勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

最近見たDVDの映画

2005-11-22 | 映画のお喋り
と、ひと括りにしてしまったのは、たいした映画がなかったから。

☆『ニュースの天才』2003年・アメリカ映画
  監督ビリー・レイ
  主演:ヘイデン・クリスチャンセン

『スターウォーズ・E2』、『E3』で大出世したヘイデン・クリスチャンセンだが、私は『海辺の家』の彼が結構気に入っている。
実話もの、有名な政治雑誌の記事の多くが捏造されていたのも関わらず、そのことがなかなかバレなかったと言う二つの点で期待してみた。
嘘を追及されていくと、甘ったれた顔で泣き言を言い、まるで子供みたいな言い訳を繰り返す主人公に辟易。
ま、その点はヘイデンが上手く演じてるとも言えるが。
そもそも私はニュースの報道や記事を全面的に信じないタイプなので、有名誌が捏造記事を出してても驚かない。
捏造とまでは行かなくても、偏見で書けば、読む人間の心理操作くらい簡単に出来るし。


☆『Ray/レイ』2004年・アメリカ映画
  監督:テイラー・ハックフォード
  主演:ジェイミー・フォックス

主演のジェイミー・フォックスのそっくりさんぶり、そして音楽。
他にたいしたストーリはない。
麻薬(或いは酒)で死んでしまったミュージシャンの映画の方が凄い。
悲惨すぎて引くこともあるが。
幼い頃に死んでしまった弟を助けられなかったトラウマから麻薬に溺れ、子供への愛から更正する。
偉かったね、レイ。
だけどストーリーとしては面白くないの。
音楽は、こりゃまた話が別。
そこはやっぱり天才だった。(商才にも長けてるし)


☆『ターミナル』2004年・アメリカ映画
  監督:スティーヴン・スピルバーグ
  主演:トム・ハンクス

この映画がこの括りの中に入ってしまった最大の原因は、TVのスポットCMだ。
トム・ハンクスが泣いてる。
祖国を亡くし、空港で暮らした男の話?
スピルバーグもずっとあれだしな。泣いてるトムも見たくない。
このCMのせいで、私はこの映画を見る気をなくした。

ところが!
キャスタウェイで無人島のサバイバル生活を見せてくれたトム・ハンクスが、今度は何とアメリカの大空港の、都会的な建物の中でサバイバル生活をするのだ。
この部分がメチャ面白いじゃないか!
元々トム・ハンクスはコメディ俳優だった。
『ビッグ』はコメディ映画の中で、ベスト3に入る傑作だ。
このサバイバル生活ぶり、かなり笑わせてもらった。
変な感動ものなんかで売らないで、コメディ部分を売ってくれれば、映画館に出向いたのに。
映画会社の人ってどうなんだろう?
感動で売れば人が入ると思ってるの?(入るのかも…)
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