フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

時期尚早

2007-07-27 23:16:24 | 海(ソルト)

今日から待望の大潮だ。
『三度目の正直』とばかりに、今日も荒川へ出掛けた。

ところが、今日はボイルのボの字も無かった。
水面には沢山のミズクラゲが漂っていたが、ベイトの数は昨日と変わらないか、それ以上だったと思う。

う~ん、シーバスとは何と不可解な魚なのだろうか。

リベンジ果たせず

2007-07-26 22:16:08 | 海(ソルト)

性懲りも無くまた荒川へ出掛けてしまった。

今日は風も無く、曇り空という絶好のコンディション。
満潮まではまだ1時間程あったが、とりあえずロッドをセットして、ボイルが始まるまで待つ事にする。

水面はベイトの気配も無く、ゴミは流れずに漂っているだけだ。
やがて、雨がぽつりぽつりと降って来たので、とりあえず屋根のあるところへ移動。
まだ上げいっぱいまでは十分に時間があったので、少しの間ここで待機する。

雨は小降りだったが、暫く止みそうにないため、濡れるのを覚悟でポイントへ移動。
何となく足下を覗いてみると、何と1センチにも満たないボラの稚魚が、護岸沿いにびっしりと群れていた。

やがて潮が動きだすと、これまでの静寂を破るかのように、バシッというフッコのボイルが始まった。
すかさずボイルのあった20ヤード前方へフライをシュート。
反応は・・・無い。(汗)

足下でも小さなボイルが起きていたので、よく見てみると10センチ程のセイゴがボラの稚魚に襲いかかっているところだった。

結局、フッコのボイルは単発で何度も確認出来たが、反応は無し。
ボイルしていたのは、恐らく30センチクラスの若魚だろう。

そろそろ引き上げよう竿をたたんでいたら、大量のイナッコの群れが目の前を通り過ぎて行った。
しかし、ボイルが起こる事はもう無かった。

久々のシーバス

2007-07-26 01:18:30 | 海(ソルト)

久し振りに荒川へ様子を見に出掛けてみた。

いつものポイントで水面を観察をしていると、1メートルはあろうかと思われる巨大な鯉が現れ、思わずドキッとする。
潮は上げの状態であったが、ベイトの気配は全く無い。

暫くして、バシッという音と同時に水しぶきが上がった。
フッコのボイルである。
すぐにそこからイナッコが飛び出し、逃げ惑っているのが見えた。

すぐにロッドをセットするが、風が強くて、8番では押し戻されてしまい、ポイントまで届かない。
そうこうしているうちに、目の前で70センチはあろうかという巨大なスズキが、ガボッという音と共に白銀の魚体を露にした。やがてベイトは去り、いつしか水面は元の状態に戻っていた。5分程の出来事だった。

爆釣モード

2007-07-20 11:41:19 | 桂川(忍野)

約ひと月半振りの忍野へ到着。
早速、臼久保橋の上から川を覗いてみると、橋の下に付いている魚がいつもより少なかった。
一方、下流側には、結構良い型のニジマスが群れている。

「もしかしたら、先日の台風4号の雨で、魚が落ちてしまったかな?」

そう思いながら準備を済ませ、霧の立ちこめる中、多い茂るブッシュをかき分けながら川岸へ向かうと、まだ時間が早いのか、水面は鏡のように静まり返っていた。

暫くして霧が晴れてくると、ポツポツとライズも見られるようになった。
堰堤では、まだまだライズも散発だったが、魚達は明らかに水面下で何かを補食している。
まずはルースニングを試してみるが、反応はあまり良くない。
そこで、LLに切り替えてみたところ、ワンキャスト、ワンバイトで次々と型の良いニジマスがヒットした。

ところが、どうも様子が変なのである。
釣れる魚は、どれも体高があり、しかもニジマスにしてはやけに斑点が少ないのだ。
いつものスマートで美しいヒレピンの魚とは明らかに違う。
さらに、フッキングした直後から、とてつもないパワーでロッドを絞り込み、もの凄いスピードで走り回るのだった。

