フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

2024年解禁前のアップデート。

2024-02-27 09:40:00 | その他
さて、2024年シーズンは、タックルのアップデートをいくつか予定しているのだが、最近始めたばかりのツーハンドはまだまだ練習が必要のため、とりあえず少し前のタックルを引っ張り出し、それに合わせてラインシステムの再構築を図っていくことにした。例えば、遊泳層を確実にトレース出来て、小さなバイトも逃さず、一度フッキングしたらバラさない。これはあくまでも理想に過ぎないが、その理想に少しでも近付けるよう、出来ることは全てやっておきたいのだ。と言っても、昨年のシステムを大きく変えるわけではなく、シンクレートのバリエーションを増やしたり、フロロカーボンリーダーを導入するくらいのものである。





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2024年シーズン。

2024-02-24 09:30:30 | その他
もうすぐ忍野や芦ノ湖などが解禁を迎えるが、実はいままで解禁日当日に釣りをしたことがない。
理由は、冬の間にすっかり熱が冷めてしまい、寒さも相まって、なかなか行く気になれなかったからだ。
しかし、最近は暖冬のせいか、解禁が待ち遠しく思えるようになった。
とは言え、やはり解禁日は混雑するので、相変わらずハードルは高いままである。
そうなると、いつ?どこへ行こうか?となるわけだが、今のところ3月の芦ノ湖から始めてみようと考えている。





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DHスペイ@なら山沼漁場 その4

2024-02-17 12:00:00 | 管理釣場
夕方になると、ユスリカのハッチがピークを迎えるが、ライズは思ったほどではなかった。そのままルースニングを続けていたら、コンスタントにアタリはあるのだが、何故かすっぽ抜けてばかり。そんな状態が15分ほど続き、ようやく魚が乗ったと思ったら、釣れたのは20センチほどの小さなニジマスだった。前回の南池ではコンスタントに30〜35センチクラスが釣れていたのに対して、北池は大型から極小サイズまで、釣れる魚のサイズに幅があるようだ。

さて、キャスティングの方はというと、Dループを意識するようにしたら、少しは飛ぶようになったのだが、シュートしてから綺麗にフライまでターンオーバーさせると、うまくいってもせいぜい17〜18ヤードくらいまでで、ダブルハンドとしては少々物足りない飛距離だった。もしかしたらラインが少し重すぎるのかも知れない。結局、終了時間まで粘ってみたものの、極小サイズの群れに当たったのか、小型ニジマスがポツポツ釣れただけで終了、まあそれでも楽しい半日ではあった。

今日の釣果、ニジマス32尾、ヤシオマス1尾。


今回使用したトラウトスペイロッド。




スリムで美しいニジマスはスリリングなジャンプを繰り返した。




夕方に釣れるのはコンディションの良いニジマスばかり。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch troutspey 11ft. 3wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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DHスペイ@なら山沼漁場 その3

2024-02-16 11:11:11 | 管理釣場
一応ここまでは、飽きない程度に釣れていたし、キャスティングの方も大分慣れてきたのだが、そもそも北池に入った目的が、大型魚とサクラマス狙いだったので、いつまで経ってもアベレージサイズのニジマスばかりでは、さすがにモチベーションが下がってくる。隣のルアーマンは40弱の良型ニジマスを釣っていたので、まったく居ないわけではないのだろう。

そして、PM2:00を少しまわった頃、椅子に座ってのんびりアタリを待っていたら、マーカーがスーッと吸い込まれ、合わせると今度はゴクンゴクンと重い手応え。これは大きそうだと思い、すぐに立ち上がって臨戦体制を築く。ロッドは大きく弧を描き、ずっしりとした重さは、明らかに今までと違っていて、ひとたび走り始めると、止めるのが大変なほどだった。さきほど良型を上げたルアーマンが「大きいの?」と聞いてくる。ダブルハンドの長尺ロッドは、飛距離だけでなく、魚を寄せるのも得意なようで、すぐに魚は浮いてきたが、そこからさらに抵抗が続いて、ようやく上がってきたのは、丸々とした肉付きの良い45センチのヤシオマスだった。

つづく


暖かいので椅子に腰掛けてのんびりやっていたら・・・。




姿が見えてもなおファイトが続いた。




ネットに収まりきらなかった45センチのヤシオマス。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch troutspey 11ft. 3wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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DHスペイ@なら山沼漁場 その2

2024-02-15 09:27:00 | 管理釣場
今回は広い北池の方に入ってみたが、相変わらずルアーマンに人気の釣り場で、対岸もほぼ隙間なく人が並んでいた。活性が高いのか、今日は常にあちこちで釣れていて、フライの方はというと、たぶんユスリカだと思うが、ライズがポツポツ程度と確信が持てなかったため、とりあえずルースニングを選択。一投目から釣れてしまったので、そのまま続けることにした。

風は、南西風が吹いたり止んだりで、マーカーとラインが左へ流されるため、あらかじめやや右方向へ投げておき、流されたらピックアップして、また斜め右へ打ち返すという感じだった。なるべく長い間ステイさせたいが、やはり周りに人が居る状況では致し方ないだろう。

