フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




午前7時過ぎ、さかな公園の駐車場に到着。
昨日までの暑さとはうって変わって、空気がひんやりとしたとても気持の良い朝だった。

さすがに平日とあって先客の姿は無く、余裕で準備を済ませそのまま川岸へ。
そして、臼久保橋の下流に入り第一投・・・と思ったら、早くも後ろの樹の枝に引っ掛けてしまった。(汗)
微妙にロッドが届かない場所だったので、仕方無くラインを持って引っ張ってみる。
すると、「パチン!」という音と同時に右手親指に痛みが走った。
見れば、親指には明らかに自分の巻いたものでは無い黒いビーズヘッドニンフが刺さっている。
とりあえず外そうと試みるが、深く刺さっている上に強力なバーブが引っ掛かりなかなか外れず。
しかも、めちゃくちゃ痛いではないか。(涙)
結局、痛みを堪えて無理矢理外したが、開始早々こんな目に遭うとは、まったくトホホである。

血だらけになった親指とロッドのグリップを川の水で洗い流し、気を取り直して始めてみたものの釣果はナシ。
そこで、対岸へ移動して、先ほどの黒いビーズヘッドのフライにしてみるとやたら反応が良く、面白いので足下に落としてみたら、いきなり50センチくらいのヒレピンレインボーが影から出て来て、もう心臓バクバクものだった。
結局、口を使わずに去ってしまったが、やはり忍野には凄いのが隠れているんだなあと思わせる一幕であった。

そのまま下流に移動して、結局『拾った』いや『降ってきた』フライで最初の一尾をキャッチ。
藻の脇に定位していた忍野らしい奇麗なニジマスだ。
ところがこのニジマス、外観は奇麗なのだが、残念ながら唇が欠けていた。
私はこのフライを使うときも、フォーセップでバーブを潰してからティペットに結んだし、手持ちのフライも全てバーブレスにしている。
だから、こういう魚を見ると、せめてC&R区間では皆がバーブレスを使うべきではないかと思うのである。

つづく

写真上:さかな公園駐車場(上)に到着すると、松林の向こうは抜けるような青空だった。
写真下:ヒレの黒い忍野のニジマス、えさとなる水生昆虫が最も多いこの時期は、ご覧のように胃袋も満タンである。

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