大学の同窓生で、軽音楽部で青春時代を共にした友人から、今年は
早々と今月初めに暑中見舞いの葉書が届きました。
なぜこんなに早く暑中見舞いを送ってくれたのかと不思議に思ったら、
アメリカに長期の出張をするとの事で、今頃はアメリカで教育現場の
視察や教育政策の立案方法などを研究しているようです。
暑中見舞いに書かれてある事は、その他にも母校の事が。
私の母校は、大阪市住吉区杉本町にある「大阪市立大学」ですが、
この度、大学のシンボル的存在である時計台のある1号館前の庭
(愛称:ワシントン広場)に植樹されているワシントンヤシ29本が、
今月の12日から伐採されることになったと知らせてくれたのです。
この椰子(ヤシ)の木は、昭和32年頃に卒業記念で植樹されたらしく、
約60年の年月を経ておよそ23mにまで成長し、樹木としての寿命に
達していると考えられ、強風時に折れて落下する危険性が強まって
きたことから、惜しいが伐採することになったとの事。
大学は伐採前の記念撮影を呼び掛けていました。
仕事と所用があり行けなかったのが残念でした。
私は、人間と同じく植物も子孫を増やし残しますが寿命がある事を
思い、又4年間通ったキャンパスのシンボルがなくなったと思うと
寂しくなりました。