フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



5月2日、雨

朝8時に湖尻へ到着。
今日は雨が降っていて視界も悪いため、ボートからの釣りは諦め、とりあえず、おか本の桟橋の脇で立ち込む事にする。

今回は芦ノ湖には不向きと思われるBSシステムを試すため、敢えて湖底のフラットな桟橋付近に的を絞っていた。前日に放流があったので、少なくともこれでボウズは避けられる筈である。

開始して30分くらいが経ち、コツンというアタリで合わせると、なかなか重い手ごたえ。
やがて銀色の魚体が左右に元気良く走り回っているのが見え、何と35センチのサクラマスが釣れてしまった。
急いで駐車場へデジカメを取りに行くと、分厚い雲が元箱根方面からこちらにやって来るのが見える。そして雷が鳴ったと思ったら、次の瞬間、物凄い音と共に大粒の雨が降って来た。
とりあえず自分の体を楯にしながら撮影を済ませ、リリースしてすぐにおか本へ避難する。
ボートでトローリングをしていた人達も上がって来たので、釣果を聞いてみると、すでにブラウンとニジマスを1尾ずつ上げたとのこと。魚探によると魚は浅場に付いているらしい。
暫くして雨が小降りになったので、もう一度入ってみたが、先程の雨で水が濁ってしまい、アタリは無かった。

昼食後、ひと休みしてからもう一度入ってみるが、今度はは濁りが取れないどころか、沖にゴミまで浮いている。確かにこの辺りは湖底にゴミが多く、フライに枯葉や枝が引っ掛かり、非常に釣りづらい。
30分程して、急に濁りが取れたと思ったら、途端にアタリがあった。しかし、今度は手ごたえの殆ど無い25センチ程の放流マス。結局、午前と午後に1尾ずつ釣り、すっかり身体も冷えてしまったので、早めに上がった。

着替えてからおか本で話しをしていたら、やはり芦ノ湖はタイプ2かタイプ3のシンキングラインでアオミドロ等のマラブー系フライを使い、かけあがりを狙うのが一番良いとの事。しかもおか本の前は大湧谷から硫黄成分が流れ込むので、湖尻では一番魚が付きにくいのだと言う。それならそうと早く言って欲しかった・・・。

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