「大本営発表。帝国陸海軍ハ本8日未明、一太平洋上ニオイテ、米英軍ト戦闘状態ニ入レリ」
「我奇襲二成功セリ。トラトラトラや!」
真珠湾奇襲攻撃のことを調べれば調べる程に、日本は”嵌められたのだ”ということが見えてくる。
米国側は日本の暗号電文を解読していて、日本がハワイ真珠湾を攻撃することを察知していた。にもかかわらず、そのことをハワイにいる米軍には一切知らせなかった。あえて奇襲をさせたのだ。
ハワイの一般庶民はもちろん、ハワイの軍関係者も蚊帳の外、それもこれも皆
米国民が怒り、米国が第2次大戦へ参戦する方向へと導くためだった。
抑々、日本がアメリカと戦争を始めたのも、そうせざるを得ないように誘導された、ということが近年明らかにされてきており、まったくもって
国際政治の闇とは、恐ろしいものです。
当時の安倍総理は、哀悼の意は捧げたけれど、謝罪の言葉は口にしなかったといいます。日本国を預かる為政者として、阿部さん自身の矜持として、やはりそれはできなかった、ということでしょう。
でも、私はただの一般庶民にすぎないし
あの奇襲攻撃で、何も知らずに驚きと恐怖と怒り、悲しみのなかに亡くなっていった、犠牲となった多くのアメリカ国民がいたことには違いない。
だから
同じ一般庶民として、その方々に、私からの
心よりの哀悼の意と、心よりの謝罪の意を表すことは意義があると
信じたい。
1941年12月8日、朝7時55分。ハワイ真珠湾攻撃にて犠牲となった米国軍人と、巻き添えを食って亡くなった米国一般庶民他、すべての方々に
謝罪いたします。
申し訳ありませんでした。
御霊安かれと願うのみ。
昭和16年(1941)12月8日。一太平洋上において何が起きたのか
忘れてはいけない。
もっと幼稚な頃は、恨んだり怒ったりしなければ戦争なんて無くなるのに、と今思うとなんて安全なところから言ってたんだろうと思います。
正義とか色々な理由があっても、知らなかったとかあっても、沢山の人が亡くなられて今の歴史と自分が生かされてる生活がある。本当思わぬところから、ガツンと思い直した12月8日でした。
ありがたいことです。