フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

今日は大漁@加賀フィッシングエリア その2

2025-02-06 11:30:30 | 管理釣場
休憩の後は、ダブルハンドのリトリーブを再開。すると、アタリはあるのだが、またしても魚が乗らなくなってしまった。そこでいま一度フックをチェックしてみるが、特に問題は無さそうだ。しかしながら、見た目は真っ直ぐのようでも、実際には微妙に影響しているのかも知れない。そう思いながらも全くフッキングしないわけではないので、とりあえずそのまま続けてみることにした。

やがて陽が傾き始めると、ユスリカが顔の辺りにまとわりついてきた。今日のユスリカは極小ではなく少し大きめで、黒っぽいグレーとも焦茶色とも取れるような暗色系だ。時計を見ると午後2時半を回っていたため、今のうちに準備をしておこうと思い、シングルハンドロッドのティペットを0.6号に替えておく。ティペットの先にはダークカラーのミッジピューパ#18を結んだ。この時はまだライズを待っているつもりだったが、ちょっと試すつもりで投げてみたところ、意外と反応があり、ここからミッジの釣りへ切り替えることにした。

外からは見えないが、恐らく魚たちは水面下でミッジを捕食していたのだろう。そして、その推測どおり、ここからはほぼ入れ喰いになった。しかし、ここに来て突如トラブル発生。カメラのメモリーカードが容量不足となり、シャッターが切れなくなってしまったのだ。仕方なく、ここからは良いところだけスマートフォンで撮影して、他はすぐにリリースすることにした。

やがて、池のあちこちでディンプルライズが起こるようになり、とりあえずライズの一番遠いところに落としてみる。しばらくしてモコっと出たので合わせると、直後に真っ白な魚体がバシャッとジャンプした。今度の魚はかなり重くて力強い。しかも、初っ端からものすごいファイトで暴れ回り、近くまで寄せても、またすぐに10〜15ヤード走られる。その先でジャンプを何度も繰り返す姿は、まるで湖の魚のようだった。5分ほどのファイトを経て上がって来たのは50センチほどのホウライマスで、小さなフックが大きな口にガッチリ掛かっているのを見るのは本当に久しぶりである。まるで海サクラのような白銀色の魚体は、色が無いぶん鱗のギザギザが強調され、普段見慣れたニジマスよりも鱗が大きく感じられた。早速、大人しくなったところを見計らって、スマートフォンを操作していたら急に暴れ出し、結局、未撮影のまま池の中へと消えてしまった。

久しぶりにミッジで大型魚を釣り上げ満足したため、ここからはまたアンダーハンドキャストの練習を再開。さほど反応は良く無かったものの、それでもポツポツ程度に釣れて、そのまま終了時刻を迎える。今日は前回と条件が異なるものの、得意のミッジフィッシングでリベンジ出来たのは良かったと思う。そして、アフターフィッシングは、前回同様「北むら食堂」で味噌ラーメンをリピート。今回も大満足で店を後にした。

今日の釣果、ニジマス50尾、スレ掛かり3尾、バラシ多数。久しぶりの大漁だった。


午後は北東の空に怪しい雲が現れたが、天候は最後まで良好で、しかも暖かかった。



ミッジに出た40センチのニジマスとマックスキャッチのタックル。5番指定のロッドだが、今回6番ラインで使ってみたところなかなか良い感触だった。



前回に引き続き「北むら食堂」で味噌ラーメンをリピート。ご馳走様でした。





タックルデータ

ロッド Maxcatch Top water 9ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 5seven
ライン SF WF6F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 5X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 0.6号
フライ オリジナルミッジピューパ #18

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今日は大漁@加賀フィッシングエリア その1

2025-02-05 11:00:00 | 管理釣場
2025.02.04
今回はスペイキャストを練習するため、1ミリの迷いもなく加賀フィッシングエリアへ直行。釣場に到着すると、今日は暖かいうえにガラガラで、しかも1号池より2号池の方が人が多かった。どうやら水温の関係で、1号池に放流したマスが2号池へ移動してしまったらしい。

とりあえず、前回と同じく1号池の南側に入り、昨日巻いたばかりのUVバグヤーンでルースニングを開始。すると、魚がワッと寄ってきてフライをつついてくる。そのうちにフライを咥えたところをすかさず合わせてヒット、いとも簡単に最初の1尾が釣れてしまった。続いて今度は少し遠投してみるが、今日は北西の風が強く、ラインは出せてもせいぜい20ヤードくらいまでで、沖に居る魚の群れには届かない。それでも、すぐにピクピクと小さなアタリがあり、やがてインジケーターがスーッと引き込まれると、あっという間に2尾目を追加。同様に3尾目を追加したところで、何だかマス釣り堀で餌釣りをしているような気分になってきて、ルースニングはここで一旦終了する。

