脳科学者
2024-08-31 | TV
この前のNHK「スイッチインタビュー」が面白かった。ゲストは脳科学者の西剛志さんとお笑い芸人のゆりやんレトリィバア。意外な組み合わせですね。実はこの12月から拠点を米ロスに移すゆりやん、成功するために脳科学的なアドバイスが欲しいと西氏との対談を希望したようです。
脳科学者と言えば、中野信子さんか茂木健一郎さんしか知らなかったので、西剛志さんは初めてです。企業や教育現場からの講演や本の出版で活躍されているようです。まず西さんの穏やかな話しぶりに好感を持った。さすがですね、ゆりやんの話をよく聞きます。1番に言ったのは、お笑いは素晴らしい。ユーモアは右脳だけでなく左脳も、脳全体を活性化させるんですよと。番組は2回にわたってゆりあんの性格や芸を分析。どれも興味深い内容だった。褒められて育った子、褒められないで育った子、その褒め方にもポイントが。成功する人しない人。話し方にもポイント。そのスピードも。自分を客観視すること。第三者目線から見ること。なるほどね~。中身の濃い対談でした。
印象に残ったのはゆりやんが小さい時から芸人になると決めてずっと今まで来たという事。なりたいとか、なれたらいいではなく、なるんだと。それがすごい。そして現在に留まらず新天地へ挑戦するところも素敵ですね。
西さんは「成人スティル病」で3年間の闘病。その時脳に関する本を読みあさり、工学から脳科学へ転向。病が人生の転機になったそうです。脳を学んで人生観が変わったそうです。話の中で、やってみようと思ったのは「嫌いな人」が居たら、その人の良いところを20個書き出して全体的にその人を見る。そうすればストレスも受けなくなるという話。これもなるほどでした。でも20個あるかしら。「スイッチインタビュー」は好きな番組なのですが、不定期な放送なので見逃さないようにチェックしないとね。今回は、脳科学者の西剛志さんを知ったことが収穫でした。早速本を読んでみようと思う。そしてゆりやん頑張ってね。