半ば入れ食い状態だったが、結局掛けた魚の半分以上は取れなかった。
辺りではツバメが飛び回り、羽化したばかりのモンカゲロウのダンを補食していた。
午前中の2時間程の出来事である。

昼食のため、大臼荘へ行くと、昨日放流があったのだと教えてくれた。
道理でヒレの丸い魚が多いと思ったが、ドナルドソンを放流しているとは知らなかった。

午後はS字へ行ってみたが、こちらでも反応が良く、久々の爆釣モード。
締めくくりのヒゲナガは、2度しか出なかったが、バラシも無く納得の行く結果だった。
最後はコウモリが掛かってしまい、「キーッ、キーッ」と暴れて怖かった。

この日の釣果
ニジマス33尾、ヤマメ5尾、ブラウン1尾、そしてコウモリ1羽。

久々にニジマスのファイトを思う存分堪能出来た一日であった。

たまには川鱒釣り

2007-07-09 11:02:51 | 奥日光(湯川)

午前7時、赤沼茶屋で入漁券を購入し、下流から釣り上がる。

下流部は魚が少なかったが、落ちついて良く見ると、あちこちに川底と同じ色をしたブルックが定位している。
まずは、やる気のある魚から狙ってみる事に。
ところが、一投目には反応するのだが、二投目からは見向きもしなくなってしまう。
結局、青木橋に着くまでの間、何度か喰わせただけで、フッキングには至らず、すでに2人の同行者は1尾ずつキャッチしていたが、いずれにしてもかなり渋い状況だった。

小田代橋まで来ると、湯滝から下って来た釣り人で混雑して来たので、竿抜けしていそうな場所をいくつかやり、そのまま湯滝に到着。結局、午前中の釣果はゼロだった。(汗)

午後からは、沈める釣りに変更して、何とか2尾キャッチ出来たものの、気分的には釣果の無かった午前中と変わらず。そこで、中間地点の青木橋からは、徹底してライズの釣りにこだわり、結局2尾を追加して赤沼茶屋に到着。駐車場に辿り着いた時は、もはや体力の限界で、夕方のライズを待たずに終了となった。

着替えを終え、赤沼茶屋のトイレへ行くと、先ほど上がって来たばかりの若い人が話し掛けてきた。

「どうでした?」
「う~ん、4尾だけ。」
「結構釣れましたね!」
「えっ?ま、まあ・・・。」

今日は全く釣れなかったというのに、「結構釣れましたね。」というのは、どういう意味だろう。
我々はちょっと不思議に思いながら、中禅寺湖畔の浅井精肉店に入り、3人揃ってソースカツ丼を注文したのだった。

この日の釣果、
ブルックトラウト4尾

修理完了

2007-07-01 14:58:15 | タックル

今週末、バット部分の折れたセージのロッドが、2ヶ月振りに帰って来た。
早速ケースから取り出してみると、思った通りバット部はピカピカの新品状態だ。
ところが、リールシートの金具が「カラカラ」と軽い音がして、何だか安っぽくなっている。

「これって、もしかして Launch の?」

色から察するに、恐らく FLi からの流用品だろう。
一方、ワインディングチェックは上位クラスと同じものが使われており、フックキーパーはリングではなく、通常のU字型に変更されていた。

もちろん、生涯保証で修理してもらっているわけだから、何の不満も無いのだが、気になる点がもうひとつ。それは、ロッドの重量表示が、修理前は2 3/8 oz.だったのに、戻って来たら3 1/16 oz.になっていた事だ。

持った感じは以前と変わらないので、もしかしたら以前の表示自体が間違っていたのかも知れない。
そう言えば、SP の時は表示重量よりも明らかに重たかったけど、XP 以降は逆に軽く感じるようになっている。
もしそれが事実なら、SP 以前のセージは、全て表示より重いという事になるが、だからと言って困るわけでもなく、「それが何か?」と言われれば、「いえ、別に。」といった程度のものでしかない。

とりあえず、これでロッドは無事元通り?になった事だし、とにかく今は、このロッドを持って一刻も早く釣りに行きたい気分なのである。