
30日をもって閉店させていただきます。
好きだったパン屋さんWがとうとう無くなる。
ここに越してきて30数年。Wのパンは知る人ぞ知るお店なのです。
木のガラス戸の小さな構え。棚に食パンに葡萄パン、アンパンが数種類。
店が狭いので一人づつ入る。寒くても外で待ちます。
父が80を越えて作るのがしんどくなりました。
せめて食パンだけでもと皆さんから言われるのですが、と娘さん。
厚切りにバターを塗ったトーストが好きです。
我が町はパン屋と美容院の激戦区。
昔はここしかなかった。次々とパン屋さんが連立。
こんなにあるのに、食パン専門店がオープンした。
いろいろ味わったけれど最後はここ。
30日は感謝を込めて、お正月の分も買って来ます。
長い間おいしいパンをありがとうございました。
*「カムカム エヴリバディ」
今日からるい(深津絵里)ちゃんの物語が始まる。