フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

お気に入りのリール~その3ハーディ LRH ライトウェイト

2008-05-27 10:26:13 | タックル
ハーディのリールと言えば、真っ先にこのリールを思い浮かべる人も多いはず。
ある意味、穴空きフライリールの原点とも言えるのが、このLRHライトウェイトだ。

製造開始は1951年。
1951年と言えば、日本ではNHK紅白歌合戦が始まり、サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約が締結され、プロレスの力道山がデビューした年である。

まあ、それはさておき、二代目のローレンス・ロバート・ハーディ(Laurence Robert Hardy)が手がけ、その頭文字をとってLRHライトウェイトと名付けられたこのリール、残念ながら現在は製造拠点が韓国に移され、英国製ではなくなってしまったが、すでに半世紀以上が経過している現在も生産され続けているというのだから、やはり凄いと言うほか無い。

写真のリールは1985年頃に、当時京橋にあった『つるや釣具店』で購入。
75年以降の青/白ケース時代のものだが、青ケースのハウスオブハーディ製とは、僅かに穴の間隔が異なり、スプールの互換性は無い。

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デジカメ復活

2008-05-14 00:45:47 | その他

先日、忍野で川に落ちて、その際にポケットに入っていたコンパクトデジタルカメラも水没させてしまった。
すぐにバッテリーとCFカードを取り出し、完全に乾くまでしばらく放置しておくことに。

10日が過ぎ、そろそろ大丈夫だろうと思いながらバッテリーをセット。
恐る恐る電源を入れると・・・、「ジーッ、ジッ。」と、レンズが飛び出し、小さな液晶画面にライブ映像が映し出された。

かれこれ6年くらいは経つので、そろそろ買い替える時期かとも思ったのだが、これで余計に愛着が湧いてしまった。
200万画素なんて、今どき携帯電話のカメラより低い解像度だけど、キャノン独自のガラスモールド非球面レンズを採用しているため、光さえあればなかなかの描写力を見せる。

実は手放し難い理由もそんなところだったりする。

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お気に入りのリール~その2ガルバン ラッシュ

2008-05-12 12:28:30 | タックル
今、一番のお気に入りが、このガルバン・ラッシュ・シリーズ。

何しろ私は黒いリールが好きなので(以前にも書いたが)、このマットブラック仕上げは堪らない質感である。

もちろん、反射が少ないということは、シビアな状況の中で有利に働くのは言うまでもなく、その昔、エーベルにガイドモデルというマットブラックの限定モデルがあったことからも、その効果は容易に想像出来る。

また、ガルバン社のリールは、まだ日本に正規代理店が無く、使っている人が少ないので、現場で被らないというのも良い。

写真は、奥がR-4で、手前がR-5。

特にR-4は、3~4番ロッドとバランスが良く、DT4Fラインもぴったりと収まるし、ここ数年、忍野ではほとんどこればかり使っている。


お気に入りのリール~その1マーチン MG7

2008-05-07 14:53:35 | タックル
これはフライフィッシングを始めて2台目の思い出深いリール。
マーチンMG-7というモデルだ。(1台目もマーチン製で、確か63というモデル)

当時は、ブローニング/サイラフレックス社の6/7番グラスロッドに合わせて購入したのだが、芦ノ湖でハーリングに使っていたら2シーズン程でクリックに溝が出来てしまい、ドラグが効かなくなってしまった。
そのことを英文にして、メーカーに送ってみたところ、暫くして本体部分が船便で送られて来て、「何て良心的なメーカーなのだろう!」と、当時はいたく感激したものである。

材質は初期のCFOなんかと同じ鋳物製で、本体部分のベンチレーションホールと、フット部にも穴が開けられており、当時としてはかなりの軽量化が図られていた。
また、リールの上にお尻を乗せただけで、簡単に変形してしまうほど、柔らかで軽い素材がスプールに使われていて、その変形したスプールがペンチで簡単に元通りになってしまうなんていうのも、今では考えられないことであった。

ようやく忍野

2008-05-06 00:00:03 | 桂川(忍野)

中央道の渋滞をくぐり抜け、忍野に到着したのは午前8時頃。
予報だと、午前中は小雨模様で、午後には回復するということだったが、着いたときはまだ雨具が必要なくらい降っていた。

早速、漁協で年券を購入し、江戸屋前から釣り始めると、立て続けに3尾のニジマスが釣れた。
さらに下流へ進むと、堰堤下でちびっ子ニジマス、続いてその下流でまあまあのイワナがヒットする。そのイワナを取り込むため、橋を渡って対岸の低い場所へ移動。そして、ひざをつきながらイワナをネットですくい上げ、立ち上がった瞬間、うっかり足を踏み外し、後ろへ「ザッバーン!」。
水が湧き出ている水深1メートル近い場所に落ちたので、身体は完全に腰上まで浸かってしまった。

一瞬、今日の釣りはここまでかと思ったが、リバースエッジの前にコインランドリーがあるのを思い出し、とにかく濡れた衣類を乾燥機の中へ放り込むと、リバースエッジでコーヒーを飲みながら時間を潰す。
20分後「さあ乾いたぞ!」と思ったら、肝心のズボンを入れ忘れていてがっくり。しかも「手絞りの衣類は漏電するので、脱水してから入れるように」という注意書きがあり、図々しいとは思いながらも、リバースエッジで奥様に脱水機にかけてもらい、さらに待つこと20分。
そうこうしているうちに、昼近くになったので、名物のローストビーフサンドを注文する。
ローストビーフサンドは初体験だったが、予想以上のボリュームで、しかもめちゃくちゃ旨かった。

午後、再度江戸屋前から釣り下って行くと、シアトルに住んでいた友人と偶然会い、暫く立ち話をする。友人はこのまま上がって帰宅するというので、その場で別れ、S字までスルーして、護岸カーブ、鐘ケ淵堰堤、温泉下と探って行き、結局、金田一までの間にニジマス2尾とブルック1尾を釣ったところで、富士急へは行かず、漁協の駐車場へ引き返した。

夕方は結構ハッチもあったが、バラシが多く、ニジマス2尾を追加しただけで臼久保橋へ移動。
イブニングのヒゲナガは、ほとんどすっぽ抜けで、釣れたのは35センチのヒレピン1尾のみ。
それでも、この日最大サイズでリールファイトも楽しめたし、締めくくりとしては、まずまずだった。

この日の釣果、ニジマス9尾、イワナ1尾、ブルックトラウト1尾
納得の行く出方をしてくれたのは、このうち2~3尾ってところかな。

写真はイブニングのヒレピンレインボー。
この日は大量の桜の花びらが流下していて、それが原因かどうかは判らないが、とにかく魚の反応は今ひとつだった。
(マイカメラは水没してしまったので、今回は借りもので撮影。最近のはピント精度も高いし、暗くても良く写る!)