次はいよいよダブルハンドでリトリーブだ。早速投げてみると、練習の成果もあってか、前回よりスムースに投げれるようになった。ここでは魚もポツポツ程度に釣れてはいたが、やはり左から強い風が吹くため、スペイキャストでもなかなか飛距離が出にくい。そこで、西側へ移動してみたところ、今度は追い風で楽に30ヤード以上飛ぶようになった。移動してからはアタリも毎回あって楽しかったが、なかなか魚が乗らず不思議に思っていると、思い出した! 確か前回も同じような状況になり、フライをチェックしたら針先が曲がってたんだっけ。チェックしてみると、やはり僅かに内側に曲がっており、フォーセップで慎重に針先を曲げて、かなり真っ直ぐになったのを確認。再開してみると、今度はグーンとティップが持って行かれ、ようやく魚が乗るようになった。釣れる魚もサイズがあって力強く、湖の釣りをシミュレーションするにはちょうど良い。その後、40センチ近いブルーバックが釣れたところで昼を迎えたため、ここで一旦ランチタイム休憩を取ることにした。

つづく


最初の1尾はUVバグヤーンを使用。



今回は北西風が強かったため西岸に移動した。



リトリーブで釣れた40センチ弱のブルーバックレインボー。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Spey 13ft. 6/7wt.
リール Maxcatch Avid Pro 9eleven
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート DH 6/7 SI、バリバスエアーズ 24lb
リーダー ティムコ アクロンフロロカーボンハイエナジー 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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グラスロッド一本勝負@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その2

2025-01-30 10:00:00 | 管理釣場
移動してからは、今までの状況が嘘のように、ほぼ毎回アタリが出るようになった。相変わらずバラシは多かったが、それでも順調にヒット&ランディングを繰り返す。やがて、2尾目のスチールヘッドもキャッチして、このまま終了時刻まで爆釣と思われたが、そうは問屋が卸してくれず。またしても釣れない時間帯に突入してしまった。

あともう1尾釣ればツ抜け達成だが、残り時間はすでに20分を切っている。半ば諦めムードが漂う中、放置していたインジケーターがスーッと沈んでいき、すかさず合わせると、大きな魚体がガボガボッと水面を割った。それを見て、ああこれはデカイなと思い、そこからは慎重にやりとりを続ける。というのも、大型魚は首を振った際にフックを外されてしまうことが良くあるからだ。

掛けてからどのくらい経っただろうか。とにかくものすごい重さにロッドを持つ手が疲れてきて、右手から左手、或いはその逆と、交互にグリップを持ち替えながら何とか耐え凌いでいた。ロッドに関しては、バットにパワーがあるので不安は無かったものの、問題はティペット結び目部分の劣化具合である。そう言えば移動する前に、隣で釣っていた人が大きな魚を掛けて、切られてしまったのを思い出す。とは言え、すでに掛けてから5分ほど経過していたため、そろそろ良いだろうと思い、ロッドを立てて寄せようとしたところ、今度はもの凄いスピードで横に走って行き、15ヤード程ラインを引き出されてしまった。まだまだ余力を残していたのだろう。特に大型魚とやりとりする場合、ここで切られるケースも多く、最後まで気を抜けないのだ。

最終的には、10分近いファイトの末、ようやくネットに収めることが出来た。計測してみると、見た目のわりに長さはそうでもなくて、残念ながらロクマルには少し足りない59センチ。とは言え、最後の最後でこのサイズ、しかもツ抜けで終えることが出来、今回も満足の釣行となった。

本日の釣果、ニジマス8尾、スチールヘッド2尾、バラシ多数。


2尾目のスチールヘッド。この魚ももの凄いスピードでファイトした。



このロッドはバットがしっかりしていて、大型マスでも安心してやりとりすることが出来た。



デカい、太い、重い、と三拍子揃った59センチのドナルドソン。とにかくスタミナがあり、なかなか上がって来なかった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Uniglass 8ft. 5wt.
リール Hardy Marquis 6
ライン Goture General WF5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ スーパーオクトパス オレンジ

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グラスロッド一本勝負@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その1

