美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ Up Where We Belong を録音

2016-02-26 | Pop's

リチャード・ギアが主演した1982年公開の映画

『An Officer and a Gentleman』(邦題: 愛と青春の旅だち)

のテーマ曲「Up Where We Belong」を歌ってみました。



歌のたいへんお上手な女性にデュエットをお願いして一緒に

歌ってもらって録音し映画の映像を使って動画を作りました。

著作権者が選ぶCMを入れる条件でYou Tube の審査はパス

しています。


この映画は、日本でも大ヒットしましたので、懐かしく思われた

人が多いと思います。

映画のストーリーを要約して書いておきます。

青年ザック・メイヨ(リチャード・ギア)は、夢だったパイロットに

なるため、父親の反対を押し切って海軍士官養成学校に入学する。

そして鬼軍曹フォーリー(ルイス・ゴセット・Jr)による厳しい教練

のもと、他の士官候補生たちと共に13週に及ぶ過酷な訓練を受ける。

やがて数週間が経ち、候補生は地元の人達との懇親パーティーに

出席することが許された。そこでザックは、製紙工場で働く女性

ポーラ・ポクリフキ(デブラ・ウィンガー)と出会い恋に落ちる。

日曜日、ポーラの家に招かれたザックは、彼女の父も士官候補生

だったことを聞かされる。やがて、卒業式の日が来た。少尉に任官

したかつての候補生1人1人に敬礼するフォーリー軍曹に

「君のことは忘れない」と言うザック。彼は製紙工場に行き、

作業中のポーラにキスして抱きあげ、工場から連れ出す。

工場で同じく働いているポーラの母親や友達が祝福する。

過酷な軍隊での訓練生活のなかで、同期との友情、恋、色々な

出来事を経験しながら成長していく青年の姿を描いた映画でした。

このテーマ曲は、ジョー・コッカーとジェニファー・ウォーンズが

歌い、1982年全米1位のヒットを記録し、アカデミー歌曲賞を受賞

しています。ジョー・コッカーが、のめり込んで歌っている迫力ある

歌唱が忘れられないです。

   

ジョー・コッカーは、惜しくも2014年12月22日に70歳で亡くなって

います。ジョー・コッカーの事を書きたいのですが、とても長くなり

ますので、この曲を歌っているジョー・コッカーを見るのが、一番

いいと思いました。


<歌詞>

Who knows what tomorrow brings
In a world, few hearts survive
All I know is the way I feel
When it's real, I keep it alive

The road is long,
There are mountains in our way
But we climb a step every day

Love lift us up where we belong
Where the eagles cry on a mountain high
Love lift us up where we belong
Far from the world we know,
Up where the clear winds blow

Some hang on to "used to be"
Live their lives, looking behind
All we have is here and now
All our life, out there to find

The road is long,
There are mountains in our way,
But we climb a step every day

Love lift us up where we belong
Where the eagles cry on a mountain high
Love lift us up where we belong
Far from the world we know,
Where the clear winds blow

Time goes by
No time to cry
Life's you and I
Alive, today

明日が何をもたらすのか、誰にも分からない
ほとんどの心が生きていけない世界では
私に分かるのは、私がどのように感じているかだけ
それが本物なら、私の祈りを生かし続けよう

その道は長く 行く先には山々がそびえる
でも私達は、毎日階段をのぼってゆく

愛は私達がいるべき場所へと私達を持ち上げる。
そこは山高く鷲がさえずる場所。
愛は私達がいるべき場所へと私達を持ち上げる。
私達の知る世界からずっと遠くへ さわやかな風が吹く高い場所へ

「昔の自分」にしがみつく人達もいる
後ろ手に鍵をかけながら、生きていく人達が
私達にあるのは、今とここだけ
私達の人生はすべて、これから見つけるもの

その道は長く 行く先には山々がそびえる
でも私達は、毎日階段をのぼってゆく

時間は過ぎてゆく
泣いている暇はない
人生とは、あなたと私のこと
今まさに生きている


散歩して春の近づきを感じています。

2016-02-18 | 四季

最近、暖かい日中はよく散歩しています。

今日も、お昼ご飯を食べた後に40分程散歩しました。

散歩する前に我が家の庭で今年も綺麗に咲いてくれた

ロウバイ(蝋梅)を三脚を使って撮影しました。

デジ一眼レフで撮影しました。

ロウバイ(蝋梅)の独特の花びらの質感を出そうと

約30分、マニュアルで撮影。やや近づいて、わざと

ピントをほんの少しだけ甘くしたのが、お気に入りの

写真になりました。・・・偶然そのように撮れたのかも(笑)



