再読のための覚え書き
ジャン・クリストフ(七)
ロマン・ロラン(1866-1944)
豊島与志雄訳
ジャックリーヌに出奔されたオリヴィエはパリに帰ってくるものの、メーデーの暴動に巻き込まれて死んでしまう。
その際に警官を殺したクリストフは、スイスに逃亡し、同郷出身の医師ブラウンを訪ねる。ブラウンにはアンナという妻がいた。
クリストフはそこで匿ってもらうことになったのだが……。
「すべて自分のなすことに、すべて自分の苦しむことに、すべて自分の愛することに、すべて自分の憎むことに、無制限に没頭する者こそ、驚異に価する人であり、この世で出会い得るもっとも偉大な人である。熱情こそは天才のごときものであり、一つの奇跡である。ほとんど存在しないと言ってもよい……。」
2023.1.15読了
ジャン・クリストフ(七)
岩波文庫
1935年12月15日初版発行
1976年8月20日28刷
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