ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ

2018年10月23日 | アメリカのサマーキャンプ
本日も、アメリカのサマーキャンプに参加された日本人のお子さんと保護者の方のご感想をご紹介致します。私立小学校に通う5年生の女子生徒さんです。週に1回、東京の英語教室で読解力を磨きつつ英語で考えるスキルと、英会話もお勉強中です。

キャンパー
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:楽しかったことは、キャンディードロップです。飛行機の音が聞こえてきたしゅん間、みんな走り出すのが面白かったです。また、ジャンクフードデーでは、おいしいおかしを食べることができてうれしかったです。そして、困ったことは、お母さんからのFaxがまだ何枚かとどいていないのに帰ってきてしまったことです。しかし、Eメールはとどきました。外国人の友達と一緒に遊ぶと、日本人ととてもちがう感覚がしました。最初の3日間くらいはなれなかったけれど、その後はパラダイスで、とても良かったです。お母さんやお父さんと会えなくてさみしくもならず、ただひたすら、キャンプで楽しむことができました。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:行く前は、お母さんのガミガミからのがれることができて嬉しかったけれど、4週間はなれていると、お母さんのガミガミはすべて私のためだったことが分かり、何でも反こうしないようにしようと思うことができました。また、4週間家族と会っていなかったため、家族の大切さが分かりました。家族がいないって困ったことなのだ、家族がいるってありがたいことなのだ、と考えることができて良かったです。また、アメリカの人達は、とてもやさしくフレンドリーなので、日本に帰ってきても、まだ何でも「ありがとう」というくせが残っていて、とても気持よくなります。

質問:来年もアメリカでのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:思います。なぜかというと、今年初めて参加したキャンプで、今年初めてできた友達に、また会いたいからです。また、キャンディードロップに参加したいです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:キャビンの中のメールボックスの中の手紙は、毎日オフィスにとどけに行って欲しいです。たまに、2、3、4日、たまったままの時もありました。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:娘から届いたFaxにはまず、①食事がおいしい ②頑張っていて大丈夫だよ!、と記載されており、素敵なキャンプだなー、と安心しました。キャンディードロップ、様々な工作のクラス、ボートや魚釣りなど、子ども達がエンジョイできるクラスが多く、4週間思い切り楽しんだ様子です。キャビンではカウンセラーも含め、19名と大所帯でしたが、皆さんがフレンドリーでやさしく、ゆっくりと話しかけて下さったそうです。各ご家庭から届いたプレセント交換、食事中の会話、夜のミーティングなど、キャビン内では英語漬けで本当に良く頑張ったと、親ばかながら感心しました。タレントショーの日には、説明が良く理解できず、最後にエントリーさせていただけたことが嬉しかったようです(縄跳び)。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:出発までは不安でしたが、子どもは親以上にしっかりしているのだと感心しました。一人っ子でどうしても甘やかして育てておりましたが、キャンプの体験を通じて自立心+感謝の気持が養われたようです。「お母さんの大変さがわかった」「Thank youと言われると嬉しいね」と何度も話しています。東京での生活は、毎日時間に追われ、親子でストレスが溜まることが多々ございましたが、1か月自然豊かなキャンプで過ごせたことは、娘にとって素晴らしい経験となりました。
「来年も勉強が無かったら是非参加したい!」と話す程、楽しく、のびのびと過ごせたのだと思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:Faxの発信と受信に相当なラグ、そしてキャンプからの発信に関しては紛失がございました。改善いただけますと助かります。電池はさっそく手配いただき、ありがとうございました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:細かい質問や心配事にも的確にご回答いただき、大変助かりました。家族中で娘の一人旅を心配しておりましたが、タミーさんのサポートのおかげで、素晴らしい体験が可能となりました。本当にありがとうございました。

一人娘さんですが、ボストン空港でお迎えした際には、とてもしっかりとしたお嬢さん!、という印象でした。現地を訪問した際に、「とてもここは楽しい。大好き!」と言ってくれたので、「どうして?」と訊いてみますと、「ここは緑がたくさんあって、のびのびとしていて、みんな優しいから!」、と答えてくれたのでした。この夏のキャンプ参加が実現するまで、大反対されていらっしゃったおばあちゃまやおじいちゃまのご説得を一生懸命されていたお母さまでした。このようなケースはよくございます。まだ小学生のこどもを、保護者の同伴無しに、なぜ地球の反対側まで送らななければいけないのか?という問いは、ごもっともです。説明会に2度もご参加いただき、ご説得を続けられたお母さまの熱意に、コーディネーターとしてどのように応えることができるのか? お申込み前から、そしてこのお嬢さんが無事に帰国されるまで、ずっと心がけてきたことです。このようなご感想をいただき、心から嬉しく思います。ありがとうございました!
まだまだ小学生でありながら、大事なことにも気づいてくれましたね! かけがえのない家族への感謝の気持は、これからもこのお嬢さんが成長していく上で、大きな支えになることでしょう!