そして、ご近所を散歩しながらパチリパチリと写し歩きました。

しだれ梅が、まだ7分咲きくらいでしたが、たいへん綺麗なので

写しました。

すずめ、ひよどり、メジロなどの野鳥も飛んできました。

しかし、お目当てのメジロは、すばしこく すぐに飛び去ります。

何枚か写しましたが、雀かメジロか、はたまた、うぐいす か

どうかわからないです。



手持ち撮影のスナップ写真なので、望遠で撮りましたので

ブレたりしました。



もっと暖かくなったら、桜ですね。

今年も「春」をたくさん撮影したいです。


♪ We're All Alone を録音

2016-02-13 | AOR

1970年末~1980年代にかけてブームを起こした都会的で

洗練された落ち着いて聴ける大人のロック、AOR

 (アダルト・オリエンテッド・ロック)・・日本独自の呼び方で、

アメリカではAC(アダルト・コンテンポラリー)、MOR

(ミドル・オブ・ザ・ロード)などと呼ばれる代表的なアーティスト

であるボズ・スキャッグス (Boz Scaggs) が作詞・作曲し1976年に

レコードアルバム“Silk Degrees” (シルク・ディグリーズ)に収録して

リリース、大ヒットさせたナンバー「We're All Alone」を歌って録音

しました。


アルバム“Silk Degrees”のレコーディングに参加したスタジオ

ミュージッシャンが集まって「TOTO」を結成した事も有名です。

この曲は、リタ・クーリッジなどのたくさんのアーティストが

カバーしている大ヒット曲です。

では、ボズ・スキャッグスのライブ映像を


リタ・クーリッジのバージョンでも録音しましたので、後日の

日記で再度この曲をアップしたいと思っています。

<歌詞>

Outside the rain begins
And it may never end
So cry no more
On the shore a dream
Will take us out to sea
Forever more, forever more

外は雨 やみそうもない
つかの間の夢が海へ誘う
だからもう泣かないで
夢は僕たちを静かな海に
連れて行ってくれる
永遠に ずっと二人で

Close your eyes, ami
And you can be with me
'Neath the waves
Through the caves of ours
Long forgotten now
We're all alone
We're all alone

眼をとじておくれ エミー
そうすれば君は僕と一緒にいられるんだよ
波をくぐって
僕たちだけの洞窟に行こう
長い間忘れていたことだけれど
二人だけで 二人だけで

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
Learn how to pretend

窓をしめて 明かりをおとそう
そしたら落ち着くよ
大丈夫 悩む事もないよ
全ては終わりから また始まるのだから
その気になればいい

Once a story's told
It can't help but grow old
Roses do, lovers too
So cast your seasons to the wind
And hold me, dear
Oh, hold me, dear

昔からよく言われてきたことだけど
歳をとることは誰にも止められない
美しい薔薇だって 恋人達の心だって
うつろいでいくんだ
だから風向きに人生をまかせよう
そして僕を抱きしめておくれ

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
All's forgotten now
We're all alone, all alone

窓をしめて 明かりをおとそう
そしたら落ち着くよ
心配なんかいらないさ
泣くだけ泣いたら
すべて新しく始めよう
すべてを忘れて今は
僕たちは二人なんだ
いつもそばにいるから

Close the window
Calm the light
And it will be all right
No need to bother now
Let it out
Let it all begin
Throw it to the wind, my love
Hold me dear

窓をしめて 部屋を少し暗くして
そしたらきっと落ち着くさ
もう心配なんかいらない
泣くだけ泣いていいんだよ
そしたら新しく始められる
風に逆らわないでいいんだ
愛しい君

All's forgotten now, my love
We're all alone

今は すべてを忘れて
僕たちは いつも二人きりなんだよ

・・この「We're all alone」は、「二人だけ」、「二人きり」、

「みんなひとりぼっち」などと訳しているものがありますが、

2007年の『シルク・ディグリーズ』再発盤に寄せたライナー

ノーツでスキャッグス本人は「この曲のタイトルを個人的な話と

普遍的なテーマを両立させるものとしたが、両者の意味が同時に

成立するような歌詞にするのに苦労した」と語っており、上記の

ような複数の解釈が可能なように最初から歌詞が設定されていた

ことが明らかになっています。

歌詞づくりが非常に難航し、レコーディングが始まっても完成せず、

書き足しながら録音したことを明かしたうえで、「この曲の意味は

自分の中でも完全にはわかっていない」と語っています。

(ウィキペディアより)

                 最近のボズ・スキャッグス


♪ Antonio's Song (The Rainbow) を録音

2016-02-05 | AOR

オレゴン大学の博士号を持つマイケル・フランクス

(Michael Franks) が1977年に作詞・作曲し自ら

歌ってヒットさせた曲であり、

AOR (アダルト・オリエンテッド・ロック)

・・・海外ではAC(アダルト・コンテンポラリー)と

呼ばれているジャンルの代表的な曲であるアントニオ・ソングを

私が、歌って録音しました。

この曲は、サブタイトルに The Rainbow が付けられています

ので、正式曲名は、Antonio's Song (The Rainbow)になります。

歌詞に「アマゾン」が出てきますので、アマゾンの景色とそこに

生息する動植物の画像をスライドしています。

 

