前から行きたい所リストに入っていた小江戸と呼ばれる川越に行ってきました。
埼玉県川越市。東京からは約1時間。
今回は、羽田からのシャトルバスで直行しました。乗り換えなしで便利。
飛行機は、夏休みで満席だったのに、バスは3人だけだった。もったいないね。
飛行機の窓から、富士山が見えました。☆写真をクリックすると拡大します。
朝7時に神戸を出て、11時には川越にいました。
観光スポットは、「小江戸川越巡回バス」に乗って移動。これなら1日乗り降り自由です。
まずは、何と言っても蔵造りの町並みでしょう。一番にそこに行きました。
ここは、NHK「世界ふれあい街あるき」で予習済み。番組では、川越出身の大友康平さんの案内でした。
重厚な蔵造りの商家群。この光景は他では見られません。
どっしりとした建物が道を挟んでずらりと続く。
床屋・刃物店・漆器・カフェ・漬物屋・・・などなど。今も店として健在だ。
ごお~んと鐘の音。丁度、12時。
川越のシンボル「時の鐘」が鳴り渡る。
寛永に建てられたが大火で焼失。この鐘楼は明治27年に再建されたもの。
1日に4回、今も町の人たちに時を知らせているんですね。
通りの中ほどに、目を引く洋館があった。旧第八十五銀行。
大正時代の建物で、今もそのまま、りそな銀行として使われています。
川越は、明治26年の大火で町の1/3を焼失。
その時、焼け残った蔵造りを参考にして商家を建て、蔵造りの町並みが出来たらしい。
戦争で焼け残ったものや、その時造られたもの、江戸時代のものなど、
江戸・明治・大正の建物が混在した町でした。
町を歩くとナゼかやたら鰻屋さんが多かった。ナゼ鰻なんだろ。
芋のまんじゅう・羊羹、芋のお菓子は川越名物らしい。
九里(栗)よりうまい十三里(芋)。川越は江戸から十三里。
いも恋まんじゅうは温めて食べる。おいしかった。
ところで、「川越」の由来となった「河越太郎重頼」の娘は源義経の正妻だったそうだ。
建物ともうひとつ素晴らしいのは「川越まつり」氷川神社のお祭りで、29基の山鉾が町を巡行する。
町の自治会が持っている山鉾のてっぺんには、徳川家康・河越太郎・弁慶義経・ゆかりの人物の像が乗っている。
この間、祇園祭で見た山鉾とはまた雰囲気の違った、鉾と祭りです。
日本の祭り。本当にいいですね。
本丸御殿も見ものでした。
嘉永元年、17万石の松平斉典が築城の川越城の一部。
本丸しか残っていないが、その規模の大きさに、江戸の北の守り小江戸と呼ばれたこともうなずける。
ちなみに、すぐお隣が「ウオーターボーイズ」のモデルになった川越高校。
野球部員たちの元気な声が聞こえてました。
その後、喜多院や資料館など見て歩きました。
東京のホテルに着いたのは、18時。
炎天下の中、歩き回っていささか疲れました。真夏の町歩きはよくないですね。
ベットにどて~んと、そのまま1時間も寝てしまった(笑)
翌日は、友人と会いランチ。おしゃべりして4時解散。
夜8時の飛行機に乗るまでの間、日本橋へ。
麒麟の翼、三越のライオン、日本橋の老舗の集まったコレド室町1・2・3を駆け足で見て羽田へ。
一泊二日の東京でした。
PS
そうそう、ドラマ「HERO」の地検城西支部のロケ地はここ、日本橋の三井本館。お隣の三越と共に目を引く立派なビルディングでした。
次は、明治・大正期の建物巡りもしたいですね。