再読のための覚え書き
ジャン・クリストフ(二)
ロマン・ロラン(1866-1944)
豊島与志雄訳
祖父のジャン・ミシェルと父のメルキオルが亡くなり、弟たちは家を出ていき、残されたクリストフと母は引越ししてオイラー家に間借りをする。
近隣に住む未亡人のザビーネやアーダを恋するが、いずれもクリストフを悲しませる結果にしかならなかった。
絶望したクリストフは、かつて彼に音楽の真理を教えてくれた叔父のゴットフリートに再会する。
「人は望むとおりのことができるものではない。望む、また生きる、それは別々だ。くよくよするもんじゃない。肝腎なことは、ねえ、望んだり生きたりするのに飽きないことだ。その他のことは私たちの知ったことじゃない。」
「英雄というのは、自分にできることをする人だ。」
2023.1.8読了
ジャン・クリストフ(二)
岩波文庫
1935年3月30日初版発行
1976年7月20日36刷
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