アメリカのサマーキャンプ

2018年10月17日 | アメリカのサマーキャンプ
早いもので、10月も中旬。ボストンでは、例年よりも寒さが早くやって来ました。ダウンコートが欲しいくらいですが、紅葉がきれいです。

今年の夏も、弊社が自信を持って日本のファミリーにお勧めします、サマーキャンプ、サマースクールプログラムに、日本から子ども達が参加しました。参加者の方々、保護者の方々から寄せられた感想をご紹介してまいります。

本日、ご紹介しますのは、今年初めてアメリカのサマーキャンプに参加した、10才の女の子さんです。東京の英語学校で毎週土曜日3時間、英会話をお勉強中です。お母さまが東京での説明会にご出席され、この夏のサマーキャンプ参加が実現しました。

キャンパー
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:わたしは、ラマ、アニマルケアがとてもたのしかったです。理由は、ラマにふれたこともなかったのに、せわをできたし、”ブラックベリー―”というラマと、とてもなかよくなりました。アニマルケアでは、”ムース”という子ねことブランコにのったりしました。とうげいでは、自分の好きなラマやハムスター、ネコをイメージして作りました。とてもよい作品になってうれしかったです。家族からの手紙が来る前は、キムさんの手紙を毎日よみかえしていました。ホールでは、ダンスや音楽をきいたり、おどったりして、楽しかったです。また、来年も行きたいです。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:行く前は、英語をちゃんと話せるか心配でした。でも、ボストンで自分の知っている質問や単語を使うようにしました。そうしたら、つうじたのでびっくりしました。少しの単語でも、とても話がつうじて、おしゃべりが楽しかったです。帰って来た時、英語に自信がつきました。かよっている英語じゅくでも、よりもっと発言でき、みんなにおどろかれたくらいです。これからも英語の勉強をがんばり、来年に生かせたいと思います。

質問:来年も、アメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか? その理由は?
回答:来年も来たいです。理由は、とても楽しいアクティビティやキャビンメイトがとてもやさしくて、てつだってくれたからです。ボストンでは、日本ではあまりやらないものをたくさんやりました。とてもよいけいけんになったと思います。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:アクティビティをえらぶときに、よこに写真をはり、えらぶじゅんばんを決めず、希望を紙に書き、かさなった場合にくじびきやじゃんけんで決めればいいな、と思います。

保護者
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:キャビンで、毎晩一人ずつ、その日の楽しかった事や嫌だった事などを発表し合う時間があった、と聞きました。キャビンは全員で20人いたそうですが、日本人一人であまり英語が話せないにもかかわらず、自分の伝えたい事を英語で(なんとか)発表していた事におどろきました。キャビンメイトの皆、優しく自分の話を聞いてくれて嬉しかったと話していました。アクティビティが本格的で、娘は後半にウクレレのクラスを受けたそうですが、2週間弱で何曲も弾けるようになり、シェアリングナイトではみんなで一緒に演奏したとのことで、大変感心いたしました。帰国後も、ウクレレを続けたいと話していました。ラマケアや動物のプログラムも、とても楽しかったようです。日本ではなかなか出来ない体験ができ、良かったと思います。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:かなりマイペースに過ごしていたようですが、キャビンメイトとコミュニケーションできたことが自信になっているようです。みんな優しかったようで、一緒にバスケットボールをして、シュートをたくさん決めると、ほめて頼りにしてくれたり、折り紙を折ってあげるととても喜んでくれたりと、友情を深められて嬉しかったのだと思います。

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:事前にアクティビティの希望を2つお伝えしておりましたが、本人が選ぶときには既に満員で選択できなったそうです。前半は年齢の低い順、後半は高い順からの早い者勝ちで、娘はちょうどミドルだったので、前半も後半もやりたかったものが選べず残念がっていました。

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:様々な質問に速やかにご回答下さり、大変助かりました。また、現地にも訪問して下さり、動画を送って頂き、とても有難かったです。また、キャビンには日本人一人ずつ、というルールがとても良いと思いました。英語で思いを伝えようとトライすることが自信につながるので、とても良い環境にして下さっている、と感謝しております。

現地を訪問しました際は、陶芸のクラスをそれは楽しそうに受けていたお嬢さんでした。毎晩ある、キャビンでのミーティングでも英語でがんばっています!、と笑顔で話してくれた様子がとても印象的でした。アクティビティの事前予約については、キャンプ事務局で手違いがあったようで残念でしたが、来年は今年取れなかったアクティビティに必ず参加できるよう、アレンジ致します。アクティビティを選ぶ際のアイデア!キャンプディレクターに伝えたいです!
同じ年齢の子供たちが共同生活を送るキャビンには、日本人参加者は1人きり、という環境を実現するのには、長年かけてキャンプ側と交渉し、また毎年確認してきたプロセスがありました。このように保護者の方から評価いただき、コーディネーターとしてとても嬉しく思います。各キャビンに日本人参加者は1人きりとするために、性別、年齢によっては、日本人枠が空いていたとしてもご参加いただけないケースもありますが、弊社のポリシーとしてご理解いただければ、幸いです。
来年は、今年キャンプで出会ったお友だちたち、ラマのブラックべりーと再会できたら、いいですね! 今後の成長を見守らせていただくことができましたら、光栄です!