27. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集 」
「心」なき中韓と「心」ある日本 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
3イ 日本を憎む中国・韓国
3ロ 自然を拝む日本人への蔑み
3ハ 「人民」は日本語から借りてきた言葉
3ニ 龍の爪の数が序列
3ホ 「ミラー・イメージ」の罠
3ヘ 天災の国と人災の国
3 ト 日中関係は国内問題
3チ 日台関係の欺瞞
3リ 韓国人の愛国心はまやかし
3ヌ 韓国と台湾の日本統治
3ル 日本統治に感謝していた韓国人
3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
3ワ 韓国の反日は幼児の甘え
3カ 汚い空気と賄賂と愛人
3ヨ 琉球共和国設立委員会
3タ 封印された天安門事件
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3ヲ 「東亜日報」の慰安婦募集
はじめて韓国を訪れた時に、「東亜日報」に漢字で、「慰安婦募集」という広告が、載っていた。
今日でも、「東亜日報」は、韓国の代表的な全国紙の一つである。東亜日報社の金相万(キム・サンマン)会長は、著者より二十歳も年長だったが、肝胆相照らす(互いに心の底まで打ち明けて親しく交わる)ようになった。
その後、著者は「東亜日報」を応援したが、朴正煕(パク・チョンヒ)と対決していた。
慰安婦は、韓国語で「ウィアンフ」と発音する。慰安婦は、米軍を中心とする国連軍と、韓国軍兵士のために、政府によって集められていた。慰安婦が働く売春村は、基地村(キチジョン)と呼ばれていた。
当時、韓国ではまだ、漢字が使われていた。その後、漢字が日本統治時代の残滓(ざんし:かす)だといって廃止して、すべてハングルによって、書くようになった。
日本語を駆除するといっても、今日でも、病院(ビョンウォン)、歯科(チクア)、自動車(チャドンチャ)、自転車(チャジョンゴ)、名刺(ミョンハム)、化学(カハク)、引力(イルリョク)、労働者(ノドンチャ)、民主主義(ミンチュチイ)をはじめとして、おびただしい数にのぼる言葉が、日本でつくられた漢語だ。
中国語で、病院は医院、歯科は牙科、自転車は自行車、名刺は名片だ。
韓国語のなかには、漢字を使わせなくなったのにもかかわらず、日本語が溢れている。これらの日本語を、ハングルで表記している。
朝鮮民主主義人民共和国のなかで、人民、共和国が、日本語だ。朝鮮だけが朝鮮語だ。朝鮮労働党についても、労働が日本語だから、同じことである。
しかし、漢字が日本のものだといって、廃止したために、韓国民の知的水準を、大きく低下させることになった。バカじゃなかろうか。
もし、日本語から、漢字を追放してしまったら、知的障害がもたらされることになるが、韓国が行ったことは、それに当たる。
もちろん、漢字は中国のものだ。だが、漢字が日本のものだといって、韓国語から追放してしまったにもかかわらず、韓国語の日常語のなかに、日本語が溢れているのだ。日本語を韓国語読みにした言葉も、すべて使用を禁じるべきだろうが、そうすると、韓国民が言語障害に、おちいってしまうだろう。
どうしても、日本から入ったものを、すべて捨てたいのであれば、唐辛子も禁止するべきだ。そうしたら赤いキムチがつくれなくなる。
唐辛子は、韓国で長いあいだ、倭芥子(ウエケジャ)と呼ばれていた。倭(ウエ)は、日本の蔑称である。
唐辛子は、南アメリカ原産だが、朝鮮半島に入る前に、日本にキリシタンの宣教師(バテレン)によって、もたらされた。その後、秀吉の軍兵が、文禄、慶長の役(1592~1598年)にあたって、朝鮮に遠征した時に、将兵が持参して、唐辛子が朝鮮にデビューをはたした。
倭芥子が手に入るまでは、ニンニクで漬けた、白(ペク)キムチしかなかった。
慰安婦に戻ろう。著者は日本軍に慰安婦がいたことを、知っていた。だが、慰安婦は1945(昭和20)年に、日本が敗れてから、世界のどこにも、いなくなったはずだった。
それなのに、どうしてまだ、韓国に慰安婦が存在しているのか、訝った。
韓国軍の将官にインタビューした時に、どうして旧日本軍と同じように、慰安婦と呼んでいるのか、質問した。
「李承晩政権が国軍を創建した時に、その幹部要員といえば、私のように、みな、日本軍の将校だった者でした。そこで、日本軍の制度が、そのまま、受け継がれました」という答えが、戻ってきた。
韓国は、慰安婦を継承した、世界で唯一の国である。
その韓国から、日本に慰安婦がいたといって、非難されているが、もし、世界のなかで、日本の慰安婦を非難することが、絶対に許されない国があるとすれば、慰安婦を引き継いだ、韓国であるはずだ。
韓国における慰安婦について、韓国の学者グループによる、「軍隊と性暴力 朝鮮半島の二十世紀」という、優れた研究書がある。
「慰安婦」の「目的は、第一に一般女性を保護するため、第二に韓国政府から米軍兵士に感謝の意を示すため、第三に兵士の士気を高揚するため」と、述べている。
「「慰安婦」として働くことになった女性たちは、「自発的動機」がほとんどなかった」「ある日、韓国軍情報機関員たちにより拉致され、一日で韓国軍「慰安婦」へと、転落した」と、記されている。何と、ひどいことだろうか。
日本軍の慰安婦のなかで、拉致されて、慰安婦となることを強制された者は、一人もいなかった。
参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長