フライフィッシングの話

川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

ラージアーバー

2005-06-24 13:45:13 | タックル
「リールと言えばハーディ」
そう仰る方が今でも多数いらっしゃいますが、実は私もそのひとりです。
特にLRH.LightweightやFeatherweight、Marquisといったベストセラーシリーズは、隙の無い完璧とも言えるデザインで、現在も絶大な人気を誇っています。
一方、フライフィッシング先進国の米国では、もはやラージアーバーリールが主流となっています。ハーディ社もラージアーバーモデルを次々に発表しました。確かに、実用面で考えれば、ラージアーバーの方が優れているのは明らかなのですが、あまりにもデザインに違いがあるのと、その大きさに、違和感を感じている方も多い事でしょう。当初は私もそうでした。しかし、慣れというものは恐ろしいですね。ラージアーバーを使うようになってからは、リールとロッドのバランス感覚がすっかり変わってしまい、逆に今では普通のリールをセットすると小さく感じてしまいます。特にループのリールを使うようになってからは、その傾向が顕著です。
写真のLOOP Evotech LW 4sevenは、スプール径が95ミリもあるのに、キャパはWF5F+100yds.しか入りません。一応適応ラインは#4~7という事になってますが、#6/7はシンキングラインを使えという事ですかねー。

デシューツリバー

2005-06-24 13:00:51 | 海外(アメリカ合衆国)

昨年の9月にオレゴンへ行きました。
ポートランドからコロンビア川沿いのフリーウェイをひたすら走り、途中フッドリバーという街へ立ち寄りライセンスを購入。目指すはデシューツリバーです。
デシューツリバーは荒涼とした砂漠地帯を流れるオレゴン屈指の川で、ドライで釣るスチールヘッドが特に有名です。生息しているのは通称「レッドサイド」と呼ばれる側線色の強いレインボーですが、1マイル/2,500尾と言われる魚影の濃さは、米国内でもトップクラスと言えるでしょう。

まず、ポイントに到着し、車から外に出てみると、とにかく「暑い!」の一言。ウェーダーは持って来ていなかったので、竿の出せる場所を探しているだけで、熱射病になりそうです。とりあえずライズも無いので、岸際のブッシュの下へウーリーバッガーを流し込むと、何と1発で来ました。30センチ程ですが、立派なレッドサイドです。これに気を良くし、同じ場所で何度も流しますが、後が続きません。そのうちに15センチ程の稚魚が釣れましたが、暑さに耐えきれず木陰で休憩。そうこうしているうちにタイムアウトとなってしまいました。出来ればもう一度挑戦したい川のひとつです。

バリ島でフライフィッシング?

2005-06-24 03:52:07 | その他
7月にインドネシアのバリ島へ行く事になったので、フライフィッシングは出来ないかと調べまくったところ、どうもGT(ジャイアント・トレバリー)の釣り場としてはかなり知られているようです。ところが、釣り方はボートからのジギングで、フライで釣るのは事実上不可能。ボーンフィッシュが居ればいいのだけれど、そういった情報は全く無いし、う~ん。
そう言えば、以前、島の北側へ行った時、沢山の漁船を見掛けました。上がってくる獲物は殆どがカツオでしたが、中にはイエローフィンやセイルフィッシュ、マーリンといった大型魚も混じり、青物の回遊ポイントになっている事は確かです。これならボートをチャーターすれば何とかなるかも知れないと思いつつ、良く考えたらそんなヘビータックルは持ち合わせが無いので、今回は諦めます。