勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

夏のもうひとつの記憶

2006-08-31 | Pluviaの窓(写真のお喋り)
先日「夏の花」と言う記事をエントリーした。
夏の花の代表として百日紅はあちこちで見かけるが、夾竹桃はあまり見かけなくなったと言うような内容だ。
最初に「Pluviaの窓」と言うブログにこの記事をエントリーした時、夾竹桃についてのコメントを頂いた。
さっそくこの方のブログを訪問し、夾竹桃に関する記事を読ませていただいた。
【夾竹桃は原爆と一緒に記憶される[夏の花」である】と言う内容だった。

昔日本が戦争をした。
中国を始め、アジアの国々を占領しようとした。
長崎と広島に原爆を落とされ、8月15日に終戦した。

無論それ以外の知識も、乏しいながら持ってはいる。
開戦の理由や、当時日本が置かれていた状況、アメリカとの関わり、東京大空襲、そして原爆。
わかってはいるが、それは単なる知識でしかない。

夾竹桃で「原爆」の記憶が蘇る。
夾竹桃の鮮やかなピンクが、被災した方の傷を思い起こさせる。
実に生々しい、残酷な記憶だ。

ここで戦争について語るつもりはない。
だが、今現在戦地にいる人がいて、私の友人の中にその家族もいる。
去年はアフガニスタンに、今年はイラクへ派遣された。
アメリカでは兵士の数が絶対的に足りなくなっており、帰還兵も再び戦地に戻らなけらばならない状況だそうだ。
ひたすら無事を祈りたい。

戦争なんて昔の話だと思ったら大間違いなのだ。
知らないことは罪ではないが、知ろうとしないことはやはり罪なのかもしれない。



(このエントリーに関しては、赤やピンクの夾竹桃は投稿できなかったので、白を選ばせていただいた。
また「靖国問題」で揺れている最中の投稿も遠慮させていただいた)
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