フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

近所の川へ行ってみよう。

2009-09-18 13:31:31 | 海(ソルト)

昨日、近所の川へ散歩に行くと、イナッコの大群を発見。
何やら水面でもじっていたので、急いで自宅へタックルを取りに戻る。
川に着くと、イナッコの群れはどこかへ消えていたが、今度はいきなり足下で「ボシュッ!」っという音がして、泡と鱗だけがキラキラと輝いていた。
恐らくフッコがイナッコを補食したのだろう。
その後も、何度かボイルが確認出来たので、もしかしたらフッコも狙えるのかも知れない。
とりあえず、偏光グラスで川の中を覗いてみると、50センチはあろうかというボラが群れていたので、フライを落とし込んでみるが、全く反応してくれなかった。
ていうか、この時期のボラに対して、どのようなアプローチをして良いのか全くわからなかったので、反応がなくて当然なのだが、タックルを手に持っていて、目の前に魚が居るという状況で、まったく根拠のない妙な自信が湧いてきて、そのうちにもしかしたら釣れるんじゃないかなどと考えているものだから、思わず自分でも呆れてしまった。
一時間ほどして竿をたたみ、橋の方へ行ってみると、流れ込みでハゼ釣りの人が二人、のんびり糸を垂らしていた。
橋の下には、60センチはゆうにあると思われるボラが悠然と泳いでいる。
やはり、次はもうちょっと研究してから出直しだな。そう思いながらとりあえず退散することにした。

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時期尚早

2007-07-27 23:16:24 | 海(ソルト)

今日から待望の大潮だ。
『三度目の正直』とばかりに、今日も荒川へ出掛けた。

ところが、今日はボイルのボの字も無かった。
水面には沢山のミズクラゲが漂っていたが、ベイトの数は昨日と変わらないか、それ以上だったと思う。

う~ん、シーバスとは何と不可解な魚なのだろうか。

リベンジ果たせず

2007-07-26 22:16:08 | 海(ソルト)

性懲りも無くまた荒川へ出掛けてしまった。

今日は風も無く、曇り空という絶好のコンディション。
満潮まではまだ1時間程あったが、とりあえずロッドをセットして、ボイルが始まるまで待つ事にする。

水面はベイトの気配も無く、ゴミは流れずに漂っているだけだ。
やがて、雨がぽつりぽつりと降って来たので、とりあえず屋根のあるところへ移動。
まだ上げいっぱいまでは十分に時間があったので、少しの間ここで待機する。

雨は小降りだったが、暫く止みそうにないため、濡れるのを覚悟でポイントへ移動。
何となく足下を覗いてみると、何と1センチにも満たないボラの稚魚が、護岸沿いにびっしりと群れていた。

やがて潮が動きだすと、これまでの静寂を破るかのように、バシッというフッコのボイルが始まった。
すかさずボイルのあった20ヤード前方へフライをシュート。
反応は・・・無い。(汗)

足下でも小さなボイルが起きていたので、よく見てみると10センチ程のセイゴがボラの稚魚に襲いかかっているところだった。

結局、フッコのボイルは単発で何度も確認出来たが、反応は無し。
ボイルしていたのは、恐らく30センチクラスの若魚だろう。

そろそろ引き上げよう竿をたたんでいたら、大量のイナッコの群れが目の前を通り過ぎて行った。
しかし、ボイルが起こる事はもう無かった。

久々のシーバス

2007-07-26 01:18:30 | 海(ソルト)

久し振りに荒川へ様子を見に出掛けてみた。

いつものポイントで水面を観察をしていると、1メートルはあろうかと思われる巨大な鯉が現れ、思わずドキッとする。
潮は上げの状態であったが、ベイトの気配は全く無い。

暫くして、バシッという音と同時に水しぶきが上がった。
フッコのボイルである。
すぐにそこからイナッコが飛び出し、逃げ惑っているのが見えた。

すぐにロッドをセットするが、風が強くて、8番では押し戻されてしまい、ポイントまで届かない。
そうこうしているうちに、目の前で70センチはあろうかという巨大なスズキが、ガボッという音と共に白銀の魚体を露にした。やがてベイトは去り、いつしか水面は元の状態に戻っていた。5分程の出来事だった。

ハウステンボスはチヌ天国?

