日本ではまだ残暑が厳しいようですが、ボストンはすっかり秋です。今朝の気温は15度。紅葉もちらほら見かけるようになりました。
今年の夏、日本からアメリカ現地のサマーキャンプに参加した中学1年生のお嬢さんと保護者の方のご感想をご紹介します。
質問:アメリカのサマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:キャビンの子たちと仲良くすることができ、一緒に多くのことを話すことができたことが一番楽しかったです。みんなとても優しく、私の英語を一生懸命聞いてくれました。また、アクティビティがどれも本格的で楽しかったです。特にプレイ(演劇)では、「チャーリーとチョコレート工場」でおじいさん役を演じ、私と同じプレイを取っていた子とも仲良くなることができた上、教えて下さったスタッフの方もとても優しかったです。乗馬も始めは難しかったけれど、スタッフの方が分かりやすく教えてくださったので、最後のときは一人で馬に乗ることができるようになりました。前回の4年前とは違い、新しい友達をたくさん作り、最高の夏の思い出になりました。
質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か変わったこと、気づいたこと、そして考えたこと。
回答:サマーキャンプに参加する前は、自分からあまり外国人の子に話しかけるということができていませんでした。しかし、このキャンプを通して、アクティビティのことやイブニングプログラムのことについて話すと、とても楽しいなと感じられ、自らたくさん声をかけることができるようになりまし。また、4年前に感じたこととは違い、アメリカの自由な感じやアメリカの子の積極性や優しさを感じることができました。このような日本とアメリカの文化の違いを知ることは、とても興味深く楽しいことなのだ、と思いました。
質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:来年までに、今年よりも会話力やリスニング力を上げて、参加できたらしたいと思います。もっとアメリカの子とたくさん話すことで、今回よりも多くの友達を作り、もっと楽しい思い出にすることが出来たら良いな、と考えています。今回が、本当に良い思い出になったことが、自分的にも嬉しかったです。
質問:今年参加したサマーキャンプに何かリクエストはありますか?
回答:今年あったのかは分からないのですが、私が前回行ったときに「Trip Day」にショッピングに行き、それがとても楽しかったので、次回行ったときにはショッピングに行きたいです。
(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:娘が今回取ったアクティビティの中で、一番印象的だったの演劇だったようです。「チャーリーとチョコレート工場」の劇を行いましたが、始めはアメリカの子達のアドリブを交えた演技が上手過ぎて、圧倒されてしまったようです。でも先生や周りの子達に支えられながら、おじいさん役を演じ、心に残る一番の思い出になったようです。娘にとっては、アメリカで演劇の舞台に立つと言うことは、とても勇気が要ることだったと思いますが、それをやり遂げて、娘にとってとても大きな自信に繋がったと思います。乗馬では、馬のお世話から行い、馬がとても可愛かったこと。メタルジュエリーでは、仲良しの友達ができたことなど、たくさんのことを話してくれました。また、イブニングプログラムは、ものまね大会などもあり、毎回大笑いでとても楽しめたようです。
質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:今回2度目の参加でした。前回は8才での参加で、キャビンの子たちになかなか自分から話しかけることができませんでしたが、今回はキャビンの子たちとなじめるように、自分からどんどん話しかけたようです。わからないことは聞き返し、キャビンの外でも自分からHi!と挨拶をするようにしたそうです。アクティビティでも演劇を取り、舞台に立つなど、新しいことに挑戦することを、とても楽しめたようになったと思います。物怖じせずに「やってみよう」と思わせてくれる雰囲気がキャンプにはあったのだと思います。12才という多感な時期に、このキャンプの最高の環境の中で過ごせて、本当に良かったと思っています。
質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:以前のように、2週間の日程のものがあればもっと参加しやすい、と思います。
質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:今回、サマーキャンプ参加にあたり、コーディネーションをしてくださったタミーさんには、大変お世話になりました。準備の段階から、様々な疑問や不安なことなど一つ一つ丁寧に、しかも敏速にご解答くださり、本当に心強かったです。また、キャンプ中も子どもたちを見守り、また私共親にも過度な心配がないよう、不安なことにはすぐに対処してくださり、とても信頼できました。感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
このお嬢さんが、前回アメリカのサマーキャンプに参加したときは8才。以前参加した通いのキャンプで、食べたくないものを食べなくてはいけない、というプレッシャーがあったそうで、この点をとても心配していました。楽しみな気持ちと不安な気持ちでいっぱいなお嬢さんと、電話でお話したりメールを交換したことを思い出しています。もう4年前になるのですね。。。
アメリカのサマーキャンプでは、ミュージカルや演劇がアクティビティのひとつであり、役者だけでなく、衣装&メイク、照明、舞台装置、音楽などもそれぞれインストラクターに教えてもらいながら子どもたちが担当します。日本から参加したこのお嬢さんが、裏方でなく役者として大勢の前で舞台に立ってみよう!、と考えて実行した勇気に心から感心しています。海外から参加してきたキャンパーが演劇の舞台に立ったということに、刺激を受けたアメリカ人キャンパーたちもたくさんいたことでしょう!
このお写真は、私の大好きな写真です!劇が無事に終わったカーテンコールで、出演者全員でお辞儀をしたときにかつらが落ちてしまった瞬間の笑顔。このお嬢さんの大事な大事な宝物です。既に来年の参加を決めているので、来年の夏、ボストンで再会できることを、心から楽しみにしています!来年は、Trip DayにShoppingができるよう、キャンプディレクターに交渉しますね!