リベラルくずれの繰り言

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辺野古埋め立て強行:際限ない費用と時間だけでもいったん中断すべき

2019-02-24 | 政治
安倍政権は沖縄県民の反対に耳も傾けずに辺野古埋め立てを強行しているが、軟弱地盤の存在が明らかになった。東京ドームの約5.25個分の砂を使った杭7万6699本を打ち込んで地盤改良工事を行うことが検討されている。だがこの砂の量は県内の砂利採取量の数年分だという。
「マヨネーズ並み」といわれる軟弱地盤は、最も深いところで水深30メートルの海底から60メートルもの厚さがあり、計90メートルだが、防衛相によれば実績があるのは水面下70メートルだという。菅官房長官は「一般的で施工実績が豊富な工法で対応は可能」というが、明らかに欺瞞ではないか。
しかも、政府は改良工事にかかる工期や費用の見通しを一切示していないという。何年かかるかわからない施工実績のない難工事を、費用の見積もりもなしに強行するなどありえない。
「辺野古が唯一の解決策」という評価の是非をいう以前に、際限なく膨張する費用と時間の点からだけでも、辺野古埋め立てはいったん中断するべきだ。

関連リンク:
「(社説)辺野古移設 計画の破綻は明らかだ」(朝日新聞2019-2-23)

関連記事:
「辺野古移設は「唯一の解決策」という軍事的根拠の洗い直しを」


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