2ndアルバム『5TH DIMENSION』オープニング曲。
5th Dimensionつまり5次元。3次元から5次元への「進化」をコンセプトとしたアルバムのオープニングに「カルミナ・ブラーナ」を持ってくるセンス!
この重々しさと荘厳さね。これを初めて聴いた時、今までのアイドル像をぶち破ろうという、強い意志みたいなものを感じたんだよね。
いや、それまでのアイドルに特に詳しかったわけじゃないけど、なんか、凄いのが出てきたぞ!という感慨を覚えたことは確かです。
ももクロは1stアルバム「バトルアンドロマンス」で凄い評価を得たわけだけど、私はそのころは、まだももクロを知らなかったし、こちらのアルバムの方を先に聴いたということもあって、私にとっては、これがももクロ!というイメージが強い。
そのオープニングを飾る曲ですよ。今聴いても、なにか背筋にピリッとくるものがある。
「カルミナ・ブラーナ」って、オジー・オズボーンがライブのオーバーチュアに使っていた曲だったし、それを持ってくるってことに強烈なものを感じたし、3次元から5次元への進化なんて、哲学的というかスピルチュアルというか、そんなテーマを歌ったアイドルなんて、それまでいなかったように思う。
こいつら、なんか凄え!そう思わせてくれたアルバムであり、そのアルバムのオープニングに、これ以上ないというくらいに相応しい曲。
今聴いても、ビリビリ来ます。