数々の「奇跡」を起こしてきたももクロに関しては、「神掛かっている」と評する方々が多いようで、特に太陽に関する奇跡が多いように思われることから、天照大神(アマテラスオオミカミ)と関連づける方々もおられる。
まあ、本気でそんなことを思っている方は、ほとんどおられないとは思う。優れた才能を持つ人を「神」と呼ぶ、日本人独特の感性のひとつの表れにすぎない。
この曲のタイトル『桃照桃神(モモテラスモモミカミ)』も、いまやアイドル界の頂点に立つももクロを称賛する、日本人的感性の発露だと、私は受け止めたい。
この曲が収録されている最新アルバムのタイトルは『イドラ』。偶像という意味であり、これはそのまま「アイドル」ということでもある。
アイドルとしては「邪道」だったももクロが、いまや「王道」アイドルの頂点に立っている。そんなアイドル、ももクロの最新アルバムのタイトルがイドラ(偶像)とは
なんだかね、色々なことを考えさせる、考えたくなる。そんなタイトルではあります。
これもひとつの「仕掛け」かな?
そんなしたたかさをも感じさせ、楽しませてしまうのが、ももクロ。
これぞ「エンタメ」だね。
だからももクロって
面白い。