心のなか
2022-05-11 | 日々
ダチョウ倶楽部の上島竜平さんが亡くなられました。えっ!ほんとう?と記事を見直しました。突然のことに驚いています。特にファンだったという事でもないのですが、いつもお茶の間を楽しませてくれる明るい芸人さん。自死だそうです。なぜなんだろうと少なからずショックです。
先日の渡辺裕之さんの死も縊死という事。どんな思いだったのだろうと、想像するだけで胸が詰まります。残された妻の原日出子さんのことを思うと余計に辛い。夫が黙って居なくなってしまうなんて。我が身に置き換えると想像が出来ません。原日出子さんは、毎週「京さんぽ」で明るくさっぱりしたお人柄に触れていただけに…。家族が好きなのよ~と、仕事を忘れてよくお買い物をされていました。知り合いでもないのですが、自然ではない、知っている人の死は悲しい。言いようのない虚しさ。
見逃したドラマを見つけては視聴しているのですが、この前「お金の切れ目が恋のはじまり」と言うドラマを見ました。脚本が面白くて見ていたら、主人公の三浦春馬君がどこかに出かけたままで帰ってこない・・・と言う設定になり姿が見えないまま。なんだか変??どうしたのだろうと思っている間に終わってしまった。最後に「春馬くん ずっと大好きだよキャスト・スタッフ一同」とメッセージが出ました。それを読んでそうだったんだと気が付きました。彼の遺作になったドラマだったのですね。役柄はお金に無頓着な御曹司。明るい笑顔がほんとうにキラキラしていました。見るほどに端正な顔立ち。こんな美男子は見たことが無いと見とれてしまうほど。仕事にも才能にも恵まれ人柄も良く羨むような人生を歩いているように見えていたのですが。「セカホシ」も見ていましたよ。笑顔の陰でどんな思いで過ごしていたのでしょう。
相次ぐ自死に考えさせられます。心の中までは見えません。残してゆく家族や大切な人のことを思うと出来ないはず。どんなに辛いことがあってもどんなに苦しいことがあっても、生きていれば、生きていてよかったという時が必ずやって来るのに。不条理に命が奪われているニュースを見聞きしている今だからこそ、生きていて欲しかった。