美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

我が家のサクランボ

2018-05-12 | ガーデニング

7年ほど前に苗木で植えたサクランボの木が大きく成長し、4年ほど

前から毎年美味しい実をつけます。今年もたくさん実りました。



今朝、赤くなった実を選んで収穫しました。甘酸っぱくて、とても

美味しいです。



我が家のサクランボの品種は、「暖地桜桃」(だんちおうとう)です。

ちょっと調べました。

「暖地桜桃」は、江戸時代に清(中国)から日本に来て、現在は西日本で

栽培されている品種です。この木材は家具や彫刻などに使われています。

ヨーロッパから来た品種では、ナポレオンやジャボレー、アメリカから来た

品種は高砂(たかさご)など早生種・中生種・晩生種を合わせて約18品種ほど

あるらしいです。

日本で一番多く栽培されている品種は「佐藤錦(さとうにしき)」で、ナポレオン

と黄玉を交配してできたものです。

それから・・・・

サクランボにちなんだ曲はたくさんありますが、シャンソンの Le Temps des cerises

(ル・タン・デ・スリーズ)邦題:「さくらんぼの実る頃」の歌詞が素敵なので、

ご紹介します。

ジュリエット・グレコが1986年に日本公演した折にこの曲を歌っている映像です。

日本語歌詞のテロップが表示されています。


♪ You And The Night And The Music をセッションで歌いました。

2018-05-06 | Jazz Vocal

アマチュアが参加出来るジャズのセッションで歌ってきました。

歌って録音した曲は、5曲ですがその中でジュリー・ロンドンで

あまりにも有名な『You And The Night And The Music』

(あなたと夜と音楽と) を今回 You Tube にアップしました。

この曲のムードを出そうとイラストと絵画の画像を使って

スライドさせています。

演奏してくれたのは、この曲を初めて弾くと云うアマチュアの

若い女性がピアノ、ベースがプロ、ドラムスはライブハウスの

オーナーでプロのミュージッシャンでした。

持っている楽譜本のキーでは、私には合わないので私の声に合う

B♭m に移調して楽譜を持参しました。

B♭m は、譜面の調合で♭が5つもあるのでピアノを弾くのは

たいへんです。しかも、弾いた事がない曲なのに、わずかにイントロ

や間奏でメロディ弾きにミスタッチがあるもののコードバッキングは

リズムもきちっと決まっていて歌い易かったです。

(ベースとドラムスはさすがにプロ、よかったです)

ピアノを弾けない、しかも歌が超下手ッピな私が偉そうな事を言っては

いけませんね。

『You And The Night And The Music』について少し。

この曲は、1934年(昭和9年)にアーサー・シュワーツ

(Arthur Schwartz) が作曲し、ハワード・ディーツ (Howard Diets) が

歌詞をつけた曲で、同年に上演されたミュージカル

『リベンジ・ウィズ・ミュージック(Revenge with music)』のために

書かれた曲です。

最初はラジオで紹介された曲だと書いている雑誌もありましたが、

前述のミュージカルでヒットしてからラジオで流されたのが本当らしいです。

インストでは、ビル・エヴァンスが有名。ヴォーカルでは、やはり

ジュリー・ロンドンですね。

この曲もたくさんのシンガーが歌っていますが、そのアーティストの

独特の個性的な歌い方・テクニックそして、フィーリングで好き嫌いも

ありますが、それぞれに味わいがあります。

では、まずはジュリー・ロンドンで聴いてください。

(レコード・CDの音源でスタジオ録音です)


次は、ビル・エヴァンス・トリオの演奏を聴いてください。数回録音

していますが、一番古いのを。1959年録音で、ポール・チェンバース

のベースとドラムスがフィリー・ジョー・ジョーンズです。

(スタジオ録音で静止画です)


<歌詞とその和訳>

You and the night and the music
Fill me with flaming desire,
Setting my being completely on fire!

You and the night and the music
Thrill me but will we be one
After the night and the music are done?

Until the pale light of dawning and daylight
Our hearts will be throbbing guitars,        
Morning may come without warning
And take away the stars.

If we must live for the moment,           
Love till the moment is through!
After the night and the music die will I have you?


あなたと夜と音楽が
私を燃えるような熱い気持ちで満たす
私は完全にその炎に はまり込んでしまった

あなたと夜と音楽が
私を虜にするけど この夜と音楽が終わってしまったあと
私たちは本当に一つになれるのかしら?

夜明けの薄明かりから陽が昇るまで
私たちの気持ちは、まるでかき鳴らされるギターのよう
でも朝は何も告げずにおとずれて
星たちを追い払ってしまうれど

たとえ私たちがこの瞬間のためだけに
生きているのだとしても
この一瞬が過ぎ去るまでは愛し合いましょう
この夜と音楽が終わったら あなたはきっと 私のもの


※添付画像

22歳の時に初めてアメリカを旅行し、入手したジュリー・ロンドンの

オリジナルLP盤(初版製造)です。

その後何度か(最後は48歳の時)アメリカを仕事と旅行で訪れて

いますが、こうしたオリジナル盤は、数があまりなく見つけても

状態の良くないものばかりで希少です。

レコードNo.は、USA. Liberty Monaural - LRP 3164 です。

このレコードにこの曲が収録されています。