肝心の釣りの方は、アタリの多い時間帯と、まったく当たらない時間帯があり、その度にタナを変えたり、フライの色を変えたりしてみたものの、まったくと言って良いほど効果がなく、結局いつものタナ、いつものフライに戻ってしまう。それでも、一度当たれば、コンディションの良いニジマスが右へ左へと走りながらジャンプを繰り返し、スリリングなファイトを楽しむことが出来た。

つづく


北池は南池より広々としていて開放感がある。




ほぼヒレピンのニジマス。




コンディションの良いニジマスは良く走り良く跳ねた。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch troutspey 11ft. 3wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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DHスペイ@なら山沼漁場 その1

2024-02-14 15:01:00 | 管理釣場
前回に引き続き、栃木県小山市にある「なら山沼漁場」へ行ってきた。

実はこの釣り場、池の周りが小高いバンク(土手)で囲まれていて、フライの場合バックキャストが少々やり難い。ここで快適に釣りをしたいなら、やはりロールキャストかスペイキャストが望ましいわけだが、前回シングルハンドスペイで結構楽しめたので、今回はライトタックルのダブルハンドでトライしてみる事にした。

使用したのはトラウトスペイ(マイクロスペイ)と呼ばれる最軽量のダブルハンドで、アベレージサイズのトラウトを釣るため米国で確立されたアンダーハンド用ロッドのカテゴリーだ。ダブルハンドとなっているが、実際には片手で振れるほど軽く、グリップも短いので、スイッチロッドのように扱うことが出来る。とは言え、ダブルハンドを振るのは今回が初めてだったため、最初のうちはうまく投げられなかった。

とりあえずロールキャストの要領で10ヤードほど先にフライを送り込んでみたところ、すぐにアタリがあり、何が何だかわからないまま最初の1尾が釣れてしまった。この時点で確認できたのは、とにかくよくしなるロッドで、釣り味が良いことだけである。

つづく


快晴となったこの日は日光連山もよく見えた。




魚とのやりとりが楽しいトラウトスペイロッド。




相変わらず魚のコンディションは良好。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch troutspey 11ft. 3wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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SHスペイ@なら山沼漁場 その4

2024-02-06 11:30:00 | 管理釣場
早速、ミッジに替えてみたものの、ライズは散発的で一貫性がなく、なかなか最初の1尾を引き出せなかった。もちろんいつものタックルなら、テンポ良く打ち返しながらライズを追うことも出来るのだが、今日はスローリトリーブで、水面の変化とロッドティップの感触に集中してみようと思ったのだ。

しばらくすると、魚がフライを咥えようとして、モコッと水面が盛り上がる。反射的にアワセを入れるが、魚は乗らなかった。何度か同じことを繰り返すうちに、今度はグーンとティップが持っていかれ、小振りではあるが、コンディションの良いニジマスが釣れた。ところが、その後はすっぽ抜けるばかりで魚が乗らず、念のためフライをチェックしてみたところ、針先が内側に曲がっていて、フォーセップで真っ直ぐに戻したら、今度はほぼ入れ食い状態になった。

夕暮れ時は風が止まり、水面は鏡のように穏やかで、ライズも散発的だった、それでもポツポツ釣れていて、北池のライズも気になったが、結局、終了時刻を迎えるまで、南池で釣り続けてしまった。

今日の釣果、ニジマス30尾、サクラマス1尾。


今回使用したロッドは青いブランクに金糸のアクセント。




夕暮れ時の魚も抜群のコンディション。




終了間際の美しい夕日。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Performance Nymph 10ft. 4wt.
リール Maxcatch Toro 5/6
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF4F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ オリジナルミッジピューパ #16


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SHスペイ@なら山沼漁場 その3

2024-02-03 16:05:00 | 管理釣場
午後2時半を回ると、徐々にライズも目立つようになってくる。そして、たまにインジケーターに食いついてくるのはどこの管釣りも同じだった。ドライに替えても出そうな雰囲気ではあったが、今日のテーマはスペイキャストとマーカーの釣りなので、そのままルースニングでマラブーを使い続ける。一方、タナは頻繁に変えてみたものの、今日は気温が高かったため、1〜1.5メートルくらいで最もアタリが多かった。

魚は相変わらずコンディションが良くて、ジャンプは繰り返すし、場合によっては糸鳴りがするほど強烈な引きをみせてくれるのだが、どうもリールドラグの具合が思わしくなく、ややきつめに設定しておいたら、勢いよく走られた際にティペットが切れてしまった。管釣りのしかもアベレージサイズ(30センチクラス)で、これまで合わせ切れはあっても、ファイト中にティペット切れたのは、もしかしたら今回が初めてかも知れない。

だんだん陽が傾き始めると、いよいよミッジの時間帯に入ってくる。すでにライズフォームからは水面直下でミッジを捕食しているのがわかったが、そのまま我慢してルースニングを続けていたら、プレゼンテーションの直後にインジケーターが僅かに動き合わせると、何とニジマスではなくサクラマスが釣れてしまった。まさかマラブーでサクラマスが釣れるとは思っていなかったため、この1尾を境に今日のテーマは終了することにした。

