをとるなかで、自分の言葉が伝わったときのうれしさや喜びを感じ、より自分で伝えようとする大切さに気づきました。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:参加したいです。なぜなら、またキャビンメイトと再会したいからです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:(無回答)

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:昨年2週間のサマープログラムを経験し、帰国後「4週間行きたかった!」と感想を寄せる娘の希望もあり、今年は4週間弱のプログラムに参加させていただきました。昨年お世話になったスタッフの方々が娘のことを覚えていて下さっていた事、また、ルームメイトとの再会が嬉しかった事、ひとつひとつが安心感となり、すぐに4週間弱を有意義に過ごすことが出来る自信へとつながっていた様でした。インターナショナルデーや今年初めて挑戦したサーカスなど、楽しいプログラムに参加できた事以上に、キャビンとのお友だちと過ごした時間が何よりも楽しかったということが印象的でした。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:昨年は乗馬が楽しかったよ、という感想を述べておりましたが、今年はそれ以上に異文化に触れ、コミュニケーションをとる中で、喜びや感動を見出すことが出来たことが、大変収穫になったと思います。また、非日常的で解放感のある大自然のなかで、自由な発想と自ら考え行動する力が養われたと思います。帰国後、ルームメイトとメールのやり取りをしていました。昨年より交流が深まり喜んでおりました。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:(無回答)

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:スケジュールの調整や空港から現地までの送迎のアレンジ、全てスムーズにして下さいましたTammyさまに深く感謝いたします。出発までの準備の段階での細やかな質問にもすぐにお返事をいただいたり、現地での娘の様子を丁寧にリポートして下さり、おかげさまで家族が安心して見守ることが出来ました。

学校のスケジュールの関係で、数日遅れての参加となったにも関わらず、昨年の夏からはずっと頼もしい表情でボストンに到着してくれたお嬢さんでした。同じキャンプへ、それも今年はフルセッションに参加する!、という意気込みと期待感でいっぱいだったのでしょう。サーカスのアクティビティでは、空中ブランコに挑戦し、素晴らしいパフォーマンスの様子がvideoで届きました! 現地で実際に見ますと、とても高さのある空中ブランコの設備です。指導して下さるプロの方々を100%信頼してこそ、そして自分でもできる!、と勇気と自信を持ってこそ、実現するアクティビティーです。videoで、このお嬢さんが空中へぴょーんと飛び出す瞬間を、何度も何度も拝見しました。1年でこんなに成長するのだなー、と感動しつつ、今年は現地のお友だちたちとたくさん英語でコミュニケーションを取る!、と自分に課した課題に一生懸命取り組み、コミュニケーションが成立したときの嬉しさや喜びを感じてくれたことを、とても嬉しく思います。これから、どんな風に成長していってくれるのか。とても楽しみです!

アメリカのサマーキャンプ

2018年11月27日 | アメリカのサマーキャンプ
こちらでは感謝祭休暇も終わり、今年も残すところ1か月ほどとなりました。高校留学中の生徒さんたちも、アメリカ人のお友だちのお宅でアメリカの感謝祭を体験したり、短い期間ですが帰国したり、それぞれ充実した休暇を過ごし、皆さん無事に学校に戻って来ました。

本日も、この夏、日本からアメリカのサマーキャンプに参加されたお子さんと保護者の方のご感想をご紹介致します。女子だけのサマーキャンプに、日本人一人きりで参加した、公立小学校6年生の女の子さんです。週に1回、英語塾で英語での読解や会話をお勉強中です。

キャンパー
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:参加者がみんな積極的でみんなが応援したり、困ったときに「どうしたの?」と声をかけたりしていたことが印象的でした。日本ではアメリカのようにハグしたり、動作での触れ合いがなかったので、協力して物事ができたことは貴重な経験になりました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:最初はわからないことがあっても、英語でうまく言えなかったけれど、そのうちに話せるようになりました。帰国するころには、日本語を忘れたと思うほど、英語がしみ込んでいました。

質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?
回答:両親の許しが得られれば、ぜひ参加したいです。友達がたくさんできたので、また会えるのが楽しみだからです。

質問:今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?
回答:特にありません。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:乗馬ー娘にとってはまったくの未経験でしたが、一人馬に乗り、場内を歩くことができたと聞きました。馬のお世話もしっかりできたようで、動物とのふれあいという貴重な体験をさせていただきました。ミュージカルー英語の発信が未熟な外国人の立場だったのですが、3週間かけて練習でき、最終的に台詞の無い役もいただけたということです。全員で力を合わせて一つのものを成し遂げるという、貴重な体験をさせていただきました。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:3週間英語だけの生活ができたことで、大きな自信がついたことです。特に発音がネイティブに近づいたのは驚きました。日常的な会話表現や単語の使い方をいろいろ覚えてきました。これまでスピーキングに自信がないようでしたが、帰国してからは積極的に英語を使うようになりました。女子だけのキャンプだったことで、同年代の同性と濃密なコミュニケーションができ、自分の幼さに気付いたようです。

質問:お子さんが参加されたプログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:事前に用意した衣類が規格に合わないとして使えませんでした。規則はわかるのですが、日本で同じものを入手するのは難しいので、海外からの参加者には緩やかに対応していただきたい、と感じました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:娘は現地で馬に足を踏まれるというアクシデントがありましたが、現地のスタッフの皆さんに適切に対応していただきました。タミーさんにも事前の準備から帰国まで、その都度、適切なアドバイスと連絡をいただきまして、本当に感謝しております。

日本人の参加者はたった一人きり、ということで、出発が近づいてきますと、急に心配になってしまったお嬢さんでしたが(無理もありません。。。)、現地を訪問しました際には、日本語を忘れてしまうほど、英語100%の生活にすっかり溶け込み、それは楽しそうに過ごしていました。子どもの持っているポテンシャルというのは、素晴らしいな!、と嬉しかったです。現地で、きれいな湖を背景に、このお嬢さんをインタビューした動画はこちらでご覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=9_KDzqD7ow0

キャビンのお友だちにインスタントカメラを貸してあげたら、フィルムをすべて使い切られてしまったことがありました。このお嬢さんは、日本では、「こんなことを言ったら相手がどう思うだろう?」「人はどう思うだろう?」と、考えることばかりで、なかなか自分の主張をできないでいたそうです。でも、アメリカにやってきて、英語という言語を通して、伝えたいことをはっきりと主張する、ということを実践してみたら、相手もきちんと理解してくれたそうです。そんなことも、現地でお話してくれたのでした。二人きりで、キャンプの湖畔で色々なお話をしたことは、私にとっても貴重な思い出です。3週間半のキャンプを終えて、ボストン空港に帰ってきた様子は、見違えるほど、明るい表情でした! 日本人一人きりでも、勇気をもってチャレンジした、この夏のサマーキャンプ体験は、このお嬢さんにとって、一生忘れることのない、掛け替えのない思い出であり、今後ずっと心のよりどころとして、このお嬢さんを支えてくれることでしょう。このような素晴らしい機会を、Opportunityを、コーディネーターとしてお手伝いさせていただいことに、心から感謝いたします。