フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




午後は少し仮眠をとろうと車の中で横になっていたのだが、どうやら眠りこんでしまったらしく、気が付けば3時をまわっていた。
慌ててS字へ行ってみると、いつの間にか結構人が入っていて、一番奥の樹の覆い被さった場所しか空いていなかった。

仕方無く、そこからブッシュ下のいかにも魚が付いてそうなところへロールキャストでフライを打ち込んでみる。
すると、一投目から呆気なくニジマスが釣れてしまった。
このように、やる気のある魚は一発目に反応することが多いので、ミスがなければ確実に釣れるのだ。

暫くして、今度は別の場所でライズを発見。
アンダーハンドの応用で、ロッドを横にしてから振り下ろしてみると、思い通りの場所へフライが入っていく。
魚は見えてなかったが、すぐに川底から黒い影が飛び出してきた。
ファイトの感じからしてブラウンかと思ったが、以外にもライズの主は25センチほどの奇麗なイワナだった。

つづく

写真上:S字の最奥部は樹木に被われているため、ロールキャストとメンディングが攻略の要となる。
写真下:ブッシュ下から飛び出してきた奇麗なイワナ。今回は大人しく写真に収まってくれた。

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