勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

蜘蛛の巣の中で

2006-08-26 | 日常のお喋り
世の中には星の数ほどのブログが存在する。
Goo日記がGooブログに生まれ変わった頃は、まだそんなに多くなかった。
だがその後は猛スピードで広がっていき、ネットをかじった人は全部ブロガーになったような気さえする。

ブログのスペースを提供する会社では、広告塔として有名人を招いている。
「この人もここでブログをやってます」みたいな感じ。
私はそう言うブログは余り見ない。
有名人と言えば、お笑い芸人さんのブログを見る程度だ。

そんな中で私が更新を楽しみにしていた堤幸彦監督のブログが閉鎖になってしまった。
「一時的閉鎖」と書かれているので、それを信じたいのだが・・・。
ここ2回くらいのエントリーでは、かなり鬱が入っているようだった。
心中察して余りある。
思い入れを持って作った作品「下北サンデーズ」の視聴率が揮わないのだ。

TVを見る側の論理から言えば、「面白ければそれでいい!」
だが作る側は、やはり「結果がすべて!」なのだろう。
視聴率は視聴者が作品に下す、唯一無二の審判なのだろうし。

そもそもあまり熱心にTVを見るタイプではない私からすると、テレビ朝日のドラマは「はぐれ刑事」に代表される、おじさん向け刑事番組しかやってないような気がする。
あとは土曜ワイドのサスペンスやミステリー。
いわゆる恋愛ものや青春群像を、EXのドラマ枠で放送してるなんて思ってもみない。

実際堤監督のブログを見なかったら、私は「下北サンデーズ」と言うドラマが放映されることや、それが青春群像ドラマだと言うことも知らなかっただろう。
積極的にTV雑誌で「新ドラマ特集」などを見ない限り、こんな人間はたくさんいると思う。
フジテレビやTBSのドラマのことなら、わりとよく知ってるのにね。

堤監督のブログが閉鎖される前、恐らく上戸さんのファンと思われる方の長文批判がコメント欄に入れられていた。
しかもこれがどこかのブログのコピペのようなのだ。
批判は受け付けないと言うのもなんだが、他人の意見をコピペしてまで批判する人を受け入れる必要はまるでない。

その批判コピペの後で、堤監督のブログを楽しみにしている方たちが、このコピペを非難した。
いつも楽しいブログのコメント欄が、妙に殺気立ってしまった。
悲しいなと思っていたら、ついに一時閉鎖のお知らせだ。

私のブログも張り巡らされたサイバーネットの中に組み込まれている。
見ようと思えば誰でも見られるし、コメント許可をしている限り、どんなコメントでも入れられる。
素人のブログにさえも、悪意のあるコメントを残すいわゆる「荒らし」は存在する。
別の場所で、そういうコメントを目撃したこともある。

幸いなことに、3年半、私は一度も不愉快なコメントで荒らされたことはないのだが、もし不快なコメントがあっても、電車の中で足を踏んだのに謝らない人がいると言う認識でとらえようと思っている。
不快だが、それ以上は気にしたくない。
ただ堤監督のような公の方のブログだと、そうも言っていられないのだろう。
そのコメントを見て、不快になるだろう他の善意の読者の為にも。

足を踏んだらちゃんと謝ろう。
人を不快にする文章を書く(コピペする)のはやめよう。
実社会でも、ネットの中でも、最低限の礼儀さえあれば、人はこんなにイライラせずに暮らせるんだから。

閉鎖の理由はわからないが、堤監督には是非ともブログを再開していただきたい。
納豆を克服出来たか知りたいし。
空の写真も好きだったし。
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