ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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行為と病気

2016-07-21 09:37:33 | ひとの幸福
受け容れられなかったひとの行為を、

この人はこういう症状があるんだ・・・

この人はこういう病気なんだ・・・

こういう納得が出来ると心が落ち着いたりすることがある。

人のその言動を受容できたということなんだろうな。


何か症状があるのだけれど、調べても何の異常もありませんと診断される・・・

けれど、辛いのは辛い・・・

自分の辛さをわかってもらえない。

辛さは無いはずと言われているような気がする・・・

何年か後、それはコレコレナンタラ病だとわかった・・

病気だとわかったのに安心する。

こういうこと時々聞くけれど、

そういう症状は出るべくして出ているんですね・・という納得を得られることで

心が落ち着くということだろうと思う。



あの人はすぐ怒るからイヤだとそれを毛嫌いしているより、

あの人は瞬間湯沸かし器だから、と諦める方が精神が安定する。

ひとをそんなふうに決めつけることで心が落ち着くなんておかしい、

そんなふうに思っていた時期もあった。

けれど、それは決めつけているんじゃないんじゃないか・・・

今、この人はこういう症状が出ている、

そんなふうに観ることが出来ている状態なんじゃないか。

正常ではないんだな、病気なんだなと納得できている状態。

ひとのいろんなおかしな言動もみな、

症状だと観られると心は落ち着く・・・んだろうなぁ。

自分がおかしいと思うそのことも症状の一つなんてこともずいぶんあるだろう。


テロ行為が起こっているけれど、

それも病気にかかった、症状が出ている、と観れば、

対処方法も変わることってないだろうか・・・

病気や症状に対して怒っていてもしょうがない。

怒るよりそれを治すことを第一に考えるんじゃないか・・・


それにはどうしてそういう病気になったのか、そこから始まるんじゃないかと思う。
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