今週久し振りに社長と話をする機会があった。社長は東奔西走の人だし、私も毎日は出社しないし、
今は出張多いし。
昼休み、髪の毛の話から社長が私の頭を見て『少し・・・』と言う。私は社長に全部まで言われるのが
イヤで『ええ、ええ、薄くなってますよ。元々猫毛で髪の毛が細いうえに、益々細くなって地肌が透けて
見えてます。白髪も多いので生え際白くなって禿げているように見えるので、しょっちゅう染めてますが』と。
社長『昔はサラサラでつやつやしてたのになぁ』
放っといてっ!何十年前の話やねん!大体さぁ、それセクハラやで。女性の髪の毛薄い話なんて。
で昨日は、今の会社の創立者(5人で始めたらしい)の内の1人Sさんと、新しい引合の件で出掛けた。
Sさんは今はもう会社の人では無い。相当早い時期に奥さんの実家の工場を継ぐために辞めた。
しかし付き合いはずっと続いている訳で、今のうちの会社の協力会社として仕事している。
お客様との打合せが終わって帰る車の中で歳の話になった。Sさんが卯年(59歳)だと言うので
『ああっらぁ~私と同じですわ。同じ干支』 するとSさん『そーかいな。タメかいな』と言う。
私『いえいえ、一回り上です』 Sさん絶句。『今なんて言うた?』『歳上?』
同じ歳位だと思ってたと。社長より下だと思ってたと(社長は64歳)。んな訳無いやん!
『それはそれはえらい済みませんなぁ、歳上とは知らずに』と。以前よく知らない頃に、結構エラソーに
文句言われたことあったので。私のせいでは無いことで。
で、会社に帰って来て、Sさん電気室で協力会社の社長らと話をしている時に、私の歳を知って
ビックリしたと言っている。すると電気さんが『そーなんですよ。びっくりするくらい元気でしょ?』と。
私『腰も膝も脚もどこも痛くありません。駅の階段もタタタタタと下りれます』と言うと、皆感心してた。
へっへ~。又自慢してしまったわ。
ま、若く見えるとしても、実際は5~6歳若く見えればいいとこよ。みんな盛ってくれているだけ。
解ってます。
今静岡。昨夜は見積作りながら寝てしまった。今朝移動した。やっぱりしんどい。けど、あと一息。
もう少し。追い込みなので頑張る。
新幹線の中で、前の会社の本社の営業Hから電話。又愚痴かいなと思っていたら『会長の具合が良くない』と。
私気になってたんだよね。奥様がコロナワクチンの後亡くなった。元々心臓に問題のある方だった。
奥様を先に亡くされて、どうしておられるのだろう?息子2人は共に会社に居るがプライベートは全く
アテにはならない。次男は家隣同士だがお嫁さんが全くダメ。長男は家遠いし近寄らない。
娘さんは独身だが大手商社にずっとお勤めで、市内に住んでいる。家のことなんか何も出来ない人なのに
食事なんかどうしておられるのだろうと気の毒に思ってた。
『今名古屋で乗り換え中よ。帰り寄ろうかな・・』『アカンアカン、病院行っても誰も会えないみたいよ。
会社でも公にはなってないし』とH。
前の会社に居る時は、今の社長(息子。前の会社辞めたのはこの息子のせい)と違い、可愛がってもらった。
お世話になった。考えてみれば85歳だ。
又、私が初めて働いた会社の社長(今は会長)は私の丁度一回り上の83歳。この社長には一から十まで
仕事と言うものを教わった。営業の鏡の様な人だ。こちらも奥様を割と早くに亡くされた。
頭はお元気だが足腰がアカン。娘さん家族が同じマンションの別フロアに住んでいるので、心配はないが。
70歳代と80歳代はうんと違うのかな・・・。私もいつまで元気で働けるのだろうと、そんなことを考えた。
どちらにしても、どなたも皆私の恩人であり師匠である。元気じゃないのは寂しい。
どうかお元気で長生きして欲しい。
私もしんどいと弱音吐いてる場合じゃない。勢いと根性だけで頑張るわ。