つづく


ひとたびヒットすれば、もの凄いスピードでファイトする。




魚体のコンディションは素晴らしい。




マラブーの落とし込みで喰ってきたサクラマス。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Performance Nymph 10ft. 4wt.
リール Maxcatch Toro 5/6
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF4F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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SHスペイ@なら山沼漁場 その2

2024-02-02 11:00:00 | 管理釣場
その後もコンスタントに釣れていたが、1時間ほど経ったところで突然パタリと当たらなくなった。気がつけば、風が止まり水面が鏡のように静まりかえっている。とりあえず何とかしなければと、フライを黒色に変えてみたものの、僅かに反応があるだけで効果は変わらず。タナを変えても同じで、結局そのまま続けていると、またコンスタントに釣れだすといった具合である。まったくつかみどころがなく、釣れる時間と釣れない時間が同じくらいで交互にやってくるから、時合いのサイクルなのだろう。

ところで、今回のテーマであるSHスペイだが、実を言うと、私自身スペイキャストをやるのは今回が始めてだった。ヨラン・アンダーソンのDVDやYoutubeなどで動画を見ることはあっても、実際にやったことは無かったのだ。なぜ今ごろ?と思うかも知れないが、バックを気にせずロングキャストが出来るのは魅力的だし、近年ライトタックルが確立され扱いやすくなったというのもあるが、何よりMaxcatchというメーカーと出会ったことで、手を出しやすくなったのが最大の理由である。というわけで、今回はシングルハンドを試してみたわけだが、今のところ管理釣場内なら問題なし。ただ、飛距離を出すのは練習を重ねて行かないとまだまだ難しいだろう。

また、今回使用したタックルだが、ロッドとラインは予想通り機能していたものの、リールは多少問題があったと言わざるを得ない。というのも、ここの魚は引きが強く、毎回リールファイトになってしまうため、再開する際はスプールに格納したラインをその都度引き出していたのだが、ある時、スプールが突然フリーホイールになり、バックラッシュが発生してしまったのだ。この現象は3回ほどあり、ラインを解くのにとても苦労した。他の機種では発生したことがないので、もしかしたらこのリール自体に問題があるのかも知れない。

つづく


釣れる魚はどれもコンディションが良い。




ロッドとリール、ラインのバランスは良かったのだが・・・。



BHマラブーをしっかりと咥え込んだアベレージサイズのニジマス。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Performance Nymph 10ft. 4wt.
リール Maxcatch Toro 5/6
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF4F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ、ブラック


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SHスペイ@なら山沼漁場 その1

2024-02-01 16:05:00 | 管理釣場
さて、初釣りから3週間、今回は栃木県小山市にある「なら山沼漁場」へ行ってみた。なら山沼漁場は下都賀漁協が運営する管理釣場で、近くを流れる思川から水を引いているため、オープンは夏場以外の毎年10月1日から6月30日の9ヶ月間。料金は、大人(男性)が1日 4,000円、半日(午後)3,000円、女性と子供(中学生以下)は2,700円と比較的リーズナブルな釣り場である。

予定時刻より早く着いてしまったため、近くの「よろずや」というそば屋へ開店と同時に入ってみる。さすがにそば処をうたっているだけあり、更科粉の手打ちそばが抜群に美味しかった。やはり栃木は蕎麦が美味い。時間に余裕があったので、今回は蕎麦湯までゆっくりと味わうことが出来た。

そば屋を出て、釣り場に到着したのが午前11時45分頃。タックルを準備してもまだ時間が余っていて、念のため管理事務所で聞いてみると「もう出来るよ!」と言う。前回、東山湖では秒読みカウントダウンの発券だったので、こういう融通を利かせた対応は気持ちが良い。ところが、いざ始める段になって、どこに入ろうか考えてしまった。なぜなら、ここは北池と南池の二つに分かれていて、見るからに北池の方が良さそうなのだが、やはり人気があるのかルアーマンがずらりと並び、入る余地が無さそうに見えたのだ。とりあえず、南池の車の近くに15メートル程のスペースがあったので、そこから始めてみる。今日のテーマは、SHスペイのマーカーフィッシング。しかし、いつものBHマラブーで始めてみたものの、最初のうちは全くアタリが無く、フライが水に馴染んだころからようやくアタリが出始めた。そして、最初の1尾目はコンディション抜群の35センチのニジマスだった。

つづく


釣り場近くにある「そば処よろずや」でカツ丼ともりそばを食べる。透き通るような更科そばは味香りともに申し分ない。




北池はルアーマンで盛況だった。




最初の1尾は体高のある元気なニジマス。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Performance Nymph 10ft. 4wt.
リール Maxcatch Toro 5/6
ライン Maxcatch Single Hand Spey WF4F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 6X
フライ BHスピードファイバーマラブー #10 オリーブ


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