雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

ライブ

2018-05-09 | 本・ライブ
最近ライブ ご無沙汰です。

近いところでは、2月に神戸聖愛教会でのリコーダーコンサート。
久しぶりに「積志カルテット」の演奏を聞きました。
アマチュアですが、それはそれは素晴らしい。
楽譜の出版やCDも出しています。
リコーダー界では、有名な方々です。
ぜひユーチューブで聞いてみてください。
聖愛教会の牧師さん率いる「せいあいパイパーズ」とのジョイントでした。
透明な音が教会に響きました。

去年の12月は、スーパーリコーダーカルテット。
待ちわびたSRQの演奏会でした。
新しいCDからの選曲。
もちろんCD購入。
先生たち全員にサインしていただきました♪

また生が聴きたい~。


劇場

2018-04-05 | 本・ライブ

又吉直樹の小説。
「火花」に続いて読むのは2冊目。

売れない劇団の脚本家と女子大生沙希の物語。
「火花」でも思ったけれど、とにかく文章がほんとうに巧み。
瀬戸内寂聴に上手いと言わせただけある。
心理状態をよくここまで書くかという表現力にただただ感心する。

出会いから物語の終わりまでの、二人の変化が切ないね。
屈折した心、プライド、劣等感、優越感。
紗希への思いを素直に伝えられない…僕。

辞めていった劇団員青山と僕との、長文の激しいメールのやり取り。
本音のぶつけ合いはすさまじかった。

「劇場」の脚本家、「火花」のお笑い芸人は又吉氏をほうふつさせる。




いのち

2018-03-30 | 本・ライブ

95歳の瀬戸内寂聴最後の長編小説。

早くあの世に行って皆に会いたい・・・そう言っていた寂聴さん。
今はもうあの世で誰にも会いたくないとTVで言っていた。

多くの作家仲間たちを見送ってきた。
実名で多くの作家たちのその時々の言葉が出てくるのが興味深い。
丹羽文雄・岡本太郎・三島由紀夫・円地文子・今東光・・・。
昭和文壇の裏模様も。

ライバルであり親友であった作家河野多恵子、大庭みな子との赤裸々な友情。
見送った二人の死。
プライベートな会話をここまで書き残されてはとも思うが、
二人とも亡くなっているからいいのとインタビューで答えていた。
また書いておかなくてはとも。お二人の夫婦の有り様も波乱万丈。

400冊もの著書。200万枚もの原稿。
大病を患い痛みとの戦いの中で、何度か連載を休みながら書き上げたこの本。
寂聴さんにとって書くことが生きること。
まさに命を削るように。

最後にこう結んであった。
生まれ変わっても小説家でありたい。それも女の。







辻仁成の本

2018-03-13 | 本・ライブ

今読んでいるのは「辻仁成」の本。

彼は、大学時代の同級生・女優の南果歩・中山美穂と3度の離婚歴あり。
中山美穂との間の息子さんと、フランスで父子暮らし。
息子さんへのプロ級の愛情弁当インスタが話題に。
作家・歌手・映画監督。女装癖??ナルシスト・・・。
どこかマイナーなイメージだった。

印象が変わったのはNHK「チョイ住みインロンドン」。
俳優の成田凌君とのロンドン暮らしだった。

ここでの彼の振る舞いがとても自然。
海外暮らしの長い彼から、さりげなく凌君にアドバイス。
マイペースで適度な距離。
凌君にお構いなしに、街中で出会った友人と話に興じ。
旅の終わりも、じゃあねとさっさと帰っていくところも彼流のようだ。

ではでは本を読まなくては語れない。

まだ3冊目。
「海峡の光」は芥川賞受賞作。人間の心理描写が鋭い。
軽い恋愛小説を書くのかと思っていた。
どれも妙に印象に残る。
こういう本を書く人だったのだ。

捨て犬の物語で、ローラがダブって何だかね。
泣かされた。




恐るべしジュリー

2017-09-12 | 本・ライブ

沢田研二50周年記念LIVE2017~2018に行ってきました。

50周年ということで、なんと50曲をノンストップで歌ってくれました。
MCは全く入らず。編曲して短くカット。

ありがとう・サンキュー・ありがとね。

入るのはこの言葉のみ。
これは、ジュリー自身にとっての挑戦なんでしょうね。

年季入りのジュリーファンの妹とJちゃん、Mちゃんにくっついていきました~。
ファンクラブに入っているJちゃんのおかげで前から5番目の席。
舞台狭しと走るジュリーの姿もすぐそこでした~♪

イントロが入ると、わ~と歓声。
いきなり1曲目からスタンディングで、立ち見の出る会場はノリノリでした。
それぞれの振り付けも、みなさんちゃんとできるんですね。
つられて立ってましたが、バラードになると座って聞きました。
妹たちは2時間半、最後まで立ちっぱなしでしたよ。
前だったので座っても姿はバッチリ。
時々目線があった~とみんなが思う(笑)

感心したのは、ジュリーの歌唱力。素晴らしかったですね。
高音が伸びやかで低音もしっかり。声量もある。
歌のうまさが進化していますね。
一か所、歌が途切れました。ごめん~切れた~って(笑)。
よく歌詞を間違えないことです。
走って、ジャンプして。水吹いて。
あんなに走っても、息切れせずに歌い続けてるのは立派。
恐るべしジュリー。

24曲歌ったところでやっとMC。
杖を買ったことや携帯の話。ここ三宮界隈を12000歩も歩いたらしい。
誰も遭遇しなかったのかしらね。
携帯の電池がすぐ切れる・・・というところで、
電池じゃあなくて充電!と声が飛んだ。
「電池が切れる」に、ジュリーがすごく身近に感じました(笑)。

オープニングは子供の頃の写真。美しい頃のジュリーの映像。
で、ぱっと本人が登場。この落差(笑)ひゅ~ひゅ~と大歓声♪
最後は「渚でシャララ」に合わせてワイルドワンズと亡き加瀬邦彦さんの映像が。

いつもはMCたっぷりで爆笑らしいのですが、今回は怒涛の歌・歌・歌~。
こんなにたくさん、みんなに愛されるいい歌があったんですね。
東北の震災時に作った歌や、新しい曲でいい歌がありました。
じっくり聞いてみたい曲です。

50曲歌いあげて(素晴らしい!!)
~こんなに多くの皆さんに聞いていただいて感謝です。
 来年は70歳です。
 みなさんも元気でいてくださいね~

最後の曲「いくつかの場面」に、胸がいっぱいになった。
ただ男の色気が感じられなかったのが残念。
そちらの努力もされたらもっと魅力的になる。
ありのままもいいけどやっぱり見た目もね。夢を売る仕事なんだもの。
でもあの歌を聞いたら、体が楽器になってるのかも。

楽しかった♪ みんなありがとう~。








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