いよいよ解禁シーズン到来!
忍野も来週3月15日に解禁を迎える。
ん?待てよ。今年は土曜日だって?
きっと、混雑するんだろうなあ。
でも、お祭りみたいなもんだからなあ。
今年はどんな美魚に出会えるのかなあ。
と、いつもの事だが、この時期はいろんな想いが交錯するのである。
2006年6月8日午前11時 鐘ヶ淵にて
ヤマメ
忍野で、昔から多くのアングラー達を魅了し続けているのは、やはり美しい容姿のレインボートラウトだろう。
豊富な湧き水の安定した水温は、冬でも多くの水生昆虫を育み、それらを補食して成長した個体は、素晴らしいファイトで我々を楽しませてくれる。
2006年6月8日午前10時 鐘ヶ淵にて
レインボートラウト
忍野を語る上で、ブラウントラウトは欠かすことの出来ない存在だ。
この魚は食欲が旺盛なことでも知られ、虹鱒たちが見向きもしないフライにも飛び出して来ることがある。
2006年5月25日午前9時 富士急ホテル前にて
ブラウントラウト
柄杓流川は、三ツ峠の岩清水を源とする桂川の支流のひとつで、特にこの辺りでは水質の良い事で知られている。
中流域はフライフィッシャーにとって好ポイントの連続、エメラルドグリーンの小さな落ち込みを丹念に流していると、淡いレッドバンドを身に纏った雄の虹鱒が飛び出して来た。
身体の割にヒレが大きいのは、強い流れの中で逞しく生きている証だろう。
2006年4月18日午後1時 柄杓流川にて
レインボートラウト
忍野の美魚と言えば、やはりこれ。
特にパーマークの残る幼魚は、一点の曇りもない純粋無垢な宝石のイメージだ。
近年、忍野では梅花藻の減少とともに、このような生粋の忍野生まれの魚たちも減少傾向にある。
2006年4月1日午後1時 茂平橋にて
レインボートラウト