Amazon Primeにて、日本のゴジラ・シリーズ全30作品すべての無料配信がスタートしています。
30作品もあると、どれを観たらよいかわからない、なんて迷っている方もおられるかもしれません。そこで、
私個人の好みで選んだ、ゴジラ映画9選を発表したいと思います。
なにかのご参考になれば、幸いです。
では、まずはコチラから
祟り神を祀る神事としてのゴジラ映画3選。
○『ゴジラ』(1954)
○『シン・ゴジラ』(2016)
○『ゴジラ-1.0』(2023)
ゴジラの原点を描いた3本。ゴジラとは核兵器や戦争のメタファーであり、戦争で散った方々の無念、人類によって汚され続ける大自然の怒りの集合体つまり、
「祟り神」である。その祟り神を鎮める「神事」こそが、ゴジラ映画なのです。
だから、人類が誤った道を進む限り、祟り神は何度でも現れるのです。
それが、ゴジラ。
怪獣バトルを堪能するゴジラ映画3選
○『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)
○『ゴジラVSビオランテ』(1989)
○『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)
神事とはつまりは「お祭り」。怪獣バトルはまさしくお祭りなのです。
ぶつかり合う怪獣たちのお祭りに、我ら人間も参加しよう。
正義の味方になったゴジラ3選
○『ゴジラ対ヘドラ』(1971)
○『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972)
○『メカゴジラの逆襲』(1975)
ゴジラの本来の姿は祟り神。しかし私が小学生の頃のゴジラは紛れもなく「正義の味方」だったし、私らの世代はそんなゴジラを楽しんでいたのも事実。
これは言ってみれば、神道が仏教と「神仏習合」することでその命脈を保ったことと同義。こうして「祟り神」神事は守られた。
だから、正義のゴジラを、決して否定してはいけない。
多様性こそがゴジラの魅力。日本のゴジラでさえ色々なものがある。だから
ハリウッド・ゴジラがどんなものでろうと、それもまたゴジラなのです。(好き嫌いはあるけどね。それもまた当然の事)
ゴジラの持つ多様性を認め、楽しみましょう。
ご参考になりましたなら、これ以上の喜びはありません。
では。