2025-01-29 11:00:00 | 管理釣場
2025.01.28
先日、ハーディマーキスの話を書いていたら、無性にグラスロッドが使いたくなり、次の王禅寺釣行に持って行こうと準備していたのだが、先週は加賀FAでダブルハンドをやったため、お預けとなっていた。そこで、今日こそはとタックルを車に乗せて出発。若干の渋滞はあったものの、順調に走って、AM9時過ぎに王禅寺へ到着する。

入漁券を購入して、グラスロッドを携えジロー池に行ってみると、まあまあ空いていたので、今回は池の北東側に入ってみることにした。いつものマラブーをティペットに結び、ルースニングを始めてみるが、どうしたことかまったく反応が無い。しばらくそのまま続けていたが、雨上がりで濁りが強くなったのだろうか? これはいよいよまずいと思いフライの色を変えてみたものの、反応が無いのは同じだった。仕方が無いので、車まで別のフライボックスを取りに行き、これまでとは別のフライパターンを試したりタナを変えたりしてみたのだが、状況は変わらず、とうとうお手上げ状態となってしまう。

そうこうしているうちに2時間が過ぎ、ようやくアタリが出たので合わせると、なかなかの重さで、しかし引きは然程でもなかった。ランディングしてみると、50センチほどの虹鱒であったが、尾鰭の下側が大きく欠損していたので、恐らく川鵜に突っつかれたのであろう。とりあえず、例のワードが脳裏に浮かんでしまうほど追い詰められていたので、とりあえずこれでひと安心。しかし、本当の正念場はここからであった。というのも、さらに2時間が経過して、その間アタリはたったの1度だけ。後はただひたすら空虚な時間だけが過ぎて行ったのだ。

だんだんと人が帰って行き、前回やった南東側に空きが出たので移動してみる。そこで水面を観察すると、どうやら魚は表層あたりを泳いでいるらしく、試しにタナを浅くしてみたらすぐにアタリがあって、今度は無事フッキング。直後に魚がジャンプを繰り返す。その姿を見てもしやと思ったが、ランディングしてみるとやはりスチールヘッドだった。

つづく


2時間経ってようやく釣れた1尾目は50センチのニジマス。川鵜に食いちぎられたのか、尾鰭が欠損していて、そのぶん引きも弱めだった。



アタリが無いまま空虚な時間だけが過ぎて行く。



まだまだ残っているスチールヘッド。フッキングした途端ものすごいスピードで走り、ジャンプを繰り返した。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Uniglass 8ft. 5wt.
リール Hardy Marquis 6
ライン Goture General WF5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHメルティファイバーマラブー #10 ホワイト

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たまにはのんびり@加賀フィッシングエリア その2

2025-01-25 09:09:09 | 管理釣場
午前中はのんびりやりながらも、コンスタントに釣れていたのだが、午後になったとたん苦戦を強いられる。何と1時間以上もノーフィッシュの状態が続いたのだ。実際には当たりが無いわけではなかったが、魚が全然乗らないので、念のためフライをチェックしてみたところ、一見問題無さそうだったものの、良く見れば針先がほんのわずか内側に曲がっている。それでも、本当に些細なものだったし、針先も鋭かったためそのまま使っていたのだが、グーンという大きな当たりでも乗らなかったことから、見た目は些細でも、実際には影響が大きかったのかも知れない。

それにしても、午前中はずっとダブルハンドを振っていたせいか、体力的に疲れてきたため、気分転換にシングルハンドロッドでルースニングをやってみたところ、意外にもけっこう当たりがあって、立て続けに3尾をゲット。前回ルースニングでまったく釣れなかったので、ここの釣場はルースニングじゃ釣れないものと思い込んでいたが、そんなことは無かったのだ。

ところがそれも束の間、とうとう何をやっても釣れない時間帯に突入してしまう。やがてイブニングが近づくと、突如魚たちが捕食活動を開始、池のやや沖目でライズの輪が広がっている。そこで、どうすればライズを攻略できるか考えてみた。まず、辺りに飛んでいるのは白っぽい極小のユスリカだが、派手なライズフォームはおそらくクロカワゲラか何かだろう。その場合、ソフトハックルという選択肢もあったが、ユスリカを捕食するディンプルライズも見逃せない。とりあえず今回は得意なミッジを選択、早速投げ入れてみると、サイズが合わないのか、暫くはまったく反応が無かった。しかし、だんだんとライズの範囲が広がって、今度は水面直下で何かを捕食するようなディンプルライズが目立つようになる。結果、ミッジの釣りでは苦戦したものの、最終的に3尾をゲットして、そのまま終了時刻を迎えることとなった。