この曲について、少し。

ボサ・ノヴァと云う音楽の創造者の一人である

ントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)

を讃えた歌です。

マイケル・フランクスは教授の資格をもつ歌手で、アメリカ・

カリフォルニアで育ちましたが、ブラジルを愛し、ジョビンを

敬愛しています。

ジョビンは、ポピュラー・ソングを一番多く作曲した事でも

知られています。 

この曲には次のメッセージが込められています。 

アメリカ社会が、南米からの移民を冷遇しており、非常に安い

賃金で過酷かつ粗悪な環境のもとで労働する事に耐えねばならない。

南米からの移民達は、自分達の血に流れている燃えるようなリズムの

音楽を忘れずにいよう歌おう、そして虹(希望を表しています)と光

と。

マイケル・フランクスは、北米と南米の現実の格差を言い表すと共に、

ジョビンの音楽が人々に癒しを与えてると歌詞で伝えています。

ボサ・ノヴァのリズムを使い洗練された都会的でオシャレな曲調で、

しかも哀愁感のある素晴しい曲なので、多くの歌手によりカバーされ

日本でも人気のある曲です。

では、本家マイケル・フランクスで。

1993年(1991年の可能性あり)、来日公演で東京ブルーノートでの

ライブ映像です。

 

次は、ヘレン・メリルのライブ映像で。

 

その他にも、この曲をカバーしているたくさんのアーティストの動画が

ありますので、聴き比べるのもいいと思います。

 

<歌詞>

Antonio lives life's frevo*
Antonio prays for truth
Antonio says our friendship
Is a hundred-proof*
The vulture that circles Rio
Hangs in this L.A. sky
The blankets they give the Indians
Only make them die

But sing the song
Forgotten for so long
And let the Music flow
Like Light into the Rainbow
We know the Dance, we have
We still have a chance
To break these chains and flow
Like Light into the Rainbow

Sing the song
Forgotten for so long
And let the Music flow
Like Light into the Rainbow
We know the Dance, we have
We still have a chance
To break these chains and flow
Like Light into the Rainbow

Antonio loves the desert
Antonio prays for rain
Antonio knows that Pleasure
Is the child of Pain
And lost in La Califusa*
When most of my hope was gone
Antonio's samba led me
To the Amazon

We sing the song
Forgotten for so long
And let the music flow
Like Light into the Rainbow
We know the Dance, we have
We still have a chance
To break these chains and flow
Like Light into the Rainbow.

アントニオは 人生のフォレヴォに生き
アントニオは 真実を求め祈る
アントニオは 俺たちの絆は
とても強く結ばれていると言う

リオで自由に飛んでいるコンドルも
このロサンジェルスの空にいると 吊るし肉にされる
彼らが先住民に与える毛布だけでは
先住民を死に追いやるだけさ

さぁ 歌をうたおう 長い間 忘れられていたあの歌を
そしてあの音楽を 途絶えることなく流そう
虹に光が注がれるように
俺たちにはあの踊りがある
まだチャンスは残されている
この束縛を破り 自由になれるチャンスが
虹に光が注がれるように

アントニオは 砂漠を愛し
アントニオは 恵みの雨のために祈る
アントニオは 喜びとは痛みから生まれることを
わかっている

そして魂が失われたカリフサで
未来への希望が消えてしまったとき
アントニオのサンバが
俺をアマゾンへと導いた

さぁ 歌をうたおう 長い間 忘れられていたあの歌を
そしてあの音楽を 途絶えることなく流そう
虹に光が注がれるように
俺たちにはあの踊りがある
まだチャンスは残されている
この束縛を破り 自由になれるチャンスが
虹に光が注がれるように
 

 

*歌詞には、日本人が知らない言葉や造語が出てきます。

frevo「フォレヴォ」というのは、ブラジルの二拍子の音楽で、

カーニバルなどで踊る時に使われるリズムの一種です。

ブラジルの人々の血に流れる心から沸き上がる情熱や魂の叫び

を表現し、それを人生そのものだと歌詞で伝えています。

a hundred-proof・・・アメリカで、お酒のアルコール度数

が50%と表す用語ですが、 ‘すごく強い’ 絆と言うことを表して

いると思いました。

La Califusa「ラ・カリフサ」は、造語で『La』は、 L.A.
『Calif』は、California そして『usa』は、U.S.A で、
ロサンジェルス市 カリフォルニア州 アメリカ合衆国の事です。

歌詞の中で 砂漠やアマゾン が出てきます。幼い頃にブラジルの

大自然に囲まれ育ったジョビンはアマゾン熱帯雨林を保護する

ための活動を行い環境保護に関心が深く、ジョビンが作った曲

には自然の美しさ大切さを伝えるメッセージの曲が数多くあります。