2006-10-11 13:00:09 | 海(ソルト)
このところ仕事が忙しくて、釣りに行けない日々が続いている。

先日も、忙しい合い間を縫ってちょこっと荒川へ出掛けてみたが、あれ程魚っ気のあった場所はすっかり静まり返り、他に釣り人の影も見当たらなかった。魚達もどこか別の場所へ移動してしまったのだろう。

そんな感じなので、当然ブログも更新出来ていない。
ストレスも溜る一方である。

そんな中、先日仕事で長崎へ行って来た。
到着早々、長崎港が見渡せる出島ワーフでランチを食べていたら、突然目の前で何か巨大な水中生物の群れが「ドカーン」と水面を割った。恐らく青物の群れだと思うが、何しろ突然の出来事だったので、暫くの間何が起きたのか解らなかった。

長崎の仕事を終えると、今度は佐世保のハウステンボスへ向かった。
ハウステンボスは東京ディズニーランドとディズニーシーを足しても有り余るほどの広大な敷地にあり、園内はアムステルダムのように水路が通っている。水路といっても大村湾に繋がっているので、水は完全な海水だ。そう聞くと、どんな魚が居るのか覗いてみたくなるのは釣り人の性である。とりあえず40センチ程の魚の群れを見掛け、その時私はその魚影がボラだろうと思い込んでいた。
その後、遊覧船乗り場近くで、何となく橋の下を覗いていたら、一羽の鴨が泳いでいた。その下には取り巻きのように40センチ程の魚がまとわりついている。良く見るとそれはチヌ(黒鯛)だった。係の人に聞くと、これらの魚は大村湾からやって来て、園内の水路の至る所に居るのだと言う。確かにその後もあちこちで泳いでいるのが確認出来た。

その後、ホテルヨーロッパの桟橋へ行ってみると、やはり白鳥の下には数えきれない程のチヌ(黒鯛)が付いていた。ホテルの人がエサを持って来てくれたので、試しに投げ入れてみたところ、白鳥よりもチヌの方が勢い良くエサに飛びつき、あっという間に食べてしまう。その光景はまるで養魚場のようで、とても天然のチヌとは思えなかった。

一応念のため、ここで釣りが出来るのか聞いてみた。
もちろん答えは「ノー」だった。

シーバス、7度目の正直

2006-08-24 22:12:16 | 海(ソルト)
胸を張って、シーバスゲット!と言いたいところだが、結局釣れたのはルアーの方だった。

そもそもルアーでも難しい高水温のスローな時期に、無理矢理フライで釣ろうというほうが厚かましいのだが、そこは腐ってもフライマン。釣れなくてもフライで通すのがフライマンとしての誇りである。と、つい先日まで思っていた。しかし、さすがにボウズが続くと、そうも言ってられないのが人情というものだろう。

もっともフライで釣った事が無ければイメージも湧かないし、そういう状態では何をどうして良いのかも解らないわけで、シーバスの生態を知る上でも、とにかくルアーでもいいから釣ってみる事が重要だと考えたのである。まあ、都合の良い話ではあるが、それでもプラスになる事も多かったのは事実なのであった。

夕まづめの1時間程で、バラシ1尾と写真の40センチが今日の釣果。

ナイトゲームのシーバス

2006-08-23 10:45:54 | 海(ソルト)
今月に入って、荒川放水路下流部へ何度か足を運ぶようになった。もちろんフライでシーバスを狙うためだ。ところが、これまで5回も通っているというのに、まだ一尾もキャッチしていない。

もっとも、魚が居ないというのであれば諦めもつくのだが、魚はそこら辺にウヨウヨしているのだからタチが悪い。実際、満潮から下げに入ると、水面のベイトがソワソワし始め、やがて「バチン!」「ボシュッ!」といった大きな音と共に水面が割れる。50センチクラスのフッコのボイルである。大潮などの潮の良い時には、まるでイブニング時のマス達のように、狂ったようにあちこちでボイルが起きるのである。

これほどの、いわゆる『やる気満々の』魚達を前にして、全く成す術が無いというのは、ライズの嵐の最中でボウズを食らうのと同じくらい虚しいものがある。しかも後からやって来たルアーマンに、あっさり第一投で釣り上げられてからは、マジにルアーに転向しようと思っている。