アフターフィッシングは、釣場近くの「北むら食堂」で味噌ラーメンを注文。出てきたものは予想に反し、適度に背脂が浮かぶ淡色のスープに野菜のトッピング。しかし、スープをひと口飲んでみると、味噌感はあまりないのだが、パンチのある味噌スープで、尚且つあっさりしていて、とにかく美味しい。中太麺との相性も抜群で、野菜のシャキシャキ感も申しぶんなく、大満足で店を後にした。

今日の釣果、ニジマス16尾、スレ掛かり1尾、バラシ多数。


ミッジに出たニジマスはスタミナ抜群で、なかなか寄ってこなかった。



今回使用したマックスキャッチの5番タックルと、イブニングにミッジで釣れた35センチのニジマス。



佐野ラーメンの名店「北むら食堂」で味噌ラーメンを注文してみる。
一見しつこそうだが、食べてみるとパンチがあるのにあっさりしていて、本当に美味しかった。





タックルデータ

ロッド Maxcatch Aspire 9ft. 5wt.
リール Maxcatch MC 5/6
ライン SF WF5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 オリーブ、オリジナルミッジピューパ #18

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たまにはのんびり@加賀フィッシングエリア その1

2025-01-24 13:14:15 | 管理釣場
2025.01.23
じつは、直前まで王禅寺へ行くつもりだったのだが、予定より早く起きてしまい、せっかくなので少し遠出してみることにした。遠出と言っても、栃木の管理釣場では東京から最も近い加賀フィッシングエリアだ。

釣場に到着すると、今日は人が少なく、どこでやっても良さそうだったが、とりあえず、前回と同じ1号池の南側に入り、ダブルハンドのリトリーブから始めてみることにした。ダブルハンドロッドを使うのは昨年11月以来で、およそ2ヶ月振りである。その間、もちろん練習してないのだから、もはやこの釣場が練習場と言って良い。とにかく広々していて、気兼ねなくロッドを振ることが出来るのだ。

最近は、レギュレーションでスペイロッドの使用を禁止している釣場も多いが、ここではOK。ただし、休日の混雑している時などは、ご遠慮願うこともあると言う。確かに14フィートの9番なんかでビュンビュンバシャバシャやられたら、近くの人はたまったもんじゃないだろう。しかし、今はインパクトの少ないライトスペイの時代だ。スペイキャストそのものを禁止しているところもあるが、ロッドの長さやラインの重さを制限するなど、精査した上で、もう少しレギュレーションを緩めても良いのではなかろうか。

さて、釣りの方はというと、5投目くらいで、ようやく1尾目をキャッチすることが出来た。というのも、久しぶりにダブルハンドロッドを振ってみたら、始めのうちはうまく投げれず苦戦。そこで、今回ベリーポークを試してみたところ、思いのほか飛距離が伸びるようになったのだ。

その後もポツポツ程度に釣れて、のんびりキャス練をするにはちょうど良い感じ。さらに、リトリーブで色々な速度を試してみたところ、今日のフライでは、サイズやウェイトのバランスからして、スローリトリーブが最も効果的だった。

やがて昼近くになると、パタリと当たりが止まってしまったが、キャス練はそのまま継続。今日は空いているせいか、鳥がやたらうろついていて、例えば、水の中にはオオバンやキンクロハジロが泳ぎ、生簀の周りには青鷺や川鵜が、そして上空にはカラスと鳶が飛んでいるといった具合だ。さらに魚は鳥の影に反応して、浮いている鱒たちが一斉に潜ってしまうので、その後は警戒して口を使わなくなるのだろう。

そのうちに当たりが出始めると、これまでとは明らかに違うテンションで、グーンとティップが持っていかれる。かなり重いので、今度こそ良型のマスに違いないと思った。ところが、姿を見ると思ったほどではなく、しかし、そこからけっこう暴れだして、何度もロッドを伸されてしまう。長いやりとりでようやくランディング出来たのは、40センチほどの綺麗なニジマスだった。

つづく


1尾目はレギュラーサイズだが、ほぼヒレピンの元気なニジマス。



この日最大は40センチのニジマス。
とにかく凄まじいファイトで、13フィートのダブルハンドロッドが伸されるほどだった。



このニジマスは体高があって引きも強かった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Spey 13ft. 6/7wt.
リール Maxcatch Avid Pro 9eleven
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート DH 6/7 SI、バリバスエアーズ 24lb
リーダー ティムコ アクロンフロロカーボンハイエナジー 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その3

2025-01-17 09:30:00 | 管理釣場
今度の魚は、明らかに今までと違う引き味だった。ひとたび走り出すと、ものすごいスピードで止まらなくなるのだ。となりの人はすぐに気づいてくれたが、さきほど大型魚を上げたルアーマンとラインが交錯してしまい、ロッドの向きを変えたところ、うまく外れてファイトに集中することが出来た。

長いやり取りの末、ようやく姿が見えて、もしやと思ったが、ランディングしてみると、やはりスチールヘッドだった。隣の人に報告したら、近くに来て「スチールヘッドって何ですか?」と聞くので、「ニジマスの海に帰るやつですよ。」と答えてみたものの、果たして伝わったかどうかは微妙な雰囲気であった。

この時点でかなりの数を釣っていたので、フライの結び目が傷んでやしないか心配になった途端、魚を掛けた瞬間に切れてしまった。まあ、フライもくたびれてちょうど良かったのだろうけど、切れたフライがどこへ行ったのか気になるところではあった。

午後は帰る人が多く、空いたスペースに移動してみたが、この頃からピタリとアタリが止まってしまい、渋い時間帯へ突入してしまった。ユスリカがハッチしていたので、もしかしたらミッジかドライで釣れたのかも知れないが、とにかくライズがあまりに散発で確信が持てなかったのだ。しかも、浮いた魚を狙って川鵜が次々と池に飛び込んだため、魚が警戒してライズも止んでしまった。それでもたまにアタリがあって、またしても重い手応えに、今度こそ大型と確信する。実際、ロッドは思い切り曲がったままなのにラインは出る一方、とは言え、スチールヘッドのようなスピードでは無かった。長いやりとりの末に上がってきたのは、50センチの丸々としたニジマスで、やはり尾鰭が大きくて綺麗な魚体だった。

午後3時を過ぎると、トラックによる放流があり、ここぞとばかり川鵜が飛び込んできて、まさに鵜呑み状態だった。中には30センチを超えるニジマスを咥え上げ、そのまま飲み込むものも居る。あの調子だと、放流魚の半数は飲み込まれたのでは?と思うほどだった。その後、昼過ぎにやって来たルアーマンが、大型を掛けてしばらくやりとりしていたが、結局バラしてしまったらしい。おそらく60くらいはあっただろう。こちらはというと、渋いながらもポツポツ釣り上げて、そのうちに終了時刻が迫ってきたため、今回は早めに上がることにした。

今日の釣果、ニジマス39尾、スチールヘッド1尾、スレ掛かり2尾、バラシ多数。


50センチ近いスチールヘッド。とにかく物凄いスピードで、対岸まで届きそうな勢いだった。




本日最大は、体高のある50センチのニジマス。尾鰭の大きさがかなりのファイターぶりを物語っている。




40センチクラスのスリムで美しいヒレピンのニジマス。




池の隣には王禅寺処理センターが見える。





タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Access 9ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 5seven
ライン SF WF5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その2

2025-01-16 09:30:00 | 管理釣場
その後、左側でやっていたルアーマンが、ついに大きな魚を掛ける。実のところ、彼はずっと大きなミノーを投げ続けていたので、こんなんで釣れるのかなあ?と心配していたのだが、どうやら大型マスに的を絞っていたらしい。持参したランディングネットにやっと収まるくらいの大きさで、おそらく60センチはゆうに超えていただろう。

こちらの方はというと、昼頃まで順調に釣れ続けて、たまに中型のニジマスも混じるようになる。このままだと釣れ過ぎてしまうのではと心配になったが、釣れる魚のコンディションが良いので飽きることはなかった。

やがて、ヒットした魚の力強い引きに、これはもしかしたら大きいのでは?と思ったが、上がってきたのは45センチほどのニジマスだ。ところが、良く見ると尾鰭がものすごく大きくて、管理釣場ではまずあり得ないコンディションの良さに驚いてしまった。僕の場合、フィールドに関係なく、ヒレの丸い大型魚より、小さくても美しい魚のほうが何倍も嬉しいのだ。

昼を過ぎると、だんだんとアタリも遠のいてきたため、ここでいったん昼食を取ることにした。風はほぼ無風で、陽が高くなるにつれ気温も上昇。池の表水温も高くなる頃だ。そう思って、今度はタナを一気に80センチほど上げてみたところ、またアタリが出始めて、再び力強い引きに、今度こそはと期待に胸が膨らんだ。

つづく


45センチ弱のヒレピンのニジマスが上がってきた。




管理釣場でこんなにも美しい尾鰭には今まで出会ったことがない。いったいどのような環境下で育ったのだろうか?




今回使用したマックスキャッチの5番タックル。




この顔つきと体型は・・・もしや???





タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Access 9ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 5seven
ライン SF WF5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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2025第二弾はさらに近場で@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その1

2025-01-15 12:00:00 | 管理釣場
2025.01.14
さて、今年2回目の釣行は、秋川湖よりもさらに近場の王禅寺へ行ってみることにした。
実のところ、王禅寺は今回初めてで、東電の頃の鹿留には良く行っていたものの、王禅寺や朝霞は近過ぎるという理由から、これまでずっと敬遠していたのだ。情報では、直前の3連休に特大ニジマスとスチールヘッドを放流したとのこと。結局これが決め手というか、きっかけとなった。

釣場に到着すると、まず受付で6時間の入漁券を購入。その際にパスケースのデポジット100円を支払うのだが、これは受付で終了時間を確認するためだろう。クラブハウスから最も近いイチロー池はルアー専用ポンドで、聞けば「フライはその下にあるジロー池とサブロー池で出来ますよ。」とのこと。早速行ってみると、ジロー池がなかなかの混雑ぶりなのに対し、サブロー池の方には誰も居らず。とりあえず、バックスペースのあるジロー池の谷側へ行き、空いたスペースで始めることに。すると、すぐにアタリがあって、フッキングはしたものの途中でバレてしまった。続く2投目の魚は無事ランディング。記念すべき1尾目は、まるまると太った30センチほどのニジマスだった。

その後はバラシとネットインを繰り返すサイクルとなり、それでもあっという間に5尾ほど釣れてしまったため、ここで一気に余裕が出てくる。そこで、いま一度釣場全体を観察してみたのだが、釣場を囲む木々のてっぺんには、おびただしい数の川鵜と青鷺が居て、池の魚を狙い集まっているのだろう。このような状況はどこの管理釣場でも同じだろうが、ここは特に数が多い。これまでずっとキャッチ&リリースを実践してきた者からすれば、とても忌々しい光景であった。

つづく


1尾目はレギュラーサイズだが、体高がありコンディション抜群のニジマスだった。




木の上でその時を待つ川鵜の群れ。




厳つい顔をした35センチの雄のニジマス。




スリムな40センチの雌のニジマスは何度もジャンプを繰り返した。





タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Access 9ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 5seven
ライン SF WF5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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2025初釣りは近場で@FISH UP 秋川湖 その2

2025-01-09 10:01:01 | 管理釣場
その後、フライ優先エリアの端に空きが出たため、とりあえずそっちへ移動してみる。と言っても、隣のベンチに5メートルほどスライドしただけなので、状況はほとんど変わらずアタリは無いままだった。いよいよ本格的に釣れない時間帯へ突入してしまったらしい。

しばらくして、切り株ワンドでやっていた人が、大きそうなのを掛け、思い切りラインを引き出されていたため、ランディングしたら見に行こうと思っていたが、残念ながら近くまで寄せたところでバレてしまった。おそらく60オーバーはあっただろう。

さて、こちらの方はと言うと、約1時間釣れないまま、午後3時になってようやくアタリが出始め、何度かすっぽ抜けた後にようやく1尾を追加した。それから20分後にもう1尾、その5分後にもう1尾、さらに15分後にもう1尾、そのまた10分後にもう1尾を追加すると、またしても釣れない時間帯に突入。本当に釣れない時は何をしてもダメなので、今回はフライも替えずに釣れるまでじっと待つ事にする。

そうこうしているうちに、終了時間が迫ってきて、もしかしたらこのまま釣れずに終了するのでは?と考えるようになった。そして終了間際の午後4時50分、ようやく1尾をキャッチしてタイムアップ。夕方釣れる魚たちはめっぽう元気がよく、フッキング直後からジャンプを繰り返すなど、力強いファイトを楽しむことが出来て、今回もまずまずの釣行となった。


今日の釣果、ニジマス12尾、バラシも同じくらい。


夕方になるとサイズは落ちるものの魚たちは元気いっぱいだった。




今回もマックスキャッチのスイッチロッド6番を使用。




フッキング直後からジャンプを繰り返した45センチのメス。やっぱりレインボーはジャンプしないとね。





タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch Switch 11ft. 6wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF5/6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ

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