再読のための覚え書き
仮装人物
徳田秋声(1872-1943)
再び徳田秋声の私小説。
29歳年下の弟子山田順子に惹かれて翻弄される自分の姿を自嘲的に描く。
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中年作家の庸三のところに、地方から出てきた葉子は、自分で書いた小説の原稿を持ってくる。
やがてその原稿は出版され、葉子は東京のカフェで働きながら多くの知人を得て、その美貌で多くの男を惹きつける。
妻を亡くした庸三も、そんな葉子の華やかさに、次第に惹かれ始めるのだった。
2021.11.21読了
仮装人物
岩波文庫
1956年1月9日初版発行
1989年3月17日2刷
旧仮名遣い
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