再読のための覚え書き
ジャン・クリストフ(三)
ロマン・ロラン(1866-1944)
豊島与志雄訳
クリストフは、巷に溢れた音楽の中に、また、愛国心に、宗教に、理想主義の虚偽を見る。
そして自分の信念と真実の追求は、結果として聴衆を置き去りにすることになった。孤立したクリストフはドイツを追われる。
「生きること、あまりに生きること!……この力の陶酔を、この生きることの喜悦を、自分のうちに――たとい不幸のどん底にあろうとも――まったく感じない者は、芸術家ではない。それが試金石である。」
2023.1.10読了
ジャン・クリストフ(三)
岩波文庫
1935年4月15日初版発行
1976年8月10日34刷
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