ここに来た時、すぐ近くに大きな調整池があった。
そにはガマガエルがいて朝から大合唱だった。
今、埋め立てられて、ウエルシア（薬局）になった。
目の前の空き地では、春になるとひばりが空高く飛んで鳴いていた。
今、空き地は全て駐車場になった。
洗濯を干すと、干す側から洗濯ものがバリバリに凍った。
冬には雪が積もって雪だるまをよくこしらえた。窓ガラスもバリバリ。
今、雪が積もることは無くなった。
県立高校があって学生たちで活気があった。少子化で統合され閉校。
今、リゾートマンションのような老人施設になった。
ここに来た時、子供たちでにぎやかだった。その子どもたちも巣立って行き、
今、ほとんどが夫婦二人やおひとり暮らしになった。
家が取り壊され建て替えられて、若い家族が引っ越して来て世代交代。
朝の公園では、散歩の犬がたくさんいた。藤棚の下では犬友さんとおしゃべり。
犬たちも次々と亡くなって（涙）散歩の犬もまばらになった。
高齢者や共働きの若い人達は犬を飼いません。
ここに来て約40年。町も人も変わって行きます。
ずっと昔、ここは小高い丘の